城所あゆねのグランパスタイム

グランパス、優勝争いから一歩後退?ルヴァン杯で勝利も、リーグ戦完敗

ルヴァン杯とリーグ戦、どちらも佳境に差し掛かりつつある中、厳しい戦いを続けている名古屋グランパス。

9月17日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、ルヴァン杯準々決勝、そしてリーグ戦の結果について、「ガッツポーズお姉さん」こと城所あゆねがレポートしました。

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元グランパス選手は活躍も…

サッカー日本代表の9月10日ドイツ戦・9月12日トルコ戦の試合結果についてメールが届きました。

「ドイツ戦で元グランパスの菅原由勢選手、いいパス出してましたね。伊東純也選手や上田綺世などがゴールを決めていて素晴らしかったです。
グランパスの森下龍矢選手は出番がなかったですが、またグランパスで頑張って選ばれてほしい!」(Aさん)

菅原選手は、グランパスU-15、U-18と少年時代からグランパス下部組織で成長してきた選手で、現在はオランダのAZ所属です。

今回の親善試合は、昨年のカタールW杯でドイツが日本に敗れたリベンジとして熱望されていた再戦です。今回も日本が4⁻1で勝利しました。

城所「ドイツはカタールW杯の件があるから、今回めちゃくちゃ燃えてるよって聞いてたけど圧勝!最高でしたね」

森下選手の出番がなかったことについては、悔しいという城所。「その分、代表で得た経験をグランパスで発揮して、チームの力になって欲しい」と続けます。

ルヴァン杯準々決勝は死闘の末勝利!

グランパスは先週10日、ルヴァン杯の準々決勝アウェイ第2戦をカシマスタジアムで戦いました。第1戦は9月6日にホーム豊田スタジアムで行われ、1₋1のドロー。準決勝進出のために勝利が絶対不可欠でした。

城所「延長戦までもつれ込みまして。結果2-1で勝ちました!」

まさに死闘といってもいい試合。ルヴァン杯はリーグ戦ではないため、ホーム戦とアウェイ戦の得点合計が上回ったチームが準決勝へ駒を進めるシステムです。

今回、第2戦の後半が終わった時点で合計2-2の同点となったため、延長戦(前後半15分ずつ)、それでも決着がつかなければPKとなる予定でした。
延長後半14分に、途中出場の吉田温紀選手がゴールを決め、勝利となりました。

吉田温紀選手は、グランパスの下部組織出身。まだ20歳と若く、これからのグランパスを背負っていく存在になるのではと期待がかかる選手です。
城所は「このままルヴァン杯優勝する気持ちで溢れている」と次も勝つ気満々。準決勝はアビスパ福岡と対戦です。

リーグ戦は完敗…

一方リーグ戦は、9月16日にJ1第27節のアビスパ福岡戦がベスト電器スタジアムで行われました。
収録時点では結果が判明していないため、試合終了直後に現場から城所が電話レポートを寄せました。

城所「0-1で負けました。チャンスがなかったわけではないですけど…明らかに試合内容も結果も負けていたし、推されている時間が長くて全然いいところがなかった」

「試合中に交代として入る選手こそ、結果を出してもらわないと優勝は遠のくと思う」と続ける城所の声には悔しさがにじみます。

もう一つ、首位が負けたり引き分けたりしている時こそ、逆にグランパスがしっかり勝たないと、勝ち点差を詰めることができないと指摘。
他の上位が負けて差が広がらずに済んだという「他力本願」に頼っているようではダメだとして、1つ1つの試合をしっかり勝って着実に勝ち点を積み上げてほしいと訴えます。

ちなみにグランパスは6月以降、リーグ戦に限るとホームでは勝っていてもアウェイでは勝てていないという悪いデータもあります。
9月17日時点で、グランパスは残念ながら5位に後退。しかし、首位ヴィッセル神戸との勝ち点差は6。まだ追いつけます。

次の試合は、23日にJ1第28節・ホーム豊田スタジアムで北海道コンサドーレ札幌。城所も、勝利を信じて応援すると最後は力強く締めくくりました。
(葉月智世)
 
城所あゆねのグランパスタイム
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2023年09月17日12時50分~抜粋

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