いま一番の話題と言えば、吾峠呼世晴（ごとうげ こよはる）さん原作の『鬼滅の刃』です。先週16日に封切られた映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」（監督：外崎春雄）は、公開からわずか3日間で興行収入46億円の大ヒットを飛ばしています。
10月19日『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「トーマスの箱」では、岐阜県出身のアーティストLiSAさんによる映画『鬼滅の刃』の主題歌「炎（ほむら）」を紹介しました。
この曲に乗せて、この社会現象ともいえる事態を、つボイノリオと小高直子アナウンサーが語ります。
興行収入3日で46億
映画館に勤める娘さんを持つ方からのおたよりです。
「1日に2スクリーン、19回上映が全部満席。観客数で3,000人以上になるそうです。
これだけ観客が多いといろいろなことがあり、ネット予約したけど発券ができないというので、確認すると前日の分だったとか…。
娘は帰ってきて、『あー疲れた。鬼にやられるわ。なんべん『炎』聞いたやら』と」（Aさん）
小高は「初日だけで興行収入10憶円突破だそうですね」と感心しますが、その興行収入については…。
「土日には親子連れの姿も多く見られたことから、初日から3日間の興行収入は30億円突破確実との声もあります。
ちなみに昨年夏に公開され最終興行収入140億を超えた『天気の子』の、初日から3日間の興行収入が16億4000万円だったことを考えると大記録を打ち立てるかも」（Bさん）
実際の初日から3日間の興行収入は46億円です。
「1日に2スクリーン、19回上映が全部満席。観客数で3,000人以上になるそうです。
これだけ観客が多いといろいろなことがあり、ネット予約したけど発券ができないというので、確認すると前日の分だったとか…。
娘は帰ってきて、『あー疲れた。鬼にやられるわ。なんべん『炎』聞いたやら』と」（Aさん）
小高は「初日だけで興行収入10憶円突破だそうですね」と感心しますが、その興行収入については…。
「土日には親子連れの姿も多く見られたことから、初日から3日間の興行収入は30億円突破確実との声もあります。
ちなみに昨年夏に公開され最終興行収入140億を超えた『天気の子』の、初日から3日間の興行収入が16億4000万円だったことを考えると大記録を打ち立てるかも」（Bさん）
実際の初日から3日間の興行収入は46億円です。
作者は31歳女性
別のことに驚いた方もいます。
「作者は31歳の女性ということで、若さに驚きました」（Cさん）
これは様々なメディアでの推測のようで、公式に発表されていません。
つボイ「漫画家さんとか、こういう人はチャンスのところにいる職業だと思いますね」
ひとつの作品が、映画になったりドラマになったり、グッズができたり、果ては回転寿司チェーンとのコラボなど広がりを見せています。
つボイは「映画は表現形態として結構費用がいります。だけど小説とか漫画家さんは、材料費からいうとあまりかからない」と、元手のかからないことに注目します。
小高が「スクリーントーン高いよ？」とつっこみ。
つボイは「今はスクリーントーン使ってません。全部デジタルでやってません？Gペンもいらないです。
下宿の汚いトキワ荘みたいなところで描いている人も、ロココ調のすごいところに住んでいます。だけど助手の人が、作業場はやっぱりどてら着て昔ながらの一角があると言っていました」
トキワ荘とは、手塚治虫をはじめ昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に暮らしたボロい木造2階建てのアパートのこと。そこから数々の有名マンガ家が生まれました。
「作者は31歳の女性ということで、若さに驚きました」（Cさん）
これは様々なメディアでの推測のようで、公式に発表されていません。
つボイ「漫画家さんとか、こういう人はチャンスのところにいる職業だと思いますね」
ひとつの作品が、映画になったりドラマになったり、グッズができたり、果ては回転寿司チェーンとのコラボなど広がりを見せています。
つボイは「映画は表現形態として結構費用がいります。だけど小説とか漫画家さんは、材料費からいうとあまりかからない」と、元手のかからないことに注目します。
小高が「スクリーントーン高いよ？」とつっこみ。
つボイは「今はスクリーントーン使ってません。全部デジタルでやってません？Gペンもいらないです。
下宿の汚いトキワ荘みたいなところで描いている人も、ロココ調のすごいところに住んでいます。だけど助手の人が、作業場はやっぱりどてら着て昔ながらの一角があると言っていました」
トキワ荘とは、手塚治虫をはじめ昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に暮らしたボロい木造2階建てのアパートのこと。そこから数々の有名マンガ家が生まれました。
オッサンが男泣き
「そういう可能性を秘めているのがわかりますね」と感慨にふけるつボイ。
小高「で、つボイさんは『鬼滅の刃』読んだの？」
つボイ「アニメを見た。2作、3作じゃないよ。1話目や」
小高は「テレビアニメの1話目を見た!?」と驚きます。
それでここまで語るのか。
Cさんからは「最後、52歳のオッサンが男泣きしました」と感動のおたよりも届いています。
小高は「オトナが大感動する作品なので、ここまでの人気なんでしょうね」と締めました。
小高「で、つボイさんは『鬼滅の刃』読んだの？」
つボイ「アニメを見た。2作、3作じゃないよ。1話目や」
小高は「テレビアニメの1話目を見た!?」と驚きます。
それでここまで語るのか。
Cさんからは「最後、52歳のオッサンが男泣きしました」と感動のおたよりも届いています。
小高は「オトナが大感動する作品なので、ここまでの人気なんでしょうね」と締めました。
漫画家もつらいよ
このコーナーの後、つボイの発言に対して小説家のはやみねかおるさんからおたよりが寄せられました。
「小説家や漫画家について『仕事であまりお金がかからない』という話でしたが、僕はいっぱい本を読んできたので小説家になれたと思っています。
今まで使った本代や入りきれなくなった本を入れるために建てた家のことを考えると、かなりお金は使っています」
反論を受けたつボイは「『司馬遼太郎記念館』に行くとわかります。あの人が資料で調べた本がだーっと並んでいます。
司馬さんやはやみねさんは、表現形態は物理的なお金はいらないけど、その文字にするまでにお金がいります」と反省の弁。
というのも、「私はあまりお金かからずにここでしゃべっています（苦笑）。家とここを往復するだけの中で、ふわーっとしゃべっている人は本当に金かかってないですよ」と自分の立場と混同してしまったようです。
小高「さすが、小企業！」
つボイは「本当にものごと形でなくて、ソフト面で提供する人は、実はかかっているのです、ということです。こういう立場がわからへん、私。失礼いたしました」と、素直に謝りました。
映画「鬼滅の刃」、興行収入も期待できますが、みなさんの感想も聞いてみたいですね。
（みず）
「小説家や漫画家について『仕事であまりお金がかからない』という話でしたが、僕はいっぱい本を読んできたので小説家になれたと思っています。
今まで使った本代や入りきれなくなった本を入れるために建てた家のことを考えると、かなりお金は使っています」
反論を受けたつボイは「『司馬遼太郎記念館』に行くとわかります。あの人が資料で調べた本がだーっと並んでいます。
司馬さんやはやみねさんは、表現形態は物理的なお金はいらないけど、その文字にするまでにお金がいります」と反省の弁。
というのも、「私はあまりお金かからずにここでしゃべっています（苦笑）。家とここを往復するだけの中で、ふわーっとしゃべっている人は本当に金かかってないですよ」と自分の立場と混同してしまったようです。
小高「さすが、小企業！」
つボイは「本当にものごと形でなくて、ソフト面で提供する人は、実はかかっているのです、ということです。こういう立場がわからへん、私。失礼いたしました」と、素直に謝りました。
映画「鬼滅の刃」、興行収入も期待できますが、みなさんの感想も聞いてみたいですね。
（みず）
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