城所あゆねのグランパスタイム

今季のグランパス、サポーターはこう評価する

Jリーグが12月3日をもって今季終了となり、名古屋グランパスは6位に終わりました。
1年を通じて応援していると、好不調の波もあり、チームに対する思いもサポーターそれぞれで違うと話す、「ガッツポーズお姉さん」こと城所あゆね。

12月7日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、「今季のグランパス、あなたの感想は?」というテーマでメールを募集しました。

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今季は後半失速で6位終了

12月3日、名古屋グランパスは、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催されたJ1 第34節・柏レイソル戦で1₋1で引き分け。今季を6位で終えました。

今季はガールズフェスタや、最終節の場外イベントのMCなどグランパス関連の仕事も多かった城所。
この柏戦終了後、来季も続投が決まっている長谷川監督からあいさつもありました。

長谷川「シーズン前半は優勝を争うこともでき調子が良かったが、後半サポーターの皆さんから引き続き大きな期待と応援を頂いたにもかかわらず、上昇気流に乗れなかった、申し訳なく思う」

城所「あんなダイレクトに『ごめんなさい、すみませんでした』って言われたら、まあまあ…って思ってしまいますね」

失速した点については、城所も含めたサポーターの間に不満とうっぷんが蓄積していたのは間違いありません。監督もわかっていたからこそのお詫びでした。

謝られると許しちゃう?

リスナーからの投稿です。

「言いたいことはいろいろとありますが、最後のハセケン監督の謝罪で吹っ切れました。来季に期待して楽しみにしています。来季はどんなドラマが待っているのでしょうか」(Aさん)

城所「拍子抜けしちゃいましたよね、長谷川健太監督の『ごめんなさい、申し訳ありませんでした』は、ねぇ?でも、長谷川監督からの気持ちは伝わってきたかな?と私の中では思います」

同時に、今季で退団が発表された丸山祐市選手もサポーターへ向けて挨拶しました。

「5年半、ありがとうございました。皆さんの応援のおかげです。グランパスのことはずっと好きですし、家族も愛知県が大好きになったので、引き続きグランパスを代わらず応援してください」

最後は丸山選手の胴上げも。
今のJリーグでは、移籍が当たり前になったこともあって丸山選手の5年半という在籍期間はむしろ長いくらいです。
今後、丸山選手が新天地で活躍してほしいという思いは、城所を含めたサポーターの願いでもあります。

期待していたからこそ厳しい採点

ちょっと厳しめの意見も。

「前半戦は優勝争いをしていたのに、終わってみればJ1優勝したヴィッセル神戸と勝ち点差19。僕は今季のグランパスは50点です。何もタイトルを取れなかったので来季は絶対3冠(リーグ優勝・ルヴァン杯と天皇杯優勝)取るぞ!」(Bさん)

城所「神戸と、勝ち点差19もあった?ひえ~数字で言われると…」

リアルに数字を突き付けられると、あらためて優勝チームとの格差を感じた様子。
「3冠を!」とグランパスのサポーターたちは言い続けましたが、城所はこれがいかに難しいことか実感したといいます。

3冠を取るには、リーグ戦とカップ戦(ルヴァン杯と天皇杯)の試合で選手をやりくりし、勝ち続けなければいけないので、先に敗退したチームよりも試合数が増えてより過密日程になる問題も。過密日程は、けが人が出る恐れも高まります。

前半の好調さなら「3冠も達成できる!」とサポーターが思ったのは間違いありません。
夏の移籍市場でマテウス選手が中東へ移籍、グランパス含めJ1各チームも補強していますが、新しい戦力との融合は簡単ではなかったのが事実です。

これから、どれだけチームとして成熟できるかは新戦力の補強と春季キャンプにかかっています。
(葉月智世)
 
城所あゆねのグランパスタイム
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2023年12月07日21時03分~抜粋

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