工作太朗のジョブナイ

40代で開業し15年続くたこ焼き屋の秘密は油とあの野菜

様々な仕事にアプローチするお仕事エンターテイメント番組『工作太朗のジョブナイ』。

1月18日放送で取り上げたのは、仕事をいろいろ変え、40代で一念発起して"たこ焼き屋"を開業し、15年続く人気店に育てた方。
生き馬の目を抜く厳しい飲食業界で生き残るための経営の秘密はどこにあるのでしょうか?

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長続きの秘密は「無理のない経営」

今週のゲストは新栄町のたこ焼き屋『あっぱれだこ』のオーナー、山田さん。61歳だそうです。

家庭でたこ焼きを作ると材料を混ぜるのに時間がかかりますよね。
時短のため、普段イメージする2倍くらいのサイズの泡立て器で作業している山田さん。
たこ焼きの場合、飲食業に付き物の長時間の仕込みはあまりないそうですが、1日に1000~2000個くらい焼く必要があるため、反復作業の効率化はとても大事。

工作「ライフスタイルに合わせて無駄をせず、無理をしない。時間をかけなくて済む工夫をされている!」

身体に負担をかけず、長続きするための経営努力に工作は感心します。

気になる稼ぎについては”企業秘密”とノーコメントでしたが、「責任は伴うけど自由で楽」「常連さんがいるので成り立っている」と、たこ焼き業自体についてはとてもポジティブな回答でした。

また、工作の定番の質問に対しては「アルバイト募集は現在はしていない」との答え。

工作「すぐ行けたのに!ジョブナイの前に。最高だったんだけどな…」

元手の安さから”たこ焼き屋”をチョイス

ポン酢をつけて『あっぱれだこ』のたこ焼きを実食した工作、その美味しさに思わず声を上げます。

工作「いつから開店しているんですか?」
山田さん「15年経ちましたね」

飲食店で15年は長続きしている方だと驚きをみせる工作。

工作「昔からやりたかったんですか?」
山田さん「ではないです」
工作「たこ焼き好きでした?もともと」
山田さん「そうでもなかったですね(笑)」

30歳までいろいろ仕事を変えてきたという山田さん。

40代で仕事がなかなか見つからず、自営を考えたところ、ラーメン屋だと開業に軽く1000万かかるそう。
手っ取り早くやれて、開業資金がラーメン屋の3分の1くらいですむたこ焼き屋になろうと決意したそうです。

たこ焼きの本場・大阪のたこ焼きにはキャベツが入っていません。
ところが、山田さんのたこ焼きにはキャベツが入っており、「それは”お好みボール”だ」と揶揄されたことも。

たこ焼きの本場・大阪での厳しい修行

本場・大阪のたこ焼きを極めようと思い立った山田さん。

出向いた大阪の修行では皿洗いなど下積みもありつつ、最初から焼かせてくれたとのこと。
基本的に丁稚奉公だったので、厳しい”可愛がり”を受けたと語ります。

工作「人生経験を積んでいるから辛かっただろうな。全部捨てて、なかなか簡単にできないよ」

素晴らしい、見習らなきゃな、と工作。

山田さんのたこ焼きにはどんなこだわりがあるのでしょうか?
修行先の店で教えてもらったそうで、普通の油は使わないとか。

山田さん「これはなんでしょうか?」
工作「バター!」
山田さん「冷めてるとカチカチになります」
工作「ラード!」
山田さん「正解です」

食材は自分の感性を信じて集めているそうです。
「他に修行先の大阪で得たことは?」と問われ、「大阪のイメージである”モノを大事にする”ですかね。なるべく捨てないで入れ込む習慣は受け継いでいる」と山田さん。

工作「修行に行って強くなれる。芸と通じるものを感じる。師匠がいることとか」
と、自身を顧みる修行経験のない工作。

「(山田さんは)辛い修行のときも『~してもらって』と感謝の想いが常にある。それでファンが増える。お笑いと同じ!」と芸事にもあてはまるヒントを得た様子の工作でした。
(nachtm)
工作太朗のジョブナイ
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2020年01月18日22時22分~抜粋

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