時代が変わっても変わらないのが嫁姑問題。
CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』には、こうした問題について面と向かって言えない思いを吐き出してもらう「嫁姑のコーナー」があります。
3月6日の報道でも怒りのこもった投稿を、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介していきました。
嫁姑の壮絶バトル。嫁の口はディスポーザーではない?
リスナー仲間が支える
日ごろ姑に対する鬱憤を投稿する、常連リスナーからの投稿です。
「皆様、励ましてくださりありがとうございました。姑の激しい性格に、言い返すことはないんですが、スルーすることを習得しましたのでご安心ください」(Aさん)
つボイ「Aさんよう我慢しとる。そこまでやらんでもいいのにって、みんながAさんの心配をしてるんですよね」
Aさんのおたよりは続きます。
「今は昔、私が嫁いだばかりの頃の姑は、今よりさらに威勢がよく、姑の口から数々の武勇伝を聞かされました」(Aさん)
武勇伝は、大酒飲みだった大舅に向かって鍋の蓋を投げつけてやったとか、飲酒運転を止めるために車のフロントに鉈を振り下ろしてぶっ壊してやったなど、凄まじい内容だったそうです。
「皆様、励ましてくださりありがとうございました。姑の激しい性格に、言い返すことはないんですが、スルーすることを習得しましたのでご安心ください」(Aさん)
つボイ「Aさんよう我慢しとる。そこまでやらんでもいいのにって、みんながAさんの心配をしてるんですよね」
Aさんのおたよりは続きます。
「今は昔、私が嫁いだばかりの頃の姑は、今よりさらに威勢がよく、姑の口から数々の武勇伝を聞かされました」(Aさん)
武勇伝は、大酒飲みだった大舅に向かって鍋の蓋を投げつけてやったとか、飲酒運転を止めるために車のフロントに鉈を振り下ろしてぶっ壊してやったなど、凄まじい内容だったそうです。
姑の言葉の意味は?
「もちろん飲酒運転はダメですが、やり方が荒くれ者の所業でございます。今でも姑は…」(Aさん)
次はAさんの姑のセリフ。つボイが姑キャラになりきって読み上げました。
「『Aちゃんは大人しい控え目か知らんけど、私は我慢なんてできんで、言いたいことがありゃあ言わなおれんでねえ。我慢なんかしたら私がどうにかなってまうわ』
と大威張りで言っております。まるで大人しい私が間違っているかのような言い草です」(Aさん)
つボイ「これは『私の嫁時代より、Aちゃんはようやっててくれるなあ』ということを言ってるんじゃないですか?」
姑の荒々しい言葉はAさんに対する優しさの裏返しと取ったつボイですが、小高はさらに裏を読みました。
小高「それは気を遣ってるのではなく、だから私は嫁に対しても我慢しませんよ、という宣言ですね」
「我慢できない性格なので、お嫁さんにも我慢はしませんよ、というプレッシャーをかけている」と解説する小高。
嫁としての経験からなのでしょうか。説得力があります。
次はAさんの姑のセリフ。つボイが姑キャラになりきって読み上げました。
「『Aちゃんは大人しい控え目か知らんけど、私は我慢なんてできんで、言いたいことがありゃあ言わなおれんでねえ。我慢なんかしたら私がどうにかなってまうわ』
と大威張りで言っております。まるで大人しい私が間違っているかのような言い草です」(Aさん)
つボイ「これは『私の嫁時代より、Aちゃんはようやっててくれるなあ』ということを言ってるんじゃないですか?」
姑の荒々しい言葉はAさんに対する優しさの裏返しと取ったつボイですが、小高はさらに裏を読みました。
小高「それは気を遣ってるのではなく、だから私は嫁に対しても我慢しませんよ、という宣言ですね」
「我慢できない性格なので、お嫁さんにも我慢はしませんよ、というプレッシャーをかけている」と解説する小高。
嫁としての経験からなのでしょうか。説得力があります。
嫁の口の役割
「嫁姑コーナーにこっそりメールをします」(Bさん)
つボイ「『こっそり』ということは、敵が家中にいる人かもしれませんね」
「うちの姑は私に、あんたにこれあげるわ、と言っていつもいろいろと私にくれます」(Bさん)
つボイ「あんたにはひとつもやりたない、言う人もいる中で、これはええことやんなあ」
「しかし、その時いつも、『あんまり、これ、美味しくないでね』と言っております。美味しくないものはいらん。なんで姑のいらんものは嫁ばっかりに来るんでしょうか?悔しいです」(Bさん)
小高「私はいらんけど、もったいないで誰かが食べて。お、嫁がいるから、嫁にやろう」
つボイ「嫁の口はディスポーザーか!」
ディスポーザーは、台所の排水溝に取り付ける家電製品。排水溝に流された生ゴミは細かく粉砕されて水道水と共に処理されます。
嫌な生ゴミをなんとかしたいという主婦の声に応えて、1927年にアメリカで発明されました。
つボイ「この文章からすると、嫁にはろくでもないものばっかり来るようですねえ」
小高「しなびたリンゴとか、そういうのじゃない?」
つボイ「『こっそり』ということは、敵が家中にいる人かもしれませんね」
「うちの姑は私に、あんたにこれあげるわ、と言っていつもいろいろと私にくれます」(Bさん)
つボイ「あんたにはひとつもやりたない、言う人もいる中で、これはええことやんなあ」
「しかし、その時いつも、『あんまり、これ、美味しくないでね』と言っております。美味しくないものはいらん。なんで姑のいらんものは嫁ばっかりに来るんでしょうか?悔しいです」(Bさん)
小高「私はいらんけど、もったいないで誰かが食べて。お、嫁がいるから、嫁にやろう」
つボイ「嫁の口はディスポーザーか!」
ディスポーザーは、台所の排水溝に取り付ける家電製品。排水溝に流された生ゴミは細かく粉砕されて水道水と共に処理されます。
嫌な生ゴミをなんとかしたいという主婦の声に応えて、1927年にアメリカで発明されました。
つボイ「この文章からすると、嫁にはろくでもないものばっかり来るようですねえ」
小高「しなびたリンゴとか、そういうのじゃない?」
姑を偲んで
「戦い続けること38年。昨年末、姑が施設に入りました。今は心も身体も、そしてお口もお達者な姑さんがいるリスナーさんたちがちょっと羨ましいです。かといって要りませんけどね」(Cさん)
小高「そういうおたより、時々いただきますもんね」
つボイ「かと言っていらんよ、ということです」
「当時はいちいちムカついておりましたが、今考えると、あんなにできた姑さんはまずいないだろうと懐かしくなります」(Dさん)
Dさんが母の日にプレゼントをしたら、姑さんは後日、ストッキングを買ってくれたそうです。
「いまそのことを思い出して、ちょっと涙ぐんでおります」(Dさん)
小高「いい関係じゃないですか」
小高「そういうおたより、時々いただきますもんね」
つボイ「かと言っていらんよ、ということです」
「当時はいちいちムカついておりましたが、今考えると、あんなにできた姑さんはまずいないだろうと懐かしくなります」(Dさん)
Dさんが母の日にプレゼントをしたら、姑さんは後日、ストッキングを買ってくれたそうです。
「いまそのことを思い出して、ちょっと涙ぐんでおります」(Dさん)
小高「いい関係じゃないですか」
姑の変化に戸惑う
「最近、姑がやたら私の手や腕や背中を撫でながら、『ありがとね、世話かけるね。あんたが嫁さんで本当に良かった』など、私を褒め称えてくれるんです。それがまた気持ち悪くて鳥肌もんです」(Eさん)
暴言を吐かれて腹の立つ日々を送っていたのに、姑の変わり様に戸惑うEさん。特にEさんの旦那がいない時にベタベタ、スリスリと触ってくるそうです。
「気が弱くなった姑、私の言うことを聞かせるには褒めておけばいいだろうというのがビンビン伝わってきます」(Eさん)
つボイ「世話してもらうためには、嫁を褒めとかないかんかなあという作戦」
小高「下心と言うと、いやらしい感じになるけども、よろしくねっていうふうにね考えたらどう?」
「本音を言わせてください。褒め言葉もスキンシップもやめてくれ。あんたに褒められるのも触られるのも気持ち悪いんじゃ。胸糞悪いんじゃ。なんで主人がいない時に寄ってくるんだ~」(Eさん)
小高「バチバチするのもあれだけど、あんまり近すぎるのも嫌。適当な距離感でサバサバって付き合いたいなってことですね」
嫁姑の間にはいろんなことがあるものです。
(尾関)
暴言を吐かれて腹の立つ日々を送っていたのに、姑の変わり様に戸惑うEさん。特にEさんの旦那がいない時にベタベタ、スリスリと触ってくるそうです。
「気が弱くなった姑、私の言うことを聞かせるには褒めておけばいいだろうというのがビンビン伝わってきます」(Eさん)
つボイ「世話してもらうためには、嫁を褒めとかないかんかなあという作戦」
小高「下心と言うと、いやらしい感じになるけども、よろしくねっていうふうにね考えたらどう?」
「本音を言わせてください。褒め言葉もスキンシップもやめてくれ。あんたに褒められるのも触られるのも気持ち悪いんじゃ。胸糞悪いんじゃ。なんで主人がいない時に寄ってくるんだ~」(Eさん)
小高「バチバチするのもあれだけど、あんまり近すぎるのも嫌。適当な距離感でサバサバって付き合いたいなってことですね」
嫁姑の間にはいろんなことがあるものです。
(尾関)
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