11月14日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)、「ムカつく相方」のコーナーでは、食パンにまつわる怒りのおたよりを紹介しました。
電子レンジでパンを温めていた妻の行動にムカついた夫、そして焦げ焦げのパンが好きな夫にムカついた妻からのおたよりです。
素手で受け取り右手は真っ赤!
「妻が、食パンをトースターではなく電子レンジで温める方法をどこかで聞いてきました」(Aさん)
実際にやってみると、とにかくパンがやわらかくなって、耳までふかふか。マーガリンを塗って食べると最高においしかったそうです。
「先日その食べ方をしようと、妻が2枚電子レンジに入れました。妻に『僕も食べたいな、ちょうだい』と言うと、『はいよ』とパンを手渡しました」(Aさん)
その瞬間、「熱い熱い!」。なんとAさんは、電子レンジでアツアツになったパンを素手で受けてしまったのです。
「落とすこともできず、右手は真っ赤になりました。それを見ていた嫁は、『どうして手で受けるかな。自分のお皿を出したらそれでいいじゃないの』と大笑い」(Aさん)
怒ろうとしたAさんでしたが、その一言に黙って下を向くしかなかったといいます。
「"ムカつけない相方"というのは、こういうことなんでしょうか。どこに怒りをぶつけたらいいんでしょうか」(Aさん)
父が電子レンジを欲しがったわけ
「でもいいね、ホカホカのふかふか食パン」と、電子レンジでパンを温めることに興味津々の小高直子アナウンサー。
つボイノリオは、電化製品に興味なさげだった父が「電子レンジを買う」と言い出した時のことを思い出していました。
つボイ「あまり普及してないころ。『珍しいことを言うな、何に使うんや』って言ったら、『電子レンジで熱燗をやると、めっちゃうまい』って」
それまで、熱燗にするには湯煎一択しかありませんでした。
つボイ「電子レンジ以前の人類が経験したことのない温め方なわけ。分子レベルから『カー』っと温めてくれる」
小高「今や熱燗ボタンがありますよ」
つボイ「ウチのオヤジ(笑)。酒飲みいうのは、そういう情報は早いわ」
懐かしく振り返るつボイ。
焦げた匂い。犯人は旦那!
さて、続いてもパンにまつわる「ムカつく相方」です。
「先日、家のすぐ隣のドラッグストアでお目当てのお菓子を買えて機嫌よく帰ってくると、どこからともなく焦げた匂いがするんです」(Bさん)
どこからだろうと思いながらBさんが玄関を開けると、焦げた匂いはより一層強くなり、部屋はうっすら白く煙っていました。
「キッチンには慌てて換気扇や扇風機のスイッチを入れる人物。そして窓は網戸。ダイニングのテーブルでは、夜勤前の夕食をのんびり食べてる娘」(Bさん)
その光景を見て、Bさんは一瞬で悟りました。
「『お前か!』そうです。犯人は旦那です」(Bさん)
備長炭ならぬ備長“パン”
Bさんによると、Bさんのご主人は"超"のつく偏食家。
「パンの表面を真っ黒こげにして、備長炭ならぬ備長"パン"にして食べるんですよ。何度言っても止めません。今回のように、焼く前に換気扇を付け忘れると大変なんですよ。カーテンやソファに匂いが付いてしまって…」(Bさん)
Bさんがパンを普通にトーストして出すと、パンとBさんの顔を交互に見比べるというご主人。
「『おいこれかい。なんじゃおい、白いやないかパン。焼き方どうなっとる』と言いたげな表情で、不満そうなのがとーってもムカつきます」(Bさん)
小高「焦げ強め好きはあるけど、備長パンになるまで?備長でやってないけど備長パンね(笑)」
そこまで焦げてしまうと、身体にもよくないと心配する小高。
焦げ焦げ好きにふかふかを
つボイ「肉で言いますと、ウェルダン」
小高「ウェルダンすぎるやろ。焦げ目強いの好きな人はいるけど」
つボイ「レアの人もいますよね。まあ皆さんミディアムでしょうけど、こちらの方はとにかくしっかり!」
小高「焦げ焦げが好きなの?」
ここで小高がある提案を思いつきます。
小高「電子レンジのふかふか出してみたらどうでしょう、その焦げ焦げパン好きな旦那さんに」
焦げ焦げと真逆の電子レンジで温めるふかふかパンを出したら、Bさんのご主人はどんな表情を見せてくれるのでしょうか。
Bさん、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年11月14日10時01分~抜粋