日本相撲協会は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を考慮し、8日に初日となる大相撲春場所を無観客で開催すると決定しました。
無観客は史上初。力士の体調管理などを徹底し、感染者が出た場合は中止となるということです。
3月2日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』には、無観客で開催される大相撲に対し、冷静な意見と画期的なコメントが寄せられました。
「懐かしいなぁ~序の口の頃が」
「たまに序の口あたりの映像を見ますが、あんな感じになるんでしょうか?」(Aさん)
このAさんのおたよりに、はたと気が付くつボイノリオ。
「あのあたり、無観客や。ほとんど無観客やわ」
現在どんなに強く人気のある力士でも、いきなり大関や横綱になったわけではありません。
必ず、下積み時代を経験しているのです。
「『懐かしいなぁ~序の口の頃が。こんな中で相撲取ったなー』いう、ちょっとノスタルジックな気持ちになるんではないでしょうかね、大関横綱あたりもね」と、つボイ。
言われてみればその通り。
「相撲なんて、早い時間から序の口とか序二段の中継を見ていると、無観客同然ですよ」(Bさん)
「無観客だなんて前代未聞だ!」と大騒ぎする声が多い中、『聞けば』の冷静なリスナーのおかげで「無観客なんて初めてです!」という力士はいないじゃないか、という結論に達しました。
「『序の口の頃はこんな中で取ったんだな』という初心に返って、もう一遍リフレッシュして、いい土俵を見せてくれるんじゃないかと思いますよ」と期待するつボイ。
プロジェクションマッピングで座布団が舞う
そして、大相撲の醍醐味のひとつといえば、格下の力士が横綱に勝利した際に観客が行う「座布団の舞」。
この座布団投げに関する新しい発想も寄せられています。
「無観客試合ならいっそのこと景気づけに!座布団を投げるシーンが来たら、プロジェクションマッピングでうわー!っとやったら痛くもないし。会場全体、座布団が乱舞するのを見てみたいと思います」(Cさん)
このCさんの発想に、「新しいですね!」と関心した様子の加藤愛アナ。
「これが経験となって、相撲業界が気づくわけですよ。『そうや、これを普段から用意しておけば!』」
つボイもノリノリ。このプロジェクションマッピングをさらに有効活用する方法を考えます。
「満員御礼」を偽装?
「金星が出た時には、このスイッチを押すと座布団がうわーっとなって、一般の客が投げんでもすむ。投げた気持ちになるんで。これは日頃からプロジェクションマッピングをやっておくべきじゃないか?」
大相撲業界に画期的な展開が生まれるのではないかと想像するつボイ。
さらに、観客の入りが悪い時には、プロジェクションマッピングであたかも大入りかのように装うことができると主張します。
「ぎょうさん入ってんなーと思うと、違うな?そういうこともできるわけや。これから客が入らなくてもなんら恐れることはないぞ、という。この試練を乗り越えれば別の展開ができるということですね」
つボイの力説むなしく、加藤アナの反応はいまいち。
賛同しかねた様子で、「首を傾げちゃった」と本音を漏らす加藤アナでした。
(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年03月02日10時01分~抜粋