工作太朗のジョブナイ

番組で制作した曲が他局でもオンエア!その影響は…

日本の民間放送で初めて開局70周年を迎えたCBCラジオ。
「初めての音」ということから開局キャンペーンのイメージキャラクターとなった「初音ミク」を使って楽曲を制作してきた『工作太朗のジョブナイ』。

ところが、最初に制作した楽曲「セツナサオレンジ」が、首都圏の、それも系列外の他局でオンエアされることとなりました。その理由と背景とは?
8月28日放送分から。

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首都圏のFM局がなぜ?

ビッグニュースがあったと興奮気味の工作。

8月23日に、InterFM897の『たかぴぃのクリエイターズミッドナイト』で、名古屋のAM局の番組で作った「セツナサオレンジ」がオンエアされたのです。
首都圏の、しかも系列もまるで異なるラジオ局でオンエアされるというのは異例中の異例。

しかもパーソナリティを務めるのが、ボカロPとして活躍するたかぴぃさん。
ピン芸人とアイドルのふたりが作詞作曲を担当した曲が、プロに認知されたということに感激する二人です。

工作「他局で流してもらえるなんて…ありがたいですね!」
大塚「素晴らしいですね…嬉しいよ」

その番組を聴いたジョブナイリスナーからは「匿名でメールを送った記憶がおぼろげにありますが、どうだったかな?」とのメッセージ。

大塚「なんで匿名で送ったんだろう?」
工作「やめろよ!健全な番組でやってますよ!」

あくまで、なぜ「匿名」なのかにこだわる大塚でした。
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ボカロPに認められた大塚

放送を心待ちにしていた大塚によると、いろんなボカロ曲が流れる中で、最後に満を持して登場するような感じで、扱いも良かったと感じたよう。

実は、CBCラジオがキャンペーンとして展開している「初音ミク」の輪に入りたかったと告白する大塚。

もともとボカロ好きで今回作詞まで手がけたものの、実は「初音ミク」ソフトに触れたことがなかったそうです。
当日の放送をリアルタイムで聴きながら、番組ハッシュタグにツイートしていた大塚。なんとパーソナリティのたかぴぃさんから「もはや立派なボカロP」とリプライされました。

大塚「フリーのアイドルって言うの、ためらっちゃって」
工作「『私はボカロPです』と?だまらっしゃい!」

「ボカロPの大塚南です!」とぎごちない自己紹介をする大塚に、立派な作者だから卑下しないでと工作はフォローします。

実はたかぴぃさん、7月にCBCラジオで開催されたオンラインイベント『らじみくサミット』に出演していました。
その前に同局の初音ミクオフィシャル番組『RADIO MIKU』と互いの番組をパロディ化した流れから、たかぴぃさんの出演が決まったのですが、このイベントに声を掛けられなかった工作と大塚は、忸怩たる思いだったそうです。
 

ボカロP繋がりの優しさ

イベント後、『RADIO MIKU』で「セツナサオレンジ」がオンエアされることになり、番組から工作のもとへ「感動的で面白いエピソードをください」と注文がありました。
喜んでそれに答えて、しっかり文章を作って送ったという工作。

ところが当日のオンエアを聴いたところ、その文章が「長い」という理由でまるまるカットされてしまったのです。

その文章、実はたかぴぃさんの番組でもオンエアされました。
ただ、やはり「長い」からか、途中でフェードアウトされるオチに使われました。

ネタになったものの、取り上げてもらえたことに喜ぶ二人。

たかぴぃさんはツイートで、“以前からリスナーさんたちに「絡みに行け!」(意訳)と言われてた気がしたので、今回の放送でついにヤッてしまいました後悔はしていません”
“多くのリスナーさんの強要のおかげです! #ジョブナイ の皆様にも感謝。うちの番組も見習って曲を書かなければ…”と連投、意外にも重大な決意だったようでした。

同局の『RADIO MIKU』や『RADIO MIKU EX』をはじめ 他局の番組までをも巻き込んでいく「初音ミク」の持つチカラが今後も楽しみです。
(nachtm)
 
工作太朗のジョブナイ
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2021年08月28日21時00分~抜粋

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