工作太朗のジョブナイ

ボカロPルーキーコンテストで善戦も、微妙な結果に不満足なピン芸人

名古屋市のCBCラジオが開局70周年キャンペーンの公式イメージキャラクターに「初音ミク」を起用しています。

これに便乗して、歌声合成ソフト「初音ミク」で2曲制作したピン芸人の太廊(旧芸名:工作太朗)と大塚南。

この2曲をニコニコの「The VOCALOID Collection 2021 Autumn」(通称ボカコレ)のルーキーランキングに急きょ投稿しましたが、果たしてどれくらい再生されたのでしょうか。気になるコンテストの結果をは?

10月16日放送の『太廊のジョブナイ』から。

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”ジョブナイ旋風”を巻き起こす!

太廊「こちらに出品させて頂きました!」
大塚「頂きました!」
太廊「ジョブナイ旋風を起こそうと思ってね」

ボカコレのルーキーランキングには、デビュー2年以内のボカロ作曲者のみ参加できます。
今年2月からの曲作りで、応募資格も満たしている二人。

太廊「ビギナーみたいなことでしょ?期待の新人ということで」
大塚「期待されたい」

満を持して「セツナサオレンジ」「無感情ゲーマー」の2曲を”ボカロPin芸人『太廊』さん”として投稿。

投稿にあたっては、初音ミク関係の”先輩”である同局『RADIO MIKU』のあい先輩(清水藍)にも助言を仰ぎ、タグやプレミアム会員のことなど、わからないことを教えてもらったそう。

細かいルールの中には、”アップロードが24時をまたぐと失格”という厳しいものも。
そこで時計をしっかり見ながら何回もアップロードし、パソコンの時計が間違っていないか入念に確認したとか。

太廊「これでいける!って思って」

24時1分過ぎになんとか投稿に成功。
あるリスナーの方が歌詞のテロップを入れてくださったようで、感謝する二人。

リスナーにも再生をお願いしたかったのにオンエア前に締め切られてしまった、と太廊は残念がります。
締切り前に観た方にはコメントもつけてもらえたようです。
 

あい先輩と再生数対決

一方のあい先輩は、有名ボカロPのねじ式さん「ごはんのうた」の制作を手伝ってもらったそうで、うらやむ太廊。
メロディと調声だけした楽曲が、アレンジで様変わりし「もはやルーキーの曲じゃない!」とボヤきます。

しかも『RADIO MIKU』のプロデューサーも、番組では触れずに「日曜はダメよ」という楽曲をアップしていました。太廊にとってはライバルが身内から続々登場することに。

ちなみに、あい先輩はCBCラジオの面々が投稿した楽曲の再生数をカウントしていたそうです!

放送時点での結果は…

「日曜はダメよ」再生数940
「ごはんのうた」再生数700

そして、ジョブナイチームの投稿曲の再生数は…

「セツナサオレンジ」再生数389
「無感情ゲーマー」再生数405

この結果に「中途半端だったかな」と感想をもらす太廊。

大塚「なんでこっちは…」
太廊「俺らもダメもとで頼めばよかったね」
 

動画にすればよかった

ボヤく二人ですが、緊急参戦で短期間の準備だったわりには結構再生されたようで、ライバルとはいえ、『RADIO MIKU』リスナーも再生数アップに協力してくれたそうです。

リスナーからは「歌詞付きで見やすくなってます。キーを下げたんですね」と感想も。
実は、これには理由がありました。

原曲キーの音源が見当たらず、ギターのキーを入れ直さなければなかったため、急きょマスタリングし直したそうです。
確かに調が変わっており、まったく別の曲のようですね。

また「一枚絵のみで参加している他にはなかったスタイルで、『曲を集中して聞け!』という男らしさを感じました」という感想も届きました。

太廊「そういうことではなく、技術がないだけなんです」

他の参加者と最も違うと太廊自身が感じたのは、静止画で投稿したこと。
”ニコニコ動画”だけに他はみな動画だったとか。
曲の出来自体は遜色ないので、投稿前の宣伝やそういったところに改善の余地があるのかもしれません。

ボカコレのランキングは終了しましたが、楽曲はニコニコ動画で公開中です。
他の曲と聴き比べた感想を送ってみるのはいかがでしょう。
(nachtm)
 
工作太朗のジョブナイ
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2021年10月16日21時13分~抜粋

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