1月6日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』にリスナーのAさんから「新年のあいさつは1月の何日まですればよろしいでしょうか?」という質問が届きました。
Aさんは、昨年、1月15日頃近所のおじさんに「あけましておめでとうございます」と言ったら、「いつまでも正月気分だ、めでたい奴だな」と言われたそうです。
つボイノリオと小高直子アナウンサーがこの問題をリスナーとともに考えます。
三日から節分まで
つボイは「定義はないけど、年が明け初めて会った人にはだいたい『おめでとうございます』でいいのではないでしょうか」と大雑把に考えます。
しかし、実際は人それぞれのようです。
「節分までは使います。もちろん、今年初めて会った人だけにですけど」(Bさん)
「1月3日まででいいんじゃないですか」(Cさん)
つボイは「つまり三が日までですね」と、これも納得できます。
三日から節分までと、かなりの幅が出ましたが、どれが正解というものではなさそうです。
年賀状はいつまで?
ここで別の問題も発生しました。Dさんからのおたよりです。
「年賀状の返送はいつまででしょうか。1枚だけ印刷するか、わざわざ絵つきの5枚組を買うのもな、と思いますしね。年賀状の宝くじの当選発表までに送ればいいでしょうか」
つボイは「この区切りは正しいです」と明言します。
「この人に出さないかんというとき、当選番号見てはずれてたらこの人に出そう。そういう風に思うから、当選発表の後に来る年賀状はカスみたいなものばかりですよ」
小高は「込められた気持ちは?」とはずれの年賀ハガキはカス説に疑問を抱き、「お年玉はなくても年賀状はうれしいものですよ」と諫めます。
だんだんに正月気分がぬけ
話は戻って、いつまで「あけましておめでとう」と言うかです。
「松の内です。7日あたり。この辺りでお正月もおしまいということで通常のあいさつに戻します」(Eさん)
「以前は、小正月という言葉があって、15日くらいまでですが、今は松の内かな」(Fさん)
3日、7日、15日、節分といろいろな考えがあります。
小高は「ちょっとずつグラデーションで正月気分が取れていく。門松も引っ込めて、鏡餅を開いたり、だんだんに」と。その気持ちにあわせてあいさつをすればいいでしょう。
仕事始め
テレビやラジオが生活の区切りになっている人も多いです。
つボイ「テレビをつけた時、通常通りの番組になってきた。そのとき日常が戻ってきたという感じかな」
小高「例えば今年CBCラジオは5日から通常放送に戻りましたが、私は5日に会社に来るので、5日が一番『あけましておめでとうございます』と言っていますよ」
つボイ「仕事始めによる。10日が会社始めならその日に一番『あけましておめでとう』と言う。これは法律で決まっていることではないので、各ご自由に」
小高「自分の中でお正月気分がとれた時でいいんじゃないでしょうか」
ということで、各自の気分次第のようです。
お年玉をくれるまで
その後もまた「新年のあいさついつまでやるか」という話題にリアクションが寄せられました。
「仕事始めに結構やらかすのが書類の年号間違い。しばらくは令和3年とか2021年とか書いてしまう。これが直った時にもうあいさつはしなくていいと思います」(Gさん)
小高「それなら1ヶ月くらいかかっちゃうんじゃない?」
「何を皆さん呑気なこと言ってるんですか。今年はもう11ヶ月と25日しかないですよ」(Hさん)
小高は「はやカウントダウンしてるの」と驚きます。
「こどもの頃はお年玉くれるまで言いました」(Iさん)
「おめでとう、おめでとう、手を出しながら言い続ける」。もはやあいさつというより要求です。
小さいうちはかわいいですが、これを何歳まで続けるかまた、考えものです。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年01月06日09時57分~抜粋