工作太朗のジョブナイ

不動産屋がホンネで語る物件探しのコツとは

新年度に向けて2月や3月は移動の準備でせわしくなる時期。
引っ越しやひとり暮らしなど、物件探しが気になる方も少なくないのではないでしょうか?

そんな時、お世話になる不動産屋さんにスポットを当て、向いているタイプなど、仕事の特徴について伺いました。
1月25日放送の『工作太朗のジョブナイ』から。

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コミュニケーション能力が大事!

今週のゲストは(株)日商・人事部の牧ヨシアキさん。

工作「入社するにあたって資格はあるのでしょうか?」
牧さん「全くないですね」
工作「宅建が必要とか、あるじゃないですか?」
牧さん「あったほうが有益かもしれませんけど、それが全てではないですよね」

宅建(宅地建物取引士)は必ずしも取得の必要はなく、「人と接するのが好きな方」「元気な方」が活躍する場とのことです。

大切なのは「お客さんの要望をしっかり聞く能力」だそうです。
相手の要望を理解しなくては、たくさんある物件の中から、適切にチョイスすることはできません。
ということは、良い物件を探したい方は、まず「しっかり話を聞いてくれる」不動産屋さんを探すのが必須のようですね。

ちなみに、牧さんは資格試験のために1日3時間の勉強を3ヶ月続け、模擬試験を何度も問いて合格したそうです。合格倍率は15%の狭き門だとか。

工作「どのくらいの給料なんですか?」
牧さん「決して少なくはないと思います」

完全歩合ではないにせよ、頑張れば頑張るほど自分にはね返ってくるようでやり甲斐もあるとか。
また、資格をもっていれば、資格手当(月2万5千円)も出るそうです。

工作「僕も日商で働かせてください!」
牧さん「…工作さんですか!?」

と、リアルな間をおいて返された工作。
もしかしたらコミュニケーション能力足りないのか?と悶々とした様子の工作でした。

繁忙期は2~3月!1月はまだ物件が少ない?

不動産屋さんの仕事内容は仲介営業が中心で、ルームアドバイザーとしてアパートやマンションを紹介する仕事が基本だそうです。物件探しの経験がある方にとってはおなじみの業務ですね。
馴染みのある方は多いんじゃないか、と工作。

工作「忙しい時期ですよね、今って?」

2月から3月は新年度直前ということで、新入の大学生など入学・就職・転勤を控えるお客さんが非常に増え、店が忙しくなる時期とのこと。

工作「1月に入る人は早いですか?」
牧さん「1ヶ月前に退去連絡を頂くので、1月はまだ物件が少ないです」

「早ければいいってもんじゃない」と理解する工作。

接客以外の時間帯の仕事は?

では、普段の仕事はどんな感じなのでしょう?

牧さん「お客さんが来店されたら接客業務に入ります。希望の条件をお伺いします」

一口に物件といっても、日照、家賃、広さ、間取り、立地条件などポイントはさまざま。
お客さんがどのポイントを重視するかによって対応を変える必要があるため、的確なヒアリングが大事だそうです。

工作「接客以外のときはどのようなことを?」
牧さん「車で外を回って物件の調査をしていますね」

オーナーさんに確認をしてご提案をしたり、あるいは修理が終わった部屋の室内写真を撮っておいたりするそうです。
事前に下調べをしておくと、お客さんに自信を持って部屋を勧めることができるのだとか。

また、インターネットでも物件検索ができるようになった昨今。
お店に行くのとインターネットで探すのとはどう違うのでしょうか?
「ポータルサイトでみると比較はしやすいが、建築メーカーなどいろんな業者があるので、探せる物件も違う」とのお答えでした。

さらに、気になる家賃交渉について工作が切り込みます。

工作「どうにかなるもんですか?」
牧さん「オーナーや管理会社に交渉する機会もあります」

意向によっては値引きされることもあるかもしれないそうです。
「日商さんにしとけばよかったかな。タイミングもあるんでしょうねぇ~」と少し悔しがる工作でした。
(nachtm)
工作太朗のジョブナイ
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2020年01月25日22時17分~抜粋

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