CBCラジオ『太廊のジョブナイ』では、昨年パーソナリティの太廊と大塚南が、バーチャルシンガー「初音ミク」を使ったボカロ曲を2曲共同制作しました。
1月8日の放送では、同局の初音ミク専門番組『RADIO MIKU』のプロデューサーから、スタジオに生電話が入ります。
ふたりに告げられた内容に、太廊の顔色が曇っていきます。いったい何が?
直オファーがついに!?
この日の「ものをつくろう!」のコーナーはいつもと違う様子。どうやらスタッフがその内容を教えてくれないようです。
大塚「なんか、台本真っ白ですね」
太廊「いや、怖いんですよ。頑なに教えてくれないんですよね」
オープニングでは『R-1グランプリ2022』1回戦突破を祝福された太廊ですが、どうもテンションがつかめない様子。
太廊「今日は何やら僕たちに話がある人がいるそうで…電話がつながっているそうです」
電話口から聞こえる声の主は…なんと清水藍と斉藤初音アナがMCを務める同局の『RADIO MIKU』(以下"らじみく") の"みくばん"プロデューサー。
初音ミクの専門番組から直々の連絡とあって、一気に緊張が走ります。
太廊「なんだ?って言うのもアレだけど…」
放送直前、"らじみく"公式アカウントが番組直前にジョブナイの予告ツイートをしたことを思い出す大塚。
太廊「だからかぁ!」
みくばんP「いつも無視しているのも可哀想かなと」
念願の番組交流
折り入っての連絡とは…1月22日に名古屋市の北文化小劇場にて開催される『らじみくサミット2』への出演オファーでした。
初音ミクで楽曲を2曲作った太廊と、作詞・セルフカバーをこなした大塚は"ボカロP"の実績にもかかわらず、なぜか初音ミクの番組やイベントにはこれまで招待されず、ほとんど無視された状況でした。
とうとう念願が叶ったことで騒然とするスタジオ。
太廊「やっとですか!」
みくばんP「オファーしたいな、と思ってお電話を入れさせて頂いたと」
太廊「ほんとに!?」
みくばんP「マジですよ。二人に活躍の場を用意させて頂いたと」
大塚「もう緊張するんですけど!」
太廊「え~嬉しい!聞きたい、聞きたい。ありがとうございます」
大塚はステージ出演へ
まず発表されたのは、大塚へのオファー内容。
トークライブのお相手は…"らじみく"メンバーとボカロPのねじ式さん、さらに東京のInterFM897のパーソナリティを務めるボカロPのたかぴぃさん。
大塚にとっては、いつかしっかりとあいさつをしたいと思っていたメンバーです。
みくばんP「もちろん太廊君にも仕事がありますよ」
先日、太廊がR-1グランプリ1回戦を突破したことを祝福するみくばんP。
みくばんP「こちらも華やかな場を用意しようと。(会場は)歌舞伎ができるように花道あるんですよ。珍しいでしょ?」
太廊「歩けるんですか…?」
みくばんP「その左寄りにですね、桟敷席があるんですよ」
なぜか桟敷席の説明を始めるみくばんP。
太廊への衝撃のオファー
みくばんP「その1区画を太廊君のために用意しました…以上です!」
太廊「えー!」
みくばんP「会場の素晴らしさを堪能しながら、ぜひ…」
太廊は狐につままれた様子です。
みくばんP「ええ、胡座かけますし…横になれますし…」
太廊「なんで歌い手の方が(出演)?だいたいPの方が出るじゃないですか?」
みくばんP「Pが二人いますからね。ちょっと多すぎかな?」
さらに、ステージ上で初音ミクの調声技術も学べると追い打ちをかけます。
みくばんP「間近で見て頂きたい」
太廊「俺が参考にすべきところ!」
みくばんP「楽屋へ来てください。お茶くらい出しますから」
ステージに立ちたい太廊の要望をゆらりゆらりと絶妙に交わすミク番P。
それどころか、大塚のエスコート役をあてがわれ、「行くだけ?参観日?」と太廊の不満は止まりません。
大塚「太廊さんの手を飛び立ってがんばります」
慣れないソロ出演に恐縮するも、大塚はまんざらでもないようです。
みくばんP「まぁ、ほぼ決定ですね。(覆ることは)ないです」
唖然とする太廊を横目に、ケラケラ笑う大塚。
太廊「まぁ、一応言わないとなぁ…ありがとうございます!マジで複雑なんだよなぁ」
なんなんだよこの展開は、と憤りを隠せない(?)太廊でした。
(nachtm)
工作太朗のジョブナイ
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2022年01月08日21時26分~抜粋