5月5日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』、この日は「カバー曲特集」と題して、さまざまなカバー曲を聴く企画を放送しました。
オリジナル曲の完成された世界観があるため、カバーというのは実は難しいジャンル。しかし中には単なるカバーを超え、ギラギラと輝く曲も存在しています。
金沢明子さんの「イエロー・サブマリン音頭」は、聴く人に強烈なインパクトを与える楽曲。ビートルズの名曲を見事な音頭調にアレンジした、名(迷?)曲です。
ビートルズの名曲を驚愕アレンジ!金沢明子「イエロー・サブマリン音頭」
カバー曲の難しさ
「オリジナルを聞いて、『ああーいい曲だな』と思うことありますが、カバー曲を聞いて『うわっ?こんな感じの曲だったっけ?』って驚くことがありますよね」と小高直子アナウンサー。
愛知県を代表するアーティストで、歌手でもあるつボイノリオが「カバー曲というのは、なかなか大変なんですよ」と語り始めます。
「誰も知らない曲をカバーする人はおらへんでしょ。ヒット曲でしょ。ヒットしたということは、その曲にたくさんのファンがいる。その曲にたくさんの思い入れがあるわけです」
これがカバーの最も難しいところとつボイ。
つボイ「うまくいけばいいけれど、『なんでこんな風に歌う?歌わんでええわ』という空気も絶対片方にあるんですよ」
小高「その歌の価値を下げてもらっては困るわけだ」
思い入れがある曲だけに、オリジナルの雰囲気を壊されることに抵抗がある人が多いのではというのです。
愛知県を代表するアーティストで、歌手でもあるつボイノリオが「カバー曲というのは、なかなか大変なんですよ」と語り始めます。
「誰も知らない曲をカバーする人はおらへんでしょ。ヒット曲でしょ。ヒットしたということは、その曲にたくさんのファンがいる。その曲にたくさんの思い入れがあるわけです」
これがカバーの最も難しいところとつボイ。
つボイ「うまくいけばいいけれど、『なんでこんな風に歌う?歌わんでええわ』という空気も絶対片方にあるんですよ」
小高「その歌の価値を下げてもらっては困るわけだ」
思い入れがある曲だけに、オリジナルの雰囲気を壊されることに抵抗がある人が多いのではというのです。
ビートルズを愛するきっかけ
カバー曲に見え隠れするそんな不安定さをもろともせず、新たな解釈で独自の世界観を確立するケースもあります。
「このくらい突き抜けるとええんと違うか」とつボイが紹介したのは、リスナーAさんからのリクエスト、金沢明子さんの「イエロー・サブマリン音頭」です。
「私、ビートルズの来日の翌年に生まれた人間なんで、金沢明子のこの曲がきっかけで、初めて本家本元のビートルズの原曲を知りました」(Aさん)
その後ビートルズの大ファンになり、ポールマッカートニーの来日公演には5回も参加しているというAさん。
ビートルズを愛するきっかけとなった曲が、金沢明子さんのこの曲だったというのです。
「このくらい突き抜けるとええんと違うか」とつボイが紹介したのは、リスナーAさんからのリクエスト、金沢明子さんの「イエロー・サブマリン音頭」です。
「私、ビートルズの来日の翌年に生まれた人間なんで、金沢明子のこの曲がきっかけで、初めて本家本元のビートルズの原曲を知りました」(Aさん)
その後ビートルズの大ファンになり、ポールマッカートニーの来日公演には5回も参加しているというAさん。
ビートルズを愛するきっかけとなった曲が、金沢明子さんのこの曲だったというのです。
突き抜けたカバー曲の魅力
早速、「イエロー・サブマリン音頭」が流れます。高音でほがらかに歌い上げる金沢さん。軽快で楽しげな曲調は、まさに“音頭”です。
この曲のアレンジを担当したのは、大瀧詠一さん。
「大瀧詠一ぐらいの年代が、日本のポップスをガーっと高めた人」とつボイ。「日本的なもの、西洋的なものを使い分ける名人」だったそうです。
大瀧さんは自身のアルバム『NIAGARA CALENDAR』(ナイアガラ・カレンダー)の中で、クリスマスの名曲を引用した「クリスマス音頭」も発表しています。
つボイ「日本人向けにアレンジすると、イエロー・サブマリンもこうなるし。ジングルベルも、ああなるということを消化できる人ですね」
小高「前提として『やってしまえ!』みたいな。だけど歌う人を上手くしたらここまでくるぞ! ということなのかな」
その曲に思い入れがある人にとって、微妙なカバーは許せないものかもしれませんが、突き抜けたカバーは、新しい魅力に満ちた楽曲になることもあるようです。
(minto)
この曲のアレンジを担当したのは、大瀧詠一さん。
「大瀧詠一ぐらいの年代が、日本のポップスをガーっと高めた人」とつボイ。「日本的なもの、西洋的なものを使い分ける名人」だったそうです。
大瀧さんは自身のアルバム『NIAGARA CALENDAR』(ナイアガラ・カレンダー)の中で、クリスマスの名曲を引用した「クリスマス音頭」も発表しています。
つボイ「日本人向けにアレンジすると、イエロー・サブマリンもこうなるし。ジングルベルも、ああなるということを消化できる人ですね」
小高「前提として『やってしまえ!』みたいな。だけど歌う人を上手くしたらここまでくるぞ! ということなのかな」
その曲に思い入れがある人にとって、微妙なカバーは許せないものかもしれませんが、突き抜けたカバーは、新しい魅力に満ちた楽曲になることもあるようです。
(minto)
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