つボイノリオの聞けば聞くほど

ラジオの魅力。病気を克服した他人の投稿に励まされる

見ず知らずの人の体験談が読まれることで、自分の気持ちを切り替えられるのがラジオ番組の魅力です。

2月8日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、あるリスナーの投稿が別のリスナーに勇気を与えたエピソードを紹介しました。

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記念日週間

まずは夫婦の記念日の話題です。

「本日27回目の結婚記念日です。毎年この10日間は大事な日でありまして、1月29日は奥さんの誕生日で、めでたく還暦を迎えました。

31日は私の誕生日ですが、記念すべき歳にあと2年の67歳です。そして今日が結婚記念日となかなか忙しい10日間です」(Aさん)

この番組のリスナーにとって「記念すべき歳」は69歳のことです。

「このくらいの歳になると、お互いプレゼントに『何がいいか』と聞いても特に欲しいものがなく、今年はケーキでも買ってくるかとなり、29日は私が買ってきました。

31日は仕事に出掛ける際に妻が『ケーキ買ってくるね』と言っていたのですが、仕事がなかなか終わらずコンビニのケーキでした。今日は私が何をプレゼントしましょうかね」(Aさん)

つボイ「お互いにこういう風に何しようと考えているのが、いいことやないですか」

何気ないこういう日々が貴重ですね。

あきらめないで

「番組冒頭の『がん治療の甲斐あって普通に日常を送っています』という投稿を聞いて、希望を持ちました」との書き出しで始まるBさんの投稿。

その前に、番組冒頭で紹介されたCさんの投稿を紹介します。

「今日は2月8日、還暦を迎えました。
まさか2021年8月に肺がんステージ3Bと診断された時には、『私は還暦はないな』とあきらめましたが、放射線治療、1年に渡る抗がん剤を経て、ほぼ日常に支障をきたすことなくこの日を迎えました。褒めてもらいたいです。

なんらかの治療中、これから治療が始まるというリスナーの方もいるかもしれませんが、私のようなものも確実にいるのであきらめないでくださいね」(Cさん)

がんが見つかってから3年半、治療の後、めでたく還暦を迎えたCさんです。

希望を持って

このCさんの投稿が、Bさんの気持ちに響いたそうです。

「この一週間、重い気持ちで過ごしてきました。今年、喜寿を迎えた母に大腸がんが見つかり、肝臓に転移が見られると病院から連絡があり、連休明けの火曜に本人とともに病院で詳しく説明を聞きに行くのです。

ずっと悪い方にしか考えが及ばず、本当に気持ちが重くて重くて仕事をしていましたが、先ほどのCさんの投稿を聞き、希望を持って私たちまわりの家族が明るくしようと思いました。投稿された方に感謝です」(Bさん)

つボイ「いろんな境遇の方が聞いてらして、人生いろんな局面に立ちます。自分が病気になったり、家族がなったり。その時の気持ちをお互いに話し合うことによって、寄り添えたり、生きる姿勢が変わったりします。人生の節目いろいろありますね」

サクラ咲ケ

最後はちょっと楽しいおたよりです。

「今日は孫の推薦合格者発表の日です。緊張しています。早く『サクラ咲ク』の連絡が欲しいです」(Dさん)

つボイ「これも人生の節目のひとつです」

小高「お孫さんより緊張しているかもしれませんね」

もうしばらくすると春です。別れがあったり、新しい出会いがあったり。前向きな気持ちでその変化を待ちましょう。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年02月08日10時54分~抜粋

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