城所あゆねのグランパスタイム

開幕3連敗からの3連勝!名古屋グランパスの現時点を振り返る

2月に開幕したJ1リーグ。そろそろ序盤のスタートダッシュの時期が終わり、各チームの立ち位置が見えてくる時期です。
開幕3連敗という不名誉なスタートを切った名古屋グランパスはその後2連勝。

4月1日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねが第5節の試合を振り返りつつ、序盤の戦いを総括しました。

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連敗スタートで不穏な空気に

今季のグランパスを振り返る城所。
新加入14名を迎え、迎えた第1節2月23日の開幕戦はホーム・豊田スタジアムで鹿島アントラーズと対戦し、0₋3で敗れました。

城所「複数失点をしたことは、新戦力に期待していただけに悔しかった」

続く3月2日の第2節の相手は今季よりJ1に昇格したFC町田ゼルビア。ホーム・豊田スタジアムでのゲームでしたが0₋1で2連敗。この敗戦は城所も予想しておらず、ショックだったといいます。

今季で3年目となる長谷川健太監督ですが、昨夏にマテウス選手が移籍してから勝ち星が激減し、優勝争いから陥落したことも記憶に新しいところ。
ホーム連敗にはさすがにサポーターのテンションが下がり、監督批判も起こりました。

何とか初勝利

そして月9日の第3節、アウェイ・デンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟戦も0₋1で敗れ、開幕から無得点の記録的な3連敗を喫しました。

城所「開幕3連敗は24年振り、この時点で1得点もできていないっていうお粗末さと、新潟まで遠征して、雪が吹雪く中で応援して負けたっていう寒さでつらかった」

遠征したサポーターの一部は、試合後激怒。最下位という想定外の順位に、SNSでも監督解任論が強まる結果に。

3月16日にアウェイ・三協フロンテア柏スタジアムで開催された第4節・柏レイソル戦はまさにチームも監督も背水の陣で挑みました。結果は2₋0と今季初得点・初勝利を掴みました。

気温も上昇して暖かい中での一戦でしたが、試合内容も熱かったとのこと。応援に熱が入りすぎ、試合後に声が枯れてしまったという城所。

3連敗後の3連勝

3月30日にホーム豊田スタジアムで行われた第5節・横浜F・マリノス戦。
番組収録時点で結果が判明していなかったので、試合直後の城所が電話レポートを寄せました。

城所「2-1の逆転勝利です!マリノスはやっぱり足元がうまくて、細かいパスをつないでくる。でも主審の合図の笛の前にセットプレー始めて止められていたり、粗いプレーが垣間見えたり、いらいらしているなって思った。

ファールを取られる等納得いかなかったと思うけど、そういう粗さがあると、グランパスも付け入る隙ができる」

先制したのは、後半9分にマリノスの永戸勝也選手。こぼれ球に反応し、ペナルティエリア左から左足でゴール下に決めました。

その後、後半32分にグランパスの森島司選手がペナルティエリア手前から右足でゴール左下に決めて同点に。さらに後半47分、アディショナルタイム(ロスタイム)にFKを獲得。キッカーの山中亮輔選手が、がペナルティエリア手前から左足で見事な軌道でゴール左上に決めて終了。

第5節終了時点で12位となり、J2降格圏(18~20位)を脱出したグランパス。さらに4月3日はアウェイ・札幌ドームでの第6節でコンサドーレ札幌を2-1で下して3連勝、6日の時点で8位に浮上しました。
7日にはホーム豊田スタジアムで第7節・アビスパ福岡戦です。
(葉月智世)
城所あゆねのグランパスタイム
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2024年04月01日12時21分~抜粋

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