『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の名物「オレオレ詐欺のコーナー」も長く続けてきましたが、詐欺の被害は減りそうにありません。
12月22日放送もつボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げますが、つボイは「私たちずっとしてますが、相変わらず典型的な手口で何千万円取られましたという方がいらっしゃる。僕らの力不足です」と悔しがります。小高は「繰り返しやらないとね」と心を新たにします。
いまだ減らない「オレオレ詐欺」の手口
公共料金を語る詐欺
公共料金は身近なものですが、それを利用した詐欺があるようです。
「東京の水道局を語って、未払金の請求をする文面でURLに誘導させる詐欺が起きています。この手口は『ガス・電気などを停止されると困る』という相手の心理につけこんだものです」(Aさん)
小高「公共料金の場合は、一回電話を切って、メールも閉じて、自分でその水道局とか電気会社に連絡するといいですね」
そんな方法で被害を逃れた方もいます。Bさんからのおたよりです。
「母が電話に出ると、警察署員を名乗る男が『逮捕された詐欺グループの名簿にあなたの名前が載っています。それで連絡しています』と。母が『そうですか、警察署に連絡して確認します』と言うとぷっと切れました」
つボイ「本当はこの先に続きがある。小高さんが言ったように『自分で確かめる』と言ったのがよかったです」
小高「一回目は見破ったけれど、二回目でだまされるというパターンもありますね。電話はだまされなかったけど、その後『警察です』と名乗ってきた人にだまされる時があるそうです」
一回ほっとするとだまされやすくなる傾向があるようです。
「東京の水道局を語って、未払金の請求をする文面でURLに誘導させる詐欺が起きています。この手口は『ガス・電気などを停止されると困る』という相手の心理につけこんだものです」(Aさん)
小高「公共料金の場合は、一回電話を切って、メールも閉じて、自分でその水道局とか電気会社に連絡するといいですね」
そんな方法で被害を逃れた方もいます。Bさんからのおたよりです。
「母が電話に出ると、警察署員を名乗る男が『逮捕された詐欺グループの名簿にあなたの名前が載っています。それで連絡しています』と。母が『そうですか、警察署に連絡して確認します』と言うとぷっと切れました」
つボイ「本当はこの先に続きがある。小高さんが言ったように『自分で確かめる』と言ったのがよかったです」
小高「一回目は見破ったけれど、二回目でだまされるというパターンもありますね。電話はだまされなかったけど、その後『警察です』と名乗ってきた人にだまされる時があるそうです」
一回ほっとするとだまされやすくなる傾向があるようです。
3000万円を奪われる
次は典型的なオレオレ詐欺です。一度は断ったのですが…。
「神奈川県横浜市に住む90歳代の女性宅に息子を装った男から『会社の金を使いこんでしまった、3000万円貸して欲しい』と電話があり、昼頃に会社の税理士の息子と名乗る男が現れたが、女性は『息子に渡す』と断りました。
しかし1時間後、男がトイレを貸して欲しいと再び現れ、女性宅にあがりこみ、紙袋に入れて廊下に置いてあった現金を持ち去ったということがありました」(Cさん)
つボイ「いったんは男に渡さないところはよかったのですがね」
Cさんはこう続けます。
「大金を家に置かない、なぜ留守番電話にしなかったのか、知らない人を家にあげてはいけない、と思いました」
つボイ「教訓でしょうね」
小高「老後のお金を全部引き出してきたのかもしれないですしね」
みなさんいろいろな事情がありますが、気をつけましょう。
「神奈川県横浜市に住む90歳代の女性宅に息子を装った男から『会社の金を使いこんでしまった、3000万円貸して欲しい』と電話があり、昼頃に会社の税理士の息子と名乗る男が現れたが、女性は『息子に渡す』と断りました。
しかし1時間後、男がトイレを貸して欲しいと再び現れ、女性宅にあがりこみ、紙袋に入れて廊下に置いてあった現金を持ち去ったということがありました」(Cさん)
つボイ「いったんは男に渡さないところはよかったのですがね」
Cさんはこう続けます。
「大金を家に置かない、なぜ留守番電話にしなかったのか、知らない人を家にあげてはいけない、と思いました」
つボイ「教訓でしょうね」
小高「老後のお金を全部引き出してきたのかもしれないですしね」
みなさんいろいろな事情がありますが、気をつけましょう。
クレジットの明細
クレジットカードを使う人は多いと思いますが、明細はちゃんと確認しているでしょうか?
「会社が使用しているカードの明細を確認していました。最初、総合計金額がやけに多い。何買ったっけ?…明細を見て血の気が引きました。
誰かに使われています。毎日知らないサイトへ数千円ずつお金が使われています。
カード会社に訂正してもらいました。会社のカードは必ず点検するけど、個人のカードは点検しないことが多いので、一度チェックしてみるといいと思います」(Dさん)
カードの明細も以前はハガキが郵送されていましたが、近頃はネットで自分で確認するものが多くなりました。
その場合、自分からアクセスしないといけないため、チェックし忘れることも多いので要注意です。
「会社が使用しているカードの明細を確認していました。最初、総合計金額がやけに多い。何買ったっけ?…明細を見て血の気が引きました。
誰かに使われています。毎日知らないサイトへ数千円ずつお金が使われています。
カード会社に訂正してもらいました。会社のカードは必ず点検するけど、個人のカードは点検しないことが多いので、一度チェックしてみるといいと思います」(Dさん)
カードの明細も以前はハガキが郵送されていましたが、近頃はネットで自分で確認するものが多くなりました。
その場合、自分からアクセスしないといけないため、チェックし忘れることも多いので要注意です。
カード会社からの電話
ただ何でも疑えばいいというのでもありません。
「先日携帯に知らない番号から電話がありました。登録のない番号には出ないので放置していましたが、何度もかかってきます。
しつこいので番号検索したら、通帳の残高不足で引き落としができなかったという、カード会社からの連絡だったことがわかりました。振込依頼のハガキも来ていましたし」(Eさん)
つボイ「怪しいのと本当のとが混在しているのです。ここの見極めです。それには情報を仕入れるしかない」
いろいろなケースを日頃から聞いておかないといけません。
「先日携帯に知らない番号から電話がありました。登録のない番号には出ないので放置していましたが、何度もかかってきます。
しつこいので番号検索したら、通帳の残高不足で引き落としができなかったという、カード会社からの連絡だったことがわかりました。振込依頼のハガキも来ていましたし」(Eさん)
つボイ「怪しいのと本当のとが混在しているのです。ここの見極めです。それには情報を仕入れるしかない」
いろいろなケースを日頃から聞いておかないといけません。
銀行からおろす時
自分が疑うだけでなく、疑われる経験をした方もいます。
「退職金を預けていた定期預金が満期になって、その銀行の口座を解約しに行った時のことです。
ある程度まとまった金額を受け取る際は、振り込め詐欺予防のために、警察官の立ち合いをさせて欲しいと銀行員に言われました。
生活保安課の私服のお兄さんひとりと制服姿の男女ふたりが来て、個室に通されました。職質そのものでした。
免許証の写真を撮られ、解約の目的を細かく聞かれ、結局現金を受け取ったのは3時間後でした。結構疲れました」(Fさん)
つボイ「銀行もこの客は正規の客か犯罪者なのか、というところです」
小高「銀行さんの機転で助かったというパターンもありますね」
銀行で大金をおろそうとする時は、自分のお金でも時間くらいかかると思った方がよさそうです。
(みず)
「退職金を預けていた定期預金が満期になって、その銀行の口座を解約しに行った時のことです。
ある程度まとまった金額を受け取る際は、振り込め詐欺予防のために、警察官の立ち合いをさせて欲しいと銀行員に言われました。
生活保安課の私服のお兄さんひとりと制服姿の男女ふたりが来て、個室に通されました。職質そのものでした。
免許証の写真を撮られ、解約の目的を細かく聞かれ、結局現金を受け取ったのは3時間後でした。結構疲れました」(Fさん)
つボイ「銀行もこの客は正規の客か犯罪者なのか、というところです」
小高「銀行さんの機転で助かったというパターンもありますね」
銀行で大金をおろそうとする時は、自分のお金でも時間くらいかかると思った方がよさそうです。
(みず)
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