コロナ禍における恋愛は、一筋縄ではいきません。例えばキスひとつとっても、「マスクをいつ外すのか」というこれまでにはなかった問題がひとつ発生しています。
9月26日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)「男と女のコーナー」では、マスクをしている状態でのキスのタイミングについて大いに盛り上がりました。
陰性証明で期待させる
「マスクをしてのキスのタイミングですが、まずはデートの前にお互いのコロナの陰性証明を見せあって、今日はなにかあると匂わせます」(Aさん)
「『これね、僕の陰性証明』」とさわやかに演技するつボイノリオに、「ことさら陰性証明を見せる」と笑ってしまう小高直子アナウンサー。
相手に「今日は何かある」と期待させることが、まずは第一歩のようです。
「絶好のタイミングになったら、お互いにしばらく見つめ合って、まずは自分のマスクを取れば、相手も自分で取るはずです。相手が取らなかったら、絶好のタイミングではなかったかもしれないので、次の手だてを考えた方がよいかもしれません」(Aさん)
つボイ「夜空を見ながらスッとマスクを取ったときに、なんも言わんでも『おっとー!来るかー!』って」
小高「わかりやすいですよね。何気なくマスクを取ったふりして、相手も取ってくれれば、結構その気なのかと思うかもしれないけど。ずーっとされてたら、それは"拒否"や」
男心を手玉に取る女子
同じタイミングでマスクを外したら、キスのタイミングで間違いなし?と思いきや、なんと100%ではないようです。
小高「だけど、自分が取ったあと相手が取ったからといって、OKとは限らんのです!人が取ったのを見たら『そういえば私も息苦しかったわ』と思って取る場合もあるし」
自分がマスクを外したのに、相手が外さなかった場合は「拒否」。しかし相手も外したからといって、必ずしも「OK」ではないというのです。
なんと難しい話でしょう。
つボイ「私が女子だったら…まず相手がマスクを取りました、私も取りました。相手が『おっ!』と思って近づいてきました。ふっとまたマスクしたんのや。『別に何にもあらへんのやでー、ちょっと息苦しかっただけや』。そんな女子になるかもわかりません、私は」
自分は男心を手玉に取る女子だったかもしれない、と想像するつボイ。
マスクを外すと人相が違う
さらに小高は「マスクを外すと相手が冷たくなるかもしれない」と、コロナ禍ならではの「あるある」について言及します。
小高「マスクを外すとね、人相が全然違うときがあるのね。『なんか思ってたイメージと違いました』ってことが(笑)。あるんです!」
つボイ「それ、女子の気持ちばっかりやない。男子も同じ。マスクでどんだけ救われてたかや、今まで。コロナだけでなく、他のことでも救われる」
小高「化粧もええ加減でええしね」
「マスク美人」という言葉も生まれました。異性の前でマスクを外すことを考えただけで恐怖、という人もいるかもしれません。
難易度はブラジャーが上!
まだまだマスクの悩みは尽きません。
「『チューのとき、マスクを外したか』とか言ってますが、大事なことを忘れてませんか?
マスクをしているときって、口臭が強烈になりませんか?ギリギリでマスクを外すと臭いがすごいので、チューには向きません!デート中はマスクを外しても問題にない、車中デートがおすすめです」(Bさん)
口臭問題はかなり深刻です。
「マスクをいつ取るかの問題ですが、野暮な質問です。これは『ブラジャーはいつ取るんですか?』と同じだと思います。流れとタイミングです。個人的には"ずらす"というのも好きです。ウフ」(Cさん)
小高「ブラジャーの場合は衣服が1枚2枚乗っかってますからね。難易度でいくとブラジャーの方が高いです!」
ごもっとも。
ブラジャー姿なのにマスク着用?
つボイ「ブラジャー姿になったらもう、OKやないのか。それは」
小高「そうそうそう、そうなんですよ。それはね、否定しない」
つボイ「ぜひみなさん、ブラジャー姿まではこぎつけていただきたいですよね!」
小高「何のコーナー、これ」
そしてつボイが、またおかしなことを想像します。
つボイ「ブラジャー姿になってるのに、マスクしてる女の人っておるやろか」
小高「そりゃでも、衛生観念からするとそういうことだってあるんじゃないですか?コロナ禍恋愛はむずかしいね」
非常に相性が悪い、コロナと恋愛。なんとか乗り越えて、熱い恋をしてください!
(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年09月26日10時04分~抜粋