工作太朗のジョブナイ

譜面が読めず挫折したのに、プロピアニストになれた理由

男性2人組のピアノバンド、→Pia-no-jaC←(以下、ピアノジャック)のHIROさんとHAYATOさんが、2月1日放送の『工作太朗のジョブナイ』(CBCラジオ)に出演しました。

クラシックピアノを用いたライブを見せる彼らですが、ピアノ担当のHAYATOさんはなんとピアノを独学で習得したとのこと。
どのように独自の演奏法を学んでいったのでしょうか?

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独学で習得したピアノの演奏法

学生時代からピアノジャックの存在を知っていたという工作。写真のいかつそうなイメージから…

工作「怖い方なのかな、と思っていた」

歌は苦手で「歌えるもんなら歌ってみたかった」と語る二人、最初はバックバンドとしてスタートしたそうです。

ピアノジャックはピアノとカホンのコンビネーションです。カホン担当はHIRO さん。
カホン (Cajón) とは聞きなれない名前ですが、ペルー発祥の打楽器とのこと。
ドラムが向いていなかったので、カホンを始めたそうです。

HIRO「ドラムとは全然違いますね。あんな難しい楽器じゃないですよ」

ペチペチ叩くだけで簡単だと説明します。

ピアノ担当はHAYATOさん。
こどもの頃はクラシックピアノを習っていたそうですが、ほぼ独学で習得したそうで、指使いもおかしいと自覚があるのだとか。

実は工作にもピアノを習った経験があります。ピアノの場合、世の中に流れている曲とはだいぶ違う感じの曲が収められている「バイエル」を練習しなくてはいけないと話が弾みます。
やらされている感が強く、楽譜を読むのが苦手だったそうです。
アルファベットと区別がつかなかったとか。

HAYATO「四本線でもいいんじゃないかと」
工作「五線、ありましたね~」
HAYATO「それくらい、楽譜には疎くて」
 

ピアノとの不思議な縁

一度はピアノをやめてしまったHAYATOさん。
ところが、ピアノを離れたHAYATOさんに運命の巡り合わせが。
奇遇なことに、小学校の時のピアノの先生がその後中学校の先生になったそうです。
そして、合唱コンクールでピアノの伴奏を頼まれたそうです。曲は「グリーン・グリーン」。

工作「全部、青春の響きですね!」

課題曲が「グリーン・グリーン」で、もう1曲を自由に弾いて良いと言われたそう。
HAYATOさんは全く楽譜通りでない弾き方をしたところ、なんと優秀賞を受賞してしまいます。
「あ、これでいいんか」と何かをつかんだHAYATOさん。
クラシックとかジャズとかの区分けは特になく、フリースタイルの道にすすみ、そんなに難しいことはしていないと語ります。

またピアノジャックは、90年代に人気を博したビジュアル系バンド・ルナシーのコピーバンドをやっていたとか。

工作「ルナシーを聞いていたんですね!」

影響を受けたそうで、世代が少し重なっている工作も強く共感を示します。
 

クラシックのアレンジ集が人気

ピアノジャックの最新アルバムは人気のクラシックシリーズの第7弾。
第1弾のクラシックシリーズでは、伝統あるクラシック曲をアレンジしたところ、とても好評。

HAYATO「最初は怒られるんじゃないかと」

自分たちのイメージが付いていない分、怖さもあったとか。
親しみやすくするため、商店街や運動会で聞いたことのあるような曲ばかり収録しているそう。
コンセプトとしては、誰もがどっかで耳にしたような、みんなが知っているメロディーだけをピックアップするそう。
例えば年末でおなじみのベートーベンの第9交響曲は45分にも及ぶため、知っている部分だけ抜き取って演奏することを目指しているとのことです。

原曲から弾いてその曲を徐々に壊していくさまを見せたりもするそう。
興味を持った方は、ぜひコンサートをチェックしてください。
(nachtm)
 
工作太朗のジョブナイ
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2020年02月01日22時26分~抜粋

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