城所あゆねのグランパスタイム

リーグ戦後半突入。敗戦スタートの名古屋グランパス

リーグ戦も後半へ突入したものの、20節・ヴィッセル神戸戦は敗戦スタートとなった名古屋グランパス。
続く21節・清水エスパルス戦も引き分けとなり、上昇気流に乗れるのか試される試合が続きます。

6月21日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねが現地観戦の模様を交え、リーグ戦を振り返りました。

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前半2失点で折り返し

15日にアウェイのノエビアスタジアム神戸で行われたJ1第20節・ヴィッセル神戸戦は1-2で敗戦となりました。

城所「前半の立ち上がりからヴィッセルに押し込まれ、耐える展開になりましたね。前半44分にヴィッセルのFWジェアン パトリッキ選手に左からクロスを上げられ、クリアしきれずオウンゴールを献上して先制されました」

さらに前半アディショナルタイムの47分、左からのCKをヴィッセルのFW宮代大聖選手に押し込まれることに。これで前半0-2で折り返すことになりました。

1点返すも追いつけず敗戦

2点を追いかけることとなったグランパス、後半は積極的に攻撃に出るしかなくなります。

後半12分、グランパスはDF原輝綺選手が丁寧にゴールを決め、1点差に迫ります。しかし、その後はゴールを奪うことができず1-2でタイムアップ。7試合ぶりの敗戦となりました。

城所「正直2点先行されて、後半1点返したのはよくやったなと思いましたが。ちょっと苦しい展開でしたね」

リスナーからの投稿です。

「ヴィッセル神戸戦で、GKピサノ アレックス幸冬堀尾選手の不敗神話が途絶えたのが残念です。次の(21節)清水エスパルス戦からまた、不敗神話を積み重ねていきましょう」(Aさん)

ここのところ、GKシュミット ダニエル選手がケガのためピサノ選手が正GKとして活躍していましたが、連勝は厳しいところです。

新戦力はグランパスで戦えるのか?

一方で、グランパスにとってはあまりよくないニュースもありました。
12日にグランパスはフルミネンセFC(ブラジル)よりレレ選手が期限付き移籍で加入することが決定したと発表し、18日に移籍会見を行う予定でしたが延期。

城所「スポーツ報知によると、グランパスでの公式戦出場に際する最終的な承認回答が得られていないためとのこと」

これは、FIFAの規則で「同一シーズンで最大3チームに登録することができるが、そのうち2チームでしか公式戦には出られない」という規則に抵触するかどうか、回答が得られていないとのこと。

レレ選手が今年ブラジル国内のフルミネンセで州選手権に出場していたほか、期限付き移籍先のセアラーSCで出場した1部リーグ戦にも出場しています。
グランパスとしては一刻も早く回答を得たいところです。

第21節は引き分けに

なお21日にホーム・豊田スタジアムで開催された、J1第21節・清水エスパルス戦は1-1の引き分け。
グランパスにとっては先制し、しかも後半終盤までリードしていただけに同点弾を叩き込まれて痛恨ドローとなりました。

エスパルス側は「勝ち点1をもぎ取った」という評価になる一方、グランパスは勝ち点3が1に減り、2を取りこぼした苦い結果になりました。

次の試合は、28日にアウェイのエディオンピースウイング広島で行われるJ1第22節・サンフレッチェ広島戦です。
上位に勝てるのか、それともまた停滞するのか。真価が問われる一戦となります。
(葉月智世)
城所あゆねのグランパスタイム
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2025年06月21日22時49分~抜粋

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