新型コロナウィルスの影響で家にいることが増えた方も多いのではないでしょうか?
CBCラジオの『つボイノリオの聞けば聞くほど』メインパーソナリティのつボイノリオは、先週番組を休んでいました。
4月6日の放送では、つボイがこの期間何をしていたかを話しました。
不要不急の外出は控えたものの、大きな発見があったというつボイです。
外出自粛の在宅。あなたは何をして過ごす?
なつかしのライブハウスが…
1960年代のヒット曲、ニール・セダカの「カレンダーガール」をBGMに語るつボイ。
中学生の頃にこうしたオールディーズから、音楽の感性を養っていたそうです。
現在、名古屋にオールディーズ専門のライブハウスがありますが、新型コロナ問題によって、ほとんど空席になってしまいました。
「私も6月までのイベントなどの仕事がオールキャンセルです。でも、私は(番組を)スタジオでやっているのでまだいいです。
しかし、人を相手にするような職業、ライブハウス、ミュージシャンは大変な状況になっています。こういうお店が大変に困っているということで、クラウドファンディングをやるというので、私も協力しました」
思春期に聴いて影響を受けたオールディーズを今でも聴けるお店、つボイにとってはとても大切な場所のようです。
中学生の頃にこうしたオールディーズから、音楽の感性を養っていたそうです。
現在、名古屋にオールディーズ専門のライブハウスがありますが、新型コロナ問題によって、ほとんど空席になってしまいました。
「私も6月までのイベントなどの仕事がオールキャンセルです。でも、私は(番組を)スタジオでやっているのでまだいいです。
しかし、人を相手にするような職業、ライブハウス、ミュージシャンは大変な状況になっています。こういうお店が大変に困っているということで、クラウドファンディングをやるというので、私も協力しました」
思春期に聴いて影響を受けたオールディーズを今でも聴けるお店、つボイにとってはとても大切な場所のようです。
無観客ライブに涙
5日の日曜日、そのライブハウスでは、YouTubeによる8時間もの無観客ライブを配信しており、つボイはすべて観ていたそうです。
「見たり踊ったり、疲れた時には、今年の年賀状の当選番号をチェックしたり。8枚当たりました。耳はずっとライブを聴いていました。正直言って涙が出ました」とつボイ。
「あぁ、音楽はやっぱり送り手側と受けて側があって、成り立っているんだな。無観客でやっている彼らの姿を見て泣けましたね。はよ、また音楽を聴きに行きたいなと感じました」
「見たり踊ったり、疲れた時には、今年の年賀状の当選番号をチェックしたり。8枚当たりました。耳はずっとライブを聴いていました。正直言って涙が出ました」とつボイ。
「あぁ、音楽はやっぱり送り手側と受けて側があって、成り立っているんだな。無観客でやっている彼らの姿を見て泣けましたね。はよ、また音楽を聴きに行きたいなと感じました」
送り手と受け手
これは音楽だけでなくラジオでも同じだと言います。
「ラジオならみなさんからのおたより、これでどれだけ助かっているか。
僕らは送り手側、ラジオの前のみなさんは受け手側。だけど、この番組にこうやっておたよりをどんどんくれる、送り手と受け手の力が結集しているわけです。
音楽も同じです。誰もいない無人島では、何を発することもないでしょう。そこで観客の存在、送り手の存在がはっきりと認識できた8時間でした」
8時間の無観客ライブを観たことは、つボイの中で貴重な体験になったようです。
「ラジオならみなさんからのおたより、これでどれだけ助かっているか。
僕らは送り手側、ラジオの前のみなさんは受け手側。だけど、この番組にこうやっておたよりをどんどんくれる、送り手と受け手の力が結集しているわけです。
音楽も同じです。誰もいない無人島では、何を発することもないでしょう。そこで観客の存在、送り手の存在がはっきりと認識できた8時間でした」
8時間の無観客ライブを観たことは、つボイの中で貴重な体験になったようです。
最晩年はこんな風に
BGMは「ヴァケーション」「ミスター・ロンリー」に変わりましたが、つボイの話は続きます。
「以前そこのライブに行った時、ポツンとひとりでお酒を飲んでいるおじさんがいました。聞くと、重い病気を宣告されて、毎日ここに座っている。
その時、私も最晩年はこういうときを過ごすかもしれないと思いました。
こういう曲を聴いていた時は、死ぬとか、病気とかいっさい関係ない時代です。
最晩年の時、体力も気力も弱った時に、この曲を聴いて少しでも残った時間を過ごしたい。その人の姿を忘れません。
物質ではない、消えてなくなるようなものがいかに人生を支えているか、世の中を支えているか!」
気持ちを込めて語るつボイに、小高直子アナが返します。
小高「よかったアクリル板があって、つばが飛んできたくらいの熱弁で」
飛沫によってコロナが感染しないように、この日からつボイと小高の間には透明のアクリル板が設置されています。
つボイ「どんどんつば飛ばしながら放送やっても、アクリル板がない世の中になって欲しい!」
小高「いや、アクリル板はあって欲しい!」
小高に対抗して、小学生のように「ぺっ、ぺっ」とつばを飛ばすふりをするつボイ。
曲の最後は明るい曲調の「明日があるさ」で終わりました。
二人の間にアクリル板はあっても、最後は笑いに変える、いつも通り息ぴったりの放送でした。
(みず)
「以前そこのライブに行った時、ポツンとひとりでお酒を飲んでいるおじさんがいました。聞くと、重い病気を宣告されて、毎日ここに座っている。
その時、私も最晩年はこういうときを過ごすかもしれないと思いました。
こういう曲を聴いていた時は、死ぬとか、病気とかいっさい関係ない時代です。
最晩年の時、体力も気力も弱った時に、この曲を聴いて少しでも残った時間を過ごしたい。その人の姿を忘れません。
物質ではない、消えてなくなるようなものがいかに人生を支えているか、世の中を支えているか!」
気持ちを込めて語るつボイに、小高直子アナが返します。
小高「よかったアクリル板があって、つばが飛んできたくらいの熱弁で」
飛沫によってコロナが感染しないように、この日からつボイと小高の間には透明のアクリル板が設置されています。
つボイ「どんどんつば飛ばしながら放送やっても、アクリル板がない世の中になって欲しい!」
小高「いや、アクリル板はあって欲しい!」
小高に対抗して、小学生のように「ぺっ、ぺっ」とつばを飛ばすふりをするつボイ。
曲の最後は明るい曲調の「明日があるさ」で終わりました。
二人の間にアクリル板はあっても、最後は笑いに変える、いつも通り息ぴったりの放送でした。
(みず)
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