10月31日『つボイノリオの聞けば聞くほど』、「10時のつボ」のコーナーは、ムカつく相方のコーナーでございます。
男と女、一緒に住んでると、いろいろとお互いにムカつくことがありますよね。
選挙で揉めた夫婦の場合
Aさんのおたより。
「選挙といえば、私、過去に白紙投票したことがあるんですが、その時は、投票したい人がいないという意思表示のつもりで白紙投票しました。夫に『白紙で投票しちゃった』と言うと『白紙はいかんぞ。誰かの名前は書かんとあかん』こう言うんです」
Aさんのご主人は「投票する人がいなかったら、自分が立候補しろ」と、言ったそうです。馬鹿言ってるじゃない、と思ったAさんですが、納得できることもあり、白紙投票はやめることにしたそうです。
「それなのに、あの男(旦那のこと)は投票から帰ってきたら『白紙投票しちゃった。えへへへ』やて?おい、お前なあ、私にあれだけ言ってたくせに、自分はいいのか?ええ?お前は立候補せんのか?そしたら傍に立って、妻でございます。一票をよろしくお願いします、って頼んだるわ。私だけが悪いことしたみたいに、責めたくせに、自分はへらへらへらへら。ホント、腹立つわ」
「選挙でもこうやって、夫婦の間に亀裂が入る、ということです」と、つボイノリオ。
選挙だけに、割れるのは票や野党だけではないわけですね。
食事で夫婦の序列が分かる
続いてBさんのおたより。
「寒い日が続き、私は家内に、晩御飯のおかずに鍋、それもキムチ鍋を所望したんです。しかし、見事に私の期待が外れてカレーになってしまいました。水炊きの好きな家内と、鶏団子が入ったキムチ鍋の好きな私。家庭内の序列が明らかになる瞬間です。
肉体労働の私は肉を食べたいんです。外食しても、食の細い家内は『回転寿司でええやん』と、回転寿司を食べずに、うどんを食べて箸を置きます」
ここでつボイノリオと小高直子が実体験を語ります。
つボイ「回転寿司まで行って、うどんを食べる。こどもによくやるテクニックですよね。あんまりパクパク食べると金かかるので、うどんでまず腹を膨らませる」
小高「お腹は満たせますから」
つボイ「回転寿司のうどんって300円前後ですから3皿分ぐらいの値段で、5皿ぶんぐらい腹を膨らませる、というテクニックです」
小高「偉いね、店に行って食べるんだ。ウチなんか、先にご飯食べさせてから行きますからね」
つボイ「私、飲みに行く時なんか、うちで缶ビールを一杯飲んで行くと、店では少なくて済むな」
小高「セコイ。セコイね」
つボイ「というリッチなお話がついておりますけどもね」
Bさんのおたよりは続きます。
「私としては消費カロリーの高い仕事をしていて、カロリーを求めているにも関わらず、家内の体調で決まってしまうメニューが私は大嫌いです。金を稼いでくる旦那のために、晩御飯作れよ、と言いたいです」
小高「鶏団子はめんどくさいよ。丸めないかんからね」
つボイ「奥さんも、ちゃんと心をこめて鶏団子ぐらい作ったらええやん
小高「いやいやいや。水炊きもいいですよ。出汁作らなくてすむし。簡単でおいしいし、水炊きで良いじゃないか」
どうせ言うならビール
「私は仕事が休みでしたのでカキフライを作りました」(Cさん)
話はフライ物談義に移ります。
つボイ「フライ物って主婦は嫌がりますからね」
小高「洗い物も増えるし、油の処理もありますしね」
つボイ「自分は作って出すと、熱いうちに皆、家族がワーッと食べ出して、自分はちょっと片付けして、食べ出すとちょっと冷めてる。後片付けは大変だし」
小高「でも、この人はカキフライを作って偉い」
「私が揚げ物の後片付けをしてる時に、旦那が帰ってきましたが、着替えて、手洗いうがいをして、トイレに行って、そのままテーブルに座って、さあ食べようかと言いました。アホか。ここから箸持ってけや。冷蔵庫から発泡酒出せや」(Cさん)
「ここはビールと言った方が体裁がいいですよ」とつボイがヘンなアドバイス。
後片付けも手伝おう
「おめえは王様か?私は家政婦じゃねえぞ。って、まだ余熱のある五徳やガステーブルの掃除をしながら思いました。やっぱり高速のパーキングエリアに置いてくれば良かった」(Cさん)
小高「まだ五徳が熱いうちに掃除しとかんと、後の方が大変なんだからね」
つボイ「そうそう。 食べたいのにやらないかん。箸も持ってかへん」
小高「マヨネーズも持ってかへんしね。食べた後は持ってきてよ」
つボイ「あんたんとこの子も、食べたものをなかなか持ってかんで怒られてたな」
蚊にリクエストしたい
Dさんからはこんなおたより。
「この3連休、旦那は休みでした。私は3日ともパートでした。最終日の夕方、出がけに洗濯物を取り込むのを忘れていたことに気づいて、旦那に『もう時間やで出かけるでね、洗濯入れといて』と頼みました。
すると旦那が『なんや、洗濯物入れなあかんのか、ベランダなんて蚊に刺されるやないか』。取り込めないの理由がベランダで蚊に刺されるから。まあムカつく。私、聞こえないふりして、時間がないのでそのまま出かけました。
何で洗濯ぐらい気持ちよく取り込めんか?私が働いてる間、どうせビール飲んでテレビ見てるだけやろ。そんな思いやりのない返事をするやつは蚊に刺されればいいんだ。足の小指に刺されろ」
「ここ痒いとこやわ。よりによって、凄い痒いとこ。蚊にリクエストするなら、小指に刺したれ、いうことですわ」と、つボイ。本当に痒いところですよね。
見れば分かるのに
Eさんから。
「私、先月の20日から新しい仕事をしております。前と同じドライバーではありますが、今の会社は、家から制服で出勤するんです。
旦那が制服の首の部分にあったサイズを見て、『ええ?あんた15号か。昔は9号だったのに』と言ってびっくりしたんです。実はずっと内緒にしてました。てか、今の私のどこが9号だ、と思うんですけども。
実は、旦那は57歳の今でも成人式の時に作った礼服が着られるのが自慢らしい。だから何だと思うんですけども、人が新しい会社で苦労してるのに、服のサイズがわかったことそんなに嬉しいことかと思うと、イライラして覚えたことを忘れそうです」
「もう見ただけで9号じゃなくなってることは分かってるわけですから、わざわざ言わんでよろしい」と小高。
制服の利用法
つボイ「だけど良いこともあります。私なんか制服フェチやから、会社に置いてくるやつでも『おい、いっぺんちょっと制服持って来いや』って、それぐらい制服フェチですから、そういう利用の仕方ができる」
小高「この方、ドライバーですからピチピチのミニスカートとかじゃないと思いますよ」
つボイ「あれはあれで、またイイ。働く人の制服はみんな美しいんです。そういう美しい、清らかな制服を着させるという楽しみが、ここの家にはあるわけです。どんな制服でも制服フェチはいます。ここは、その方には行ってないんですかね?」
小高「残念ながらね」
そういうことが、あったかどうか知らせていただきたいと思います。
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く
2017年10月31日10時02分~抜粋