誰もがこども時代に親しんだ縄跳びが、いま競技として注目されているのをご存知でしょうか？
アジアロープスキッピング選手権大会で総合優勝を果たした粕尾将一さんは、現在こどもたちの指導にあたっています。
10月19日の『多田しげおの気分爽快!!～朝からＰ・Ｏ・Ｎ』では、縄跳びの魅力について粕尾さんに尋ねます。
聞き手は、リスナーツアーで欠席の多田に代わり久野誠と、二重跳びができなかった山内彩加です。
粕谷さんはこんなスゴイ人
粕尾さんは、身長180cm、体重62kgのスリムな身体。1986年栃木県生まれ32歳です。
縄跳びは高校2年のとき、縄跳びの競技種目、フリースタイル縄跳びの動画を見て、その魅力に取りつかれたそうです。
その後は競技選手として国際大会に出場。2004年に第1回全日本ロープスキッピング選手権大会で個人総合優勝、2005年には第5回アジアロープスキッピング選手権大会で総合優勝を果たし、現役を引退。
2010年にシルク・ドゥ・ソレイユの縄跳びパフォーマーになり、2015年まで約6年間で2500回の公演に出演しました。
今は奥様のご実家の名古屋を拠点にパフォーマーとして活躍。一方、縄跳び教室を主宰し、一般社団法人なわとびアカデミーを設立してこどもたちの指導もされています。
縄跳びは高校2年のとき、縄跳びの競技種目、フリースタイル縄跳びの動画を見て、その魅力に取りつかれたそうです。
その後は競技選手として国際大会に出場。2004年に第1回全日本ロープスキッピング選手権大会で個人総合優勝、2005年には第5回アジアロープスキッピング選手権大会で総合優勝を果たし、現役を引退。
2010年にシルク・ドゥ・ソレイユの縄跳びパフォーマーになり、2015年まで約6年間で2500回の公演に出演しました。
今は奥様のご実家の名古屋を拠点にパフォーマーとして活躍。一方、縄跳び教室を主宰し、一般社団法人なわとびアカデミーを設立してこどもたちの指導もされています。
競技は3つの種目
競技としての一縄跳びは大きく3つの種目で競われます。
・30秒スピード、30秒で何回跳べるか。
・3分間スピード、3分間で何回跳べるか。
・フリースタイル（自由演技）、音楽にあわせてさまざまな技を組み合わせてフィギアスケートのように採点される種目です。
3種目のトータルで順位が決まります。
ちなみに、粕尾さんは現役の時は30秒スピードで180～190回跳べたそうです。なんと1秒に6回！
自由演技では、技にはレベル1～6まであり、それぞれに点数がついていて、体操競技のように点数が加算されていきます。優勝するには難しい技をたくさん入れるのですが、1回でも失敗すると大きく減点されてしまいます。
粕尾さんは自由演技に笑いの要素を入れることもあるそうです。引退の試合で使った曲が『笑点』（日本テレビ系）のテーマで、それでアジア大会で跳びきって優勝したそうです。
・30秒スピード、30秒で何回跳べるか。
・3分間スピード、3分間で何回跳べるか。
・フリースタイル（自由演技）、音楽にあわせてさまざまな技を組み合わせてフィギアスケートのように採点される種目です。
3種目のトータルで順位が決まります。
ちなみに、粕尾さんは現役の時は30秒スピードで180～190回跳べたそうです。なんと1秒に6回！
自由演技では、技にはレベル1～6まであり、それぞれに点数がついていて、体操競技のように点数が加算されていきます。優勝するには難しい技をたくさん入れるのですが、1回でも失敗すると大きく減点されてしまいます。
粕尾さんは自由演技に笑いの要素を入れることもあるそうです。引退の試合で使った曲が『笑点』（日本テレビ系）のテーマで、それでアジア大会で跳びきって優勝したそうです。
脇を締めて跳ぶのは間違い
今はこどもたちの指導もしていますが、教室で教えている小学6年生の日比創くんが世界ロープスキッピング選手権大会2018で日本人初、フリースタイル部門で優勝したそうです。
久野「指導はどういう風にされていますか」
粕尾「縄跳びの指導は、今までちゃんとされたことがないと思います。基本的な縄の握り方、縄の長さ、目線の作り方、基本中の基本から誰も知らないというのが実情です。
例えば縄跳びは脇を締めて跳んでください、と言われますが、あれはウソです。
縄跳びの正しくない指導法が蔓延しているので、自分なりに研究して、本当に上達する方法をこどもたちに提案しています」
久野「全国の小学校に出張にも行っているそうですが」
粕尾「いま年間100カ所くらい行っています。日本中、呼ばれればどこでも出張して行っています。縄跳びの楽しい跳び方とか実際に技を披露しています。
縄跳びは小学生は誰でも経験するものですが、どうしても二重跳びができないとか、縄跳びが苦手という子がでてきます。そういったこどもたちに、こうやったらできるとか、こうやると楽しいとかを伝えて、運動嫌いのこどもを1人でも減らすのを目的に活動しています」
久野「指導はどういう風にされていますか」
粕尾「縄跳びの指導は、今までちゃんとされたことがないと思います。基本的な縄の握り方、縄の長さ、目線の作り方、基本中の基本から誰も知らないというのが実情です。
例えば縄跳びは脇を締めて跳んでください、と言われますが、あれはウソです。
縄跳びの正しくない指導法が蔓延しているので、自分なりに研究して、本当に上達する方法をこどもたちに提案しています」
久野「全国の小学校に出張にも行っているそうですが」
粕尾「いま年間100カ所くらい行っています。日本中、呼ばれればどこでも出張して行っています。縄跳びの楽しい跳び方とか実際に技を披露しています。
縄跳びは小学生は誰でも経験するものですが、どうしても二重跳びができないとか、縄跳びが苦手という子がでてきます。そういったこどもたちに、こうやったらできるとか、こうやると楽しいとかを伝えて、運動嫌いのこどもを1人でも減らすのを目的に活動しています」
ダイエットに縄跳び？
久野「普通の人が楽しむにはダイエットにもいいのではと思いますが」
粕尾「まさに縄跳びは全身運動で、非常に体力がつきますが、一方でいきなりやり過ぎると危険です。膝への負担とか、腰への負担が非常に大きくて、できれば最初はあまり無理をせずに10回、20回からはじめていただけたらと思います」
久野「こどもたちはすぐ上手くなるものですか」
粕尾「本当にあっという間に上手くなりますね。日比くんは縄跳びを始めて2年弱で世界チャンピオンになっています。1年足らずで国際大会に出場する選手もたくさんいます」
粕尾「まさに縄跳びは全身運動で、非常に体力がつきますが、一方でいきなりやり過ぎると危険です。膝への負担とか、腰への負担が非常に大きくて、できれば最初はあまり無理をせずに10回、20回からはじめていただけたらと思います」
久野「こどもたちはすぐ上手くなるものですか」
粕尾「本当にあっという間に上手くなりますね。日比くんは縄跳びを始めて2年弱で世界チャンピオンになっています。1年足らずで国際大会に出場する選手もたくさんいます」
名古屋を縄跳びの街に！
久野「夢は何ですか」
粕尾「自分は大きく『名古屋を縄跳びの街に』というのを掲げています。今後、縄跳びを仕事にするパフォーマーとか講師を育成したり、縄跳びの国際大会を名古屋に誘致するのが一番の夢です」
久野「オリンピックの競技になるというのはどうですか？」
粕尾「いま世界協会がその動きをしていて、オリンピック競技になるファーストステップとして、世界の体育協会に加盟ができたので、早ければ、5年後、10年後にはオリンピック種目になれるかな、その頃には名古屋で縄跳びの国際大会ができたらいいなと思っています」
こんな先生に習ったら、誰でも縄跳びが好きになりそうですね。
（みず）
粕尾「自分は大きく『名古屋を縄跳びの街に』というのを掲げています。今後、縄跳びを仕事にするパフォーマーとか講師を育成したり、縄跳びの国際大会を名古屋に誘致するのが一番の夢です」
久野「オリンピックの競技になるというのはどうですか？」
粕尾「いま世界協会がその動きをしていて、オリンピック競技になるファーストステップとして、世界の体育協会に加盟ができたので、早ければ、5年後、10年後にはオリンピック種目になれるかな、その頃には名古屋で縄跳びの国際大会ができたらいいなと思っています」
こんな先生に習ったら、誰でも縄跳びが好きになりそうですね。
（みず）
関連記事
