3月16日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、「アメリカの自動車大手・GM(ゼネラルモーターズ)が15日、自動運転車の量産に向けて1億ドル(約106億円)の投資を発表」というニュースを受け、つボイノリオ、小高直子アナウンサーと南部志穂アナウンサーの3人でトークを展開しました。
GMはブレーキやアクセルがない自動運転車を2019年に実用化し、世界初の量産化を目指すとすでに発表しており、さらに運転手がいない無人タクシーを事業化する計画も発表しています。
アナウンサーの仕事はAIに代わる?
無人タクシーの導入が進むと困るのは、タクシードライバーではないかというところからまずは話が始まります。
つボイ「自動運転車、運転手が要らないっていう話を運転手さんが聞いたら、どう思うんでしょう。今やっていらっしゃる方が」
AIが今後、人間の仕事を奪っていくという話題が最近取りざたされていますが、何もタクシードライバーだけではなく、出演者3人が直接関わっていく話に。
つボイ「僕ら(の仕事で)も、放送局でAIがニュースを読んでるって話あるやないですか。アレ、ちゃんとやれるんかな。音声読み上げソフトってありますけど、時々よう間違ってるでしょ。
アメリカはアルファベットやから良いと思うんですけど、日本って漢字やないですか。
私の古いカーナビが音声で知らせる時、『栄からホンザン交差点まで』って言うて、『本山(モトヤマ)やないか!』って。ああいうのって、キチンとできるんかね」
小高「仲田二の交差点をナカタニの交差点って言うてましたからね(笑)」
つボイ「僕ら今、AIのちょっとアカンところを責めてますよ。人間がいいんやぞ、人間がってやってますが」
小高「でも最近はパッと聞いたらわかんないぐらい、音声が流暢にはなってきてますよね」
南部「どんどん高度すると、ミスも減ってきて……人間よりも正確になってきたら困りますね」
現在、あるラジオ局ではAIがニュースを読んでいるそうですが、今後は働き方改革の影響もあり、深夜のニュースはAIに読ませることを検討している局も増えていくと言われています。
つボイ「でも一つだけ言えることがありますよ。AIはね……エロネタ言わへんねん。絶対勝つ自信あるよ!」
確かにそんな開発はされそうにもなく、この番組がAIに取って代わることはなはそうです。
この後、AIと人間の仕事に関するトークに対し、何通かおたよりが寄せられました。
「僕は配送業ですが、AI(が取って代わる)なんて無理です。毎日行く所が違うし、荷積み・荷下ろしは自分でやらないといけないので、無理だと思うなあ」(Aさん)
「AIアナウンサーは、つボイさんの初読み(事前におたよりを読まず、本番で初めて読むこと)のようにたどたどしい読み方はしないし、『きゃりーぱみゅぱみゅ』も簡単に言ってのけると思います」(Bさん)
元々の話にある自動運転車の話題から、どんな仕事がAIにより無くなってしまうのか、少し考えさせられてしまいました。
(岡本)