城所あゆねのグランパスタイム

開幕3連敗・無得点のグランパス、サポーターはどう思っている?

J1リーグ第3節終了時点で、残念ながらまだ1勝もできていなかった名古屋グランパス。
開幕からの3戦が無得点という非常事態に、サポーターにも鬱屈が溜まっている状態です。

3月14日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、これらの3試合を現地で観戦した城所あゆねが、リスナーのメッセージを交えて振り返りました。

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極寒の中で泥沼3連敗

3月9日にアウェイのデンカビッグスワンスタジアムで行われたJ1リーグ第3節・アルビレックス新潟との対戦は、残念ながら0-1で敗れました。

この試合は、FWキャスパー・ユンカー選手がけが、MF米本拓司選手が前節レッドカードを受け出場停止と主力を2人欠くことに。
さらに雪の舞う極寒の中での敗戦に、ゴール裏のサポーターの一部が怒りを爆発させるほどでした。

城所「これで2000年以来の開幕3連敗となりました…。もうね、記事などの文章をあらためて見ると、グサグサと胸に刺さります。
ちなみに私は新潟まで行ってきたけど、雪がすごい。もし秋春制になったら、大丈夫?って思うくらい交通手段が大変だと思う」

スタジアムに辿り着くのも大変ですが、当日は雪がかなり舞う中での試合でした。観客もですが、選手自身も体が冷えてコンディションに影響があったはず。
夏の酷暑がクローズアップされての秋春制移行決定でしたが、冬の極寒や雪についての指摘もあります。

得点の匂いもしない

失点は、後半43分にグランパスDFに当たり、新潟のMF長谷川元希選手が執念のゴール。これが決勝点となりそのまま試合が終了しました。

城所「あれは予測できない。だって、ミッチ(ランゲラック選手の愛称)もボールの場所はわかってたもん。手も届いていたけど、まさかのループシュートでミッチの上を超えて行っちゃった」

観ていた城所は「マジか…」とがっくり。
その後アディショナルタイム(ロスタイム)も含めても時間はほとんど残っておらず、反撃できないまま試合が終了したのでした。

グランパスを見ていて「点が取れそうだと思える瞬間はあまりなかった」と語る城所。
その一方で、開幕戦(鹿島アントラーズ戦)や第2節(FC町田ゼルビア戦)のように、失点しそうなシーンが減ったように感じたとか。

第3戦は途中で「0-0の引き分けかな」と思っていたそうで「勝ち点1でも取れればいい」と考えていたそうです。

サポーターの見解も様々

リスナーからの声です。

「どんな時も前を向いていきましょう」(Aさん)

「攻撃や中盤でパスのコンビネーションが悪いですね。このままだと優勝争いより降格争いに…」(Bさん)

見解は割れているようです。

城所「やめてよ、降格争いなんて。でも楽観的に考える余裕はないよ。まだ1勝もしてないから仕方ないけど」

「早くも正念場、しかも1点も取れていない。何とかしないと取り返しのつかないことになると思います」(Cさん)

こうした危機感を持つサポーターも。

反面、信じて応援し続けるサポーターもたくさんいるのが今のグランパスです。ただし、次の試合の結果次第で、チーム周辺が騒がしくなる可能性もあります。

3連敗に一瞬「もう行かない!」と思った城所ですが、やがて「次の試合も応援するぞ」という気持ちになったといいます。
城所含めたサポーターには、どんな時も信じて応援し続けるチーム愛が必要とされるのは間違いありません。

この想いが通じたのか、16日に三協フロンテア柏スタジアムで行われたJ1 第4節の柏レイソル戦では、2-0とようやく今季初勝利を挙げました。
(葉月智世)
城所あゆねのグランパスタイム
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2024年03月14日21時02分~抜粋

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