城所あゆねのグランパスタイム

開幕戦で鹿島アントラーズに黒星!グランパスの戦いぶりを検証する

2月23日に開幕した今季のJ1リーグ。
名古屋グランパスは鹿島アントラーズとの開幕戦をホーム・豊田スタジアムで戦い、残念ながら黒星スタートとなりました。

2月29日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、この開幕戦についてリスナーの投稿を交え、城所あゆねが分析しました。

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開幕は3失点で完敗

2月23日に行われたJ1 第1節(豊田スタジアム)の名古屋グランパスvs鹿島アントラーズは、0-3という結果に終わりました。

城所「1点も入れてないの?しかも3失点?みたいな。言いたいことはみんなもいろいろあると思う」

グランパスは、左サイドのMF山中亮輔選手のクロスを中心に攻めていましたが、パターン化した攻撃をアントラーズに読まれており、封じられる展開に。
現地で応援していた城所も「他の攻撃パターンはないのか?」と思ったとか。

前半19分、この試合でJ1通算100試合出場達成したMF仲間隼斗選手に先制点を奪われ、1点ビハインドで折り返します。

この失点については城所も「きれいに決められた」と悔しがるほどの内容。グランパスとしては後半巻き返したいところでしたが、そうはいきませんでした。

後半も苦しい展開

後半開始直後の2分に、今度はFWチャヴリッチ選手に追加点を許す苦しい展開となります。
さらに後半17分、またもや仲間選手に点を入れられ、計3失点。

そのまま1点も奪い返せないまま、開幕戦を終えました。

城所「2014年開幕の清水エスパルス(現J2)戦以来、10年ぶりにリーグ開幕戦を落としたということになります。びっくり、そんなに開幕戦勝ってたかって思いますよね?

でも私も、開幕戦のイメージって勝てるなって思ってたから。引き分けもこの中には含まれますけど、悲観的にシーズンが始まったイメージがないだけに、余計にこの敗戦は寂しい」

グランパスのDFラインに入ったのは、右から野上結貴選手、三國ケネディエブス選手、井上詩音選手。
背が高い三國選手は、ヘッド(頭)で止めてくれることを期待したかったところで、実際に前半は機能していました。

しかし、後半になるにつれて、DF陣の連携不足が目立っていった印象とのこと。
確かに、昨季は大活躍したDF中谷進之介選手(現ガンバ大阪)、DF藤井陽也選手(現ベルギー・KVコルトレイク)などが抜けた影響が大きい模様。

攻撃面でもユンカー選手・パトリック選手と、昨季双方10点以上取った選手をツートップに並べますが、完全にアントラーズに抑え込まれるなど得点も厳しい状況でした。

リスナーは前向き思考?

開幕戦を見たリスナーからの投稿です。

「まさかの開幕戦完敗でしたが、途中出場した倍井謙選手の動きがよかったと思います」(Aさん)

城所「倍井選手のことはスポーツ紙の記事にもなっていましたし、これから期待できる選手がたくさんいるなという印象」

他にも「次の町田ゼルビア戦は気持ちを切り替えて応援に行きます」(Bさん)など、まだ初戦が終わったばかり、と気持ちを切り替えるサポーターも多い印象です。

逆に「3₋0で勝つつもりだったのに、逆に0₋3で負けて言葉が出ません」(Cさん)など、反応は様々。
それだけ城所も含め、開幕戦に黒星イメージを持たなかったサポーターが多かった証拠です。

3月2日のJ1第2節・FC町田ゼルビア戦(豊田スタジアム)も0-1で連敗となったグランパス。次こそ勝利を手にしたいところです。
(葉月智世)
 
城所あゆねのグランパスタイム
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2024年02月29日21時05分~抜粋

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