工作太朗のジョブナイ

Rude-αが語る最近のラップ事情。

沖縄出身の人気ラッパー・Rude-α(ルードアルファ)さんがラップを始めたきっかけは、公園で偶然出会ったラッパーとのフリースタイルバトル。
まるで映画のようなフットワークの軽さに工作もびっくり。

そんなRude-αさんに名前の由来や最近のラップ事情などについて語ってもらいました。3月14日放送の『工作太朗のジョブナイ』から。

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運命に従うフットワークの軽さ

ラッパーのRude-αさんは23歳。

ラップといえば、高校生のときに観たラップバトルのイメージが強いという工作。

工作「ラップを始めたきっかけは?」
Rude-α「もともとフリースタイルから始めて」

地元・沖縄の公園に座っている時、通りがかりのラッパーにいきなりフリースタイルバトルを仕掛けられたことがラップを始めたきっかけだそう。

もちろん経験もなく、当時はラップバトルも流行っていない時期だったので、とにかく見よう見まねでやってみたRude-αさん。
すると、「おまえ才能あるから明日からラッパーになれ」とその人に見込まれ、翌日から一緒に活動を始めたそうです。

その後、恩人のラッパーに久々に連絡すると「(今は)ユーキャンのボールペン講座で点と線をつなげているよ」との思いがけない返事が。
字を綺麗にしようとしているRude-αさんの恩人の変貌ぶりに爆笑する工作。

名前の由来は何なのでしょう?
ラップを始めるときに彼女にどんな名前が良いか聞いてみたそうです。
すると、彼女はノリで「ルードアルファ」と言ったそうです。

工作「意味は?」
Rude-α「わかんない。意味ないですよ」

大事なネーミングを一瞬で決めたそうで、あまりにフットワークが軽いことに驚く工作。
運命に対して素直に動くあたり、刹那的なラッパーの真髄を感じます。
 

大流行の時期を経て……

音楽とラップの境界線は何なのでしょう?

工作「一時期、ラップってすごい流行ったじゃないですか」
Rude-α「すごい流行りましたよね」

最近ではヒップホップも音楽として認められているそう。
単なる好奇な目から認知度も高まって、世間の見る目も徐々に変わってきているようです。

とはいえ、堂々とラッパーと名乗ると未だに絡まれることもあるため、聞かれたら「普通にアルバイトしてます」と答える処世術も覚えたそうです。

俺はヒップホップしかやらない、といった硬派なラッパーのスタンスは面倒くさいと思うのがRude-α流。
SOUL'd OUT(ヒップホップグループ)などのヒップホップが好みだったと語る工作も、意外とラップに造詣が深いようです。

Rude-α「音楽としてやっているという認識で」

当初はラップオンリーと狭く考えていたものの、やっていくうちにラップは一つの表現方法に過ぎないと気づいたそう。
音楽を続けるうちに視野が広くなっていったと得々と語ります。
 

狙うは紅白!?

深まるラップの音楽論の話題。

世界的にもラップと歌の境界線はだんだんなくなっているようです。
なので、自身のファーストアルバムもポップな感じになっており初めての人にも聴きやすい、と力説します。
これなら紅白にも出場したピアノPOPバンド・Official髭男dismを倒せるとの力強い言葉も飛び出し、工作の笑いを誘います。

工作「冗談抜きで狙ってるでしょ?」
Rude-α「紅白は来いよ、って感じですけど」

気持ちのいいビッグマウスを披露するRude-αさん。

工作「言い続けた方がいいよ!」
Rude-α「紅白来たら怖いっすね、逆に」
工作「ずいぶん小さくなったな~」
Rude-α「公共の電波に乗って調子いいこと言ってすみませんでした」

すぐさま謝罪するも、工作は心のなかでは闘志を燃やしといてほしいとエールを送ります。
ラッパーらしく、テンポの良い流れるようなトークを展開するRude-αさんでした。
(nachtm)
 
工作太朗のジョブナイ
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2020年03月14日22時30分~抜粋

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