『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、人間の業というか、生理現象も取り上げている社会派番組です。
今回ご紹介するのは、その名も「トイレのコーナー」。
10月23日は「助けてください」のひと言から始まる、深刻なおたよりの紹介から始まりました。
入院中の深刻な悩み
「10月10日より入院しております。オペは終わりましたが出血が多く、若干退院日が伸びております。そこで助けてほしいこととは、自由にオナラができなくなったことなんです。
二人部屋を一人で使ってきたんですが、新規で相棒になる方が入院してきました。今まではブ~と景気よく出していたものを寸止めしなければいけなくなり、お腹は痛くなるし、お腹が空いてもいないのに、胃袋辺りからキュルキュルと音がする始末。これはヤバいと思って、部屋の中にあるトイレは無視して、外のトイレにダッシュ。
これでもかと言わんばかりの大きな音でブブブブブ、ブ、ブーと、お尻が大演奏しておりました。すっきりしたものの、トイレ以外の用事で、外に出ていったふりをしなければいけませんので携帯片手にね」(Aさん)
これに対し、口を開いたのは小高直子アナウンサー。
「ちょっと恥ずかしいですからね」
つボイノリオも「病室に入ってくる時に、パッと携帯を終えるような形で入って来るということです」とフォローします。
うるさい病室
さらにおたよりは続きます。
「昨晩は同部屋の方がいびきをかくのを待ち、オナラの時間を調整してました」(Aさん)
「この病室は、いびきの上から、オナラの下から。やかましいですねえ。ブーブー、ガーガー、ブーブー、ガーブー、ガーブー。オナラといびきの合唱や」と、つボイ。
「わたし、一体何してるんだか、笑えて来ました。笑ってるうちはいいんですが、オナラが見つかった時がいやらしいでしょ。どうしたらいいのか教えて」(Aさん)
Aさんの悩みに対し、つボイはこう語ります。
「この方はこの方で苦労でしょうけれども、病院で入院して一番の悩みが、これ治るやろうか?どうやろうか?ということより"オナラができへんから困ってるというところ"に、ちょっと我々は安心しますね」
今の技術なら可能な器具
「音を出さない技術とかないんですかね?」
小高の疑問に「今の技術ならすぐできる」と答えるつボイノリオ。
ゴルゴ13などに出てくる拳銃やライフルの音を消す"サイレンサー"。これを応用するというのですが。
「肛門サイレンサー。今の技術やったら当然できますよ。ネジ式でギュッギュッとねじ込んでいって、ブッとすると、プシュンプシュンと音が消える」
つボイのアイディアに疑問を呈する小高。
「それって、元々(音が)出ないタイプのオナラだった時は、逆に出るようになったりとかしません?ピーピー笛みたいに」
つボイの妄想が始まります。
「ピーピー笛?間違ってそんなものを挿したらいけませんよ。暗闇で笛とサイレンサーの両方が病室に置いてあるんですよ。よいしょよいしょ、グルグルグル、ポンとハメました。さあいくぞ、ピー!やわ」
ここまで言って「…あかんやん」と妄想を止めるつボイ。
つボイ「これ笛やないか。何で俺は笛とサイレンサーを並べて置いとく?と」
小高「置かないよ。置かない」
開き直って笛を使え
小高は「でも器具使わなっくても、何が違うんでしょうね」と音がするオナラと、すかしたオナラが気になるようです。
つボイ「あなたも吹奏楽にいたならわかるでしょ。オナラはリード楽器や。大腸からの空気が肛門を振るわせてブーっていう音がする」
小高「振るわさない場合もあるわけでしょ?何が違うの?どう変えればいいの?」
小高もとことん気にします。
つボイ「これは圧力とか、肛門の締まり具合で、人それぞれなんです」
小高「ちょっと広げてあげると出ないとか」
つボイ「それが肛門サイレンサーの役目です」
ここで小高が「いま病室で大変なら…じゃ、この方に一回試していただいて…」と提案を始めます。
つボイ「そんなサイレンサー、どこに売っとるの?笛なら売ってますよ。楽器店に行けば縦笛なんかね。笛をはめるとピーやわ。もう、こうなったら開き直って、ピーってやるだけなくて、その笛に指を当てて、ピピピピピピピピピピピピピ、と音楽を奏でたったらいいんですよ」
オナラの音を消す方法
筆者が調べたところ、オナラの音を消す方法がありました。
結論から申し上げると、二人の言っていることは大筋で正しいようです。
肛門の皮膚が合わさったところをガスが通り抜けようとします。その時に皮膚が振動して音が出ます。
これがオナラの音がする原理なんです。
つまり、お尻を開いてガスの通り道を広げると、音が出なくなるということです。
左右のお尻の肉を両手で引っ張って開くとか、座っている場合は、片方のお尻の肉を引っ張るなどの方法で肛門を広げれば、音は出なくなります。
さらに上級者向けにはこんな方法もあります。
括約筋と腹筋を使って、ガスを少しずつ身体の外に出す。これはかなり鍛錬が要りそうです。
どちらの方法でも音は消せますが、匂いまでは消せませんのでご注意ください。
赤ちゃんのUNKO
話題を次のおたよりに移しましょう。
「1歳3ヶ月の娘がいるんですが、赤ちゃんのUNKOって、本当に食べたものがそのまま出てきますね。トウモロコシを食べれば、そのままコーンの粒が、みかんを食べれば、やっぱりつやつやのみかんの粒が。 トマトを食べれば赤い皮が、と食べたものがすぐわかるUNKOとなっております」(Bさん)
これは、子育て経験した人ならわかることです。
つボイ「うちの子も、えのきを食べたら、えのきがそのまんま出てきました。肛門に傘が引っかかって、トゥルーンと軸だけ出ておりましたんで、うちの親が引っ張って抜いてました」
小高「フギャって言いませんでした?」
つボイ「気持ち良さそうにしとった」
娘の出したオクラの味噌和え
Bさんのおたよりは続きます。
「娘は幸いにも野菜が好きで、先日も夕食に出したオクラをモリモリ食べておりました。その時はオクラを茹でて一本そのままの形で、鰹節をかけて軽く醤油を和えた状態のものを出していたんですが、よほど気に入ったのか、パクパク食べていました。
次の日、催した娘のオムツを開けると、まあ、そこにはオクラの緑の繊維やら、白い種やらが散りばめられている見事なUNKO。思わずオクラの味噌和えかしら、と思うほどのつぶつぶでございました」
小高「オクラは切ってあげると星型で綺麗ですからね」
つボイ「星型のが出てくる」
小高「ちょっとメルヘンな感じになる」
つボイ「星型が肛門にバッと合わさると、そこを通ってくるやつが、星型になってブーンと出てくるかもわからん。ちょうどケーキ作る時の」
小高「絞り袋みたいにね。ってならない!なりません!」
つボイ「いろんなおたより、ありがとうございました」
今回は悪乗りが過ぎて、2枚しかおたよりを読めないつボイノリオでした。
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2017年10月23日10時01分~抜粋