工作太朗のジョブナイ

春雨みたいなマットレス、柔らかくて反発力がすごい?

前回の番組で、愛知県非公認ものづくり大使を目指すことを宣言したピン芸人の工作太朗。
今回は世界に展開するマットレスを手掛けている株式会社シーエンジ(愛知県蒲郡市)に突撃取材。

同社製マットレスの寝心地の良さを「春雨のよう」と例える工作に、番組をともに進行する大塚南(らじお女子)はどんな反応をしたの
でしょう?

6月27日放送の『工作太朗のジョブナイ』から。

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新コーナー「ものをつくろう」

工作が何かを作り、結果を発表もしくは途中経過を報告し、最終的に愛知県非公認ものづくり大使を目指す新コーナー。

実際にものづくりをされている方ということで、白羽の矢を立てたのは、蒲郡市でマットレスの製造販売をしている株式会社シーエンジの高岡佳久さん。

同社のマットレスは立体網状構造体の技術で特許を取得しているそうです。
さらに、イギリス・アメリカ・トルコ・中国・台湾・インドネシアにライセンスを許諾した工場を展開。世界中で愛されていることがわかります。

工作「マットレス使ってる?」
大塚「全然こだわりないですね」

普段あまり意識することのないマットレスの存在。
シーエンジ製のマットレスと一般的なマットレスとの違いはどこにあるのでしょうか?

「普通のマットレスはバネが中に入っていてウレタンや綿と合わせているのに対し、樹脂が絡み合った素材を用い、バネが入っていないのが特徴」と高岡さん。
高い耐久性と反発力を兼ね備えるため、寝返りもしやすいそうです。

実際に触ってみると空洞がいっぱいあり、その見た目から”春雨ヌードル”にたとえる工作。
スカスカなのにしっかり沈んだあとの反発力がすごいそうで、予想以上の硬さに驚きをみせます。
切れ端をもらってきた工作は四つ折りにしてカバンに入れてきたようです。

工作「食べ物だと何に似てますか?」
大塚「…春雨?めっちゃわかりやすい」
​​​​​​​

きっかけは知人からのアドバイス

マットレスの製造を始めたきっかけを尋ねる工作。
もともとは高岡さんのお父さんがものづくりが大好きで会社を創業。
最初は釣り糸で作った物から始まり、高速道路の分岐に設置されている衝撃吸収材を主に作っていたそうです。

「マットレスに使えるんじゃないか?」と素材を見た知人の何気ない提案で鞍替えすることに。
海外進出についても、ドイツの展示会でたまたま出会った人のツテで徐々に広がっていったそうです。

工作「すべては出会いなんだって」
大塚「すごいね…ホントに」

知人の口からポンと出た一言をちゃんと実践することの素晴らしさにも感心する二人。
出会いによっては自分も海外進出を…と目論む工作。
 

ものづくりに大切なことは?

実際にゴロゴロしてみると…すごくいい感触だそう。
通常の製品と違い、全くムラのないマットレスの気持ちよさは想像以上のようです。

工作「いや~、無敵でしたね」

バネのベッドの場合、バネの部分だけ沈まないため、バネの存在が露骨に分かるもの。
一方、シーエンジ製は全体に均一に力がかかるため、ひゅっと起きれると工作。
寝たり起きたりするのを繰り返すとマットレスの良さがより実感できるようです。
ものづくりのレベルは違えど、親近感を感じた様子の工作。

工作「ものを作る上で大事なこと、大切なことは?」
高岡さん「誰かの役に立ちたい。課題に対して本気であればあるほど」
工作「ものづくりにはそれが大切なんですね」

感謝やコミュニケーションが大事なんだな、と解釈する工作。
高岡さんは娘が生まれた時に、娘がちゃんと寝てるかと心配していた奥さんの思いに応えようと思ったそうです。

大塚「すごいいい話!」

技術を応用し、将棋の対局に使うための正座しても痛くならない座布団も製作しているとか。
そこから将棋をやり始めたそうで、そのノリの良さにも工作は感心。
「ものづくりで何ができるか」を考えている工作にとってとても良い刺激になったようでした。
(nachtm)

 
工作太朗のジョブナイ
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2020年06月27日22時15分~抜粋

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