工作太朗のジョブナイ

Jリーガーから華麗なる転身!新聞記者の仕事とは?

名古屋で活躍するピン芸人・工作太朗が、様々な職業を紹介する『工作太朗のジョブナイ』。

10月12日放送で紹介したのは新聞記者。
私たちの生活になじみの深い新聞ですが、どのようなお仕事なのでしょう?

しかも今回話を伺った芸能記者の方は、なんと元Jリーガーとのこと、興味深い経歴もお持ちのようです。

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新聞記者の仕事

今回のゲストは、中日新聞社に所属する記者の小杉敏之さんです。
以前小杉さんから取材を受けた縁がある工作、この日は逆取材に。

工作「新聞記者ってどんなお仕事なんですか?」
小杉さん「部署によっても違いますが、新聞記者全員に共通して言えるのは”権力の監視”です」

政治・経済・芸能いずれの分野でも、「不正が行われていないかチェックし、報道していく」のが責務だそうです。
結果として、そこでとくダネも発生するのだとか。

民主主義の国では物事が多数決で決まる一方、しわ寄せを受けるのは常に弱者。
第四の権力としての役割が求められるジャーナリズムとして「マイノリティや社会的弱者の方が持っている意見をすくいあげて、社会に提示する」ことの大切さを小杉さんは強調します。

工作「立場の弱い人たちに不当なことが起こってないか。そういう抑止力になるってことか」

新聞記者の役割を再認識します。

なぜ転職がうまくいったのか

1998年(平成10年)に新聞記者になった小杉さんに、なぜ新聞記者になったかを尋ねる工作。

実は小杉さんの最初のキャリアは、Jリーグ・名古屋グランパスエイトの選手!
1991年(平成3年)のチーム創設と同時に入団し、主にディフェンダーとして活躍していたのです。
「その頃の小杉さんを覚えている」というリスナーからメッセージもありました。

その後、1996年にブランメル仙台(現・ベガルタ仙台)に移籍、1997年にサッカー選手を30歳で引退。
そして翌年から記者として、第2の人生を始めたという驚きのご経歴でした。

「すごいですね!」とまさかの意外なキャリアに驚きの声を隠せない工作。

工作「転職がスムーズにいったコツは?」
小杉さん「取材される側としても周りの人に可愛がられていたからすっと溶け込めた。しっかり人間関係を作れていたから、転職がスムーズにいったと思う」

工作も「周りに可愛がられるのは大事」と納得の様子。
現役時代のインタビュアーとの信頼関係が華麗な転身の、大きな理由のようでした。

「CBCの人と仲良くしなきゃな……」と、しみじみ納得する工作。

新聞記者は儲かるのか

最後は、工作にとって一番大事な質問です。

「新聞記者さんは儲かるんですか?」

これには「儲からないと思います」と返す小杉さん。

とはいえ「弱者に寄り添う仕事だと思っています。なので、世間とかけ離れた年収は得ていない」と自分を誇らしげに語る小杉さん。

他と違うところがあるとすれば「時間外手当が多い」とのこと。
締め切り間際とか大変なのか?と推測しつつも、仕事に自信と誇りを持っている様子を羨ましく思う工作。

実はプロサッカー選手時代、戦力外通告を2回も受けたことのある小杉さん。
不安定な1年契約の生活で終止符を打ち、今の仕事を始めた時は「30年契約をもぎ取った!」と安心感を覚えたそうです。

「固定給を勝ち取った!」との声に、再び羨ましがる工作。

長時間に渡るインタビューで、小杉さんの印象的な言葉です。

「いい奴と思われなくていい。自分を主張すること、相手を尊重した上で長いものに巻かれずいいものを作ろうという信念が大事」

これに対し、自ら「長いものにすぐ巻かれちゃう…」と反省仕切りの工作でした。
(nachtm)
 
工作太朗のジョブナイ
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2019年10月12日21時20分~抜粋

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