工作太朗のジョブナイ

人気MCになれる!?容赦ないコメントで紙一重な男

ラジオパーソナリティという仕事は、リスナーから相談を受けることがあります。
では彼らは相談者の気持ちをどうやってつかめるようになったのでしょうか?

4月11日放送の『工作太朗のジョブナイ』には、今月からCBCラジオで新番組を開始したお笑いタレントの大前りょうすけさんが登場。

東海エリアでは3つの局をまたにかける人気MCも、実はひと知れず唇を噛む時期があったとか。
そんな大前さん、リスナーの心を鷲掴みにする秘訣を語りました。

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リスナー”全否定”

大前さんの新番組『大前りょうすけのちょいバズ!』は、初回早々Twitterのハッシュタグで愛知県のトレンド1位に輝いたそうです。

工作「こんなスターがわざわざ…」
大前さん「スターじゃないよ!」
工作「あやからせてください!」

リスナーの皆さんが投稿してくれることがすごい、と大前さん。
一方で、その環境を作ったオレもすごい、と自己アピールも欠かしません。

そんな人気MCにも不遇の時があったようです。
3年前に担当した最初の番組では3時間の生放送でたった30通しかメールが来ず、うち10通はクレームだったとか。
辛い日々を経て、今では1,000通近いメールが来るようになったというから大したものです。

双方向のやりとりが魅力のラジオではリスナーへの対応がやはりポイント。
リスナーからの相談ごとは否定しないのがセオリーなようで、これには工作も頷きます。
ところが、大前さんが最初の半年に試したのは常識破りの発想でした。

大前さん「基本、全部否定しようって決めた!」

例えば、悩んでいる人に対して「自分可哀想って押し付けたいだけでしょ?」「悩んでいる暇あったらこうした方がいいよ!」などと啖呵を切るのだとか。
当たり障りのない同情よりも、こうした心からの本音の方が確かに刺さるかもしれません。

とはいえ反感を買うかもしれず、まさに紙一重のやり方。
このイチかバチかの賭けが当たり、リスナーからの熱い支持を得られるようになったそうです。
”人の行く裏に道あり花の山”は本当のようですね。
 

リスナーだけが友達の時期も……

原稿読みが下手で漢字も英語も読めない、と謙遜する大前さん。

それでも一人のリスナーに3時間かけて対応するとか。

工作「(自分は)中途半端に寄り添おうとしてしまうんですよねえ」
大前さん「寄り添うタイプ?」

大前さんも「本音では追いたいけれど、追うスキルがない」と明かします。
単身、名古屋に来た関西出身の大前さん。
当初はマネージャーも友人もおらず、「ラジオのリスナーだけが友達だった」と語るその言葉はまんざら嘘でもないようです。

大前さん「楽しかったんですよねえ、メッセージが来るのが」

また、背伸びすることの危険性を説く大前さん。
「ラジオで人を元気にさせるとか、そんなことは出来ない」「人に大きな影響を与えることはできない」と身の程を弁えているそうです。

結果的にリスナーから「元気が出た」と言ってもらえたら最大の評価、と謙虚に語ります。
 

楽しめる環境を作りたい!

工作の伊達メガネに対しても”インテリぶりたい”と深層心理を分析。

観察眼と人心掌握術が半端ない大前さん。

工作「開始15分で、このアクリル板を挟んでも見抜かれた!」

どこが刺激になったと聞かれ、リアクションが上手い、判断が的確、と長所を答える工作。
面白くなるように文面の語尾やフリは勝手に変えたりすると明かし、関西人らしいサービス精神を覗かせます。

工作「ひとつひとつ判断が素晴らしいな、と」
大前さん「(工作は)人を気持ちよくさせる才能に溢れてる」

と褒め合う二人。
外に出れず家で楽しむしかない昨今の状況のなか、リスナーが楽しめる環境を作りたいと大前さんは意気込みます。
テンポよいトークと歯切れの良いコメントで人気の秘訣が垣間見れました。
大前さんの番組は毎週土曜17時放送。興味をもたれた方はこちらもチェックしてみて下さい!
(nachtm)
工作太朗のジョブナイ
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2020年04月11日22時30分~抜粋

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