『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の「トーマスの箱」コーナーでは冒頭、取り上げる話題にちなんだ曲が流れます。
11月9日の放送でかかった曲は、KONISHIKIさんが「コニちゃん」名義で歌っている「諭吉の学問」。
諭吉といえば、あればあるほどうれしいアレの肖像画になっている方ですね。
1万円札の製造が終了
福沢諭吉の肖像画が描かれた1万円札が、9月までに製造終了になったことが先日報じられました。
あわせて樋口一葉の5千円札、野口英世の千円札も製造が終了しているとのこと。
新札は2024年から発行予定で、新しい1万円札の肖像画は資本主義の父、近代日本経済の父といわれる実業家、渋沢栄一であることがすでに発表されています。
昨年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公としても描かれました。
なお、新5千円札は津田梅子、新千円札は北里柴三郎となる予定です。
「福沢諭吉様には逃げられてばかりだったので、心機一転、渋沢栄一様が私の懐に入ってくれたらいいなと思っています」(Aさん)
「我が家では福沢諭吉さんとあまり相性が良くないようで、来てもすぐに出て行きます。
渋沢栄一さんとは末長く付き合っていきたいので、1人でも多く訪れてほしいと思います」(Bさん)
福沢諭吉さんとは、残念ながらご縁の薄い方が多かった模様。
「栄一」は呼びにくい?
1万円札のことを「諭吉」と呼ぶ方もいますが、新しいお札になると、当然呼び方も変わります。
「1万円のことを『諭吉様』と呼んでる人がいましたけど、『栄一』になるのでしょうか。
エイイチさんは結構いる感じがするので、『渋沢』の方がめんどくさくなくていいなと思いますが」(Cさん)
特に1万円札1枚の時に「栄一1枚」という時は、1が被って言いにくい感じがします。
つボイ「ユキチさんはなかなかいない名前ですけど、エイイチさんやと結構おるもんやから。
『昨日、エイイチさんがたくさんウチに来たよ』って言うたら、ドッと振り向くで」
小高直子アナウンサー「『渋沢様が来るよ』って言うんですかね」
つボイ「渋ちゃんでええやん」
「諭吉が3人」などという言い方に変わり、果たしてどんな呼び方が定着するのでしょうか?
新札は2年後に登場
9月で現行の1万円札の製造が終了した一方で、すでに6月からは新1万円札の製造が本格化しているようです。
福沢諭吉は1984年(昭和59年)に聖徳太子から替わっています(途中でデザインは変更されています)。
大昔は1万円札といえば、聖徳太子というイメージが強かったのですが、もう40年近くも経っていたとは、時代の流れを早く感じます。
そして新しいお札は2024年上期の予定とのことですが、いつごろ私たちの手元に届くのでしょうか。
最初は「おもちゃの紙幣みたい」と思いそうですが、次第に慣れていくことでしょう。
つボイは最後に「みなさまの元に渋沢さんが『ドーッ』と訪れることをお祈りしながらフタを閉めます」と言いながら、トーマスの箱を閉じました。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年11月09日10時13分~抜粋