CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「虫のコーナー」。
いろんな虫が出てくる季節になりました。7月19日放送で取り上げた昆虫はラブバグ。
直訳すると「愛の虫」ロマンチックな名前ですがその実態は?
つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを紹介します。
ラブバグとは?
ラブバグが話題になったのは、最近ソウルの一部の地域に大量発生したのがきっかけ。
ある市民はブログで「最初は数匹殺せば済むと思っていた。居間の天井に2匹くっついているのを、紙で処理したら、1時間ほどでまた8匹ほど現れて、怖さを感じた」と経験談を綴りました。
ラブバグは中央アメリカ南東部海岸地域で発見され、1cmほどのハエ目の昆虫です。
なぜ「ラブバグ」と呼ばれるのか、というと、交尾する間はもちろん、飛び回る時も雄雌がくっついているためだそうです。
つボイ「つまりエッチばっかりしている。だからラブバグ。きれいな名前つけましたね」
実は昨年、沖縄でもラブバグが大量発生していました。
小高「その時は日本語で『交尾虫』というわかりやすい名前がついていたみたいですね」
交尾虫とラブハグ、意味は同じでも響きが全然違います。
人生の7分の1は交尾
ラブバグに興味をそそられた模様のつボイ。
つボイ「生きてる間の7分の1は交尾しているらしいです。生きている間はたぶん2週間くらい。
なんでそうするかというと他の精子を入れんように、俺が独占しとるという意味です。
7分の1を人間の人生に換算すると、11年4カ月やり続けているわけです。
人間に置き換えたら、あいつはなんじゃとなります」
小高「すぐ新しい相手が見つけられるということですか?」
つボイ「それがオスはかなりへとへとになってる」
かなり独占欲の強いオスのようですが、そのために必死なのですね。
進行方向はどっち?
小高はラブバグの写真を見て素朴な疑問が浮かんだようです。
「お尻とお尻をくっつけている形です。二匹があっちの方向を向いているわけです。これ進行方向はどっちになるんでしょうね。
いろいろ動いているんでしょ。それはお互い譲り合ってるのかな」
つボイ「私の感覚でいうならメスがダーッと行くと思うわ。オスはもうヘトヘトやから。動くエネルギーがない。メスは元気やから」
ラブバグの別名が「ハネムーンフライ」と聞いて「ロマンチック!」と声を上げる小高。
ハネムーンの時は結合しっぱなし、ということでしょうか。
ちなみに「ラブバグ」には毒性がなく、人を刺さず病気を移すこともありません。
しかし特有の形が嫌悪感を与える上、人にも近づく習性があり、韓国市民を苦しめているそうです。
主導権はメス
「交尾中のラブバグはどっちの方向に進んでいくか問題」について、このような回答が寄せられました。
「メスの方が身体が大きいので移動などの主導権はメスが取ると言われています。やるだけやったらオスはくたーとしてる」(Bさん)
つボイの体験的予想が当たっていました。オスはラブバグも人間も同じで「くたー」ということでしょうか。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年07月19日10時08分~抜粋