城所あゆねのグランパスタイム

30年振りの無得点開幕3連敗!名古屋グランパスの課題と光明

2月23日にJ1リーグが開幕して2週間経ちましたが、第3節まで3連敗を喫している名古屋グランパス。

3月9日の第3節・アルビレックス新潟戦の前、7日に放送されたCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、2節のFC町田ゼルビア戦に関するリスナーのメッセージを紹介しました。
1994年以来の無得点3連敗を続けるグランパスですが、第4節以降に光明は見いだせるのでしょうか?

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不名誉な連敗

2日に行われたJ1 第2節(豊田スタジアム)の名古屋グランパスvsFC町田ゼルビアは、0-1という結果に終わりました。

城所「まだ2試合しかしていないので次!前を向いていきましょう」

前向きな発言をしつつも「連敗はきつい」と本音も。2日時点での開幕2連敗は22年振りの不名誉な記録でもありました。

町田戦を現地観戦した城所は「前半はよかったんじゃないか」と評価。
さらに後半18分、MF山中亮輔選手と交代で出場したMF倍井謙選手の動きがよかったといいます。

特に倍井選手のドリブルやクロス、相手選手とのマッチアップなどを観て「いい選手じゃん」と思ったとか。対戦していた町田も、後半は疲れてきたところに倍井選手のような動きをされるとやりづらかったのでは、との印象があったようです。

ボールがFWに届かない…

町田戦では、先発にDFハ・チャンレ選手、MF中山克広選手など今季から移籍加入した面々も初スタメンとして名を連ねるなど、今後の活躍を期待できそうな選手もいたことが収穫でした。
ただ、城所が残念に思ったのは、チームの主力であるMF米本拓司選手が後半42分にレッドカードを食らったこと。次の試合は出場停止、大きな痛手となります。

リスナーからも厳しい意見がありました。

「今季のグランパスは守備からのビルドアップの精度に安定感がなく、なかなかFWにボールがつながりません。これではいくら強力FW陣がいても点は取れませんよね」(Aさん)

試合中にFWキャスパー・ユンカー選手までパスが回らず、いらいらした様子でプレーしている場面も散見されました。

銀婚式の旅行でグランパス観戦

銀婚式の旅行に、グランパス戦観戦を組み込んだというリスナーからは…。

「素直に町田ゼルビアの強さを認めざるを得ないゲームだったと思います。負けましたが、3万人を超えるサポーターの熱気に豊田スタジアムを楽しむことができました。またグランパス戦に参戦したいと思います」(Bさん)

城所が気になったのは最後の「またグランパス戦に参戦」の一言。

城所「これ、グランパスのサポーターじゃないってこと?相模原市の方なので、どこのサポーターなんだろうって気になってる」

相模原には、J3のSC相模原があります。同じ神奈川県内に目を向ければ、J1に横浜F・マリノスと湘南ベルマーレ・川崎フロンターレ、J2 に横浜FC、そしてJ3にY.S.C.C. 横浜と多くのチームがあるだけでなく、近隣県にはさらに多くのチームが存在。

他にも早くも残留争いを心配する声もあれば、まだ前向きに次を見据える声などサポーターの捉え方は様々。また町田ゼルビアの戦術についてもSNSで議論されていました。

9日のJ1リーグ第3節・アルビレックス新潟(デンカビッグスワンスタジアム)も敗れたグランパスですが、これまでの3戦については対戦チームの戦術もしっかり検証し、前向きに生かしてほしいものです。
(葉月智世)
 
城所あゆねのグランパスタイム
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2024年03月07日21時04分~抜粋

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