城所あゆねのグランパスタイム

天皇杯含めて3連敗のグランパス、優勝争いに踏みとどまれるのか?

J1リーグだけでなく、天皇杯・ルヴァン杯とカップ戦も含めて試合が重なる名古屋グランパス。
残念ながら、リーグ戦で2連敗した直後の天皇杯も敗退という結果になりました。

これ以上負ければ優勝争いからも後退しかねない危機を、サポーターたちはどうとらえているのでしょうか?
9月3日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』から。

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他チームのサポーターも仲間

城所が前回レポートした通り、8月26日にグランパスはJ1第25節ヨドコウ桜スタジアムのセレッソ大阪戦において1-3で敗れました。
この試合結果について、リスナーからメールです。

「広島在住のグランパスサポです。セレッソ大阪は強かったです。この敗戦が、シーズン終了後に『いいきっかけだった』と言えるようにしたいですね。

声を掛けていただいたセレッソサポーターの家族の皆様、本当にありがとうございました。
お互い優勝・上位争いをするライバル同士ですが、チームの垣根を越えて一緒にJリーグを楽しめるようになるといいですよね。

グランパスサポの皆様、私の地元サンフレッチェ広島戦でお待ちしています。ぜひ広島グルメも楽しんでくださいね」(Aさん)

他チームのサポーターはライバルですが、同時にJリーグサポーターという共通点もあるため、一緒にJリーグを盛り上げる仲間です。

城所「広島にグランパスサポがいるのも嬉しいし、勝って広島焼きともみじ饅頭を食べたいですね」

天皇杯はベスト8で敗退

続いて8月30日、グランパスは天皇杯の準々決勝・三協フロンテア柏スタジアムで柏レイソルと対戦。
こちらも0-2の敗戦となり、3冠(ルヴァン杯・天皇杯・リーグ戦すべて優勝)の夢が潰えることになりました。

城所「今年は天皇杯ベスト8で終了しました。悔しいんですけど、まだリーグ優勝の可能性はあります。ルヴァン杯も残ってますから、どちらも獲りたいと思います」

リスナーからもレイソル戦への意見が寄せられました。

「前半はなかなかパスがつながらず0⁻0で終了しました。後半先制されたところでキャスパー・ユンカー選手を投入しましたが、得点できないどころか追加点が入りそのまま終了しましたね。なんだか不完全燃焼な感じです」(Bさん)

「ユンカー選手が得点できていればチャンスはあったと思う」とする城所も、「マテウス選手の抜けた穴が思っていた以上に大きかった」とぽつり。

しかし、悪い話ばかりではなく若手の活躍、日本代表に森下龍矢選手が選ばれたニュースもあるので、前を向きたいところです。

連敗からは脱出もドロー

9月2日はJ1リーグ 第26節・ホーム豊田スタジアムで横浜FC戦でした。
試合終了直後に城所が、1₋1の引き分けとレポート。

城所「勝つべき試合でしたし、勝たなければいけない試合でした。悔しい気持ちでいっぱいです。他の上位チームや(グランパスの)すぐ下の順位チームが引き分けたり、負けたりと他力本願で悔しい所はありますが、まだまだ優勝の可能性は残っているのかなと」

横浜FCは、グランパスと逆でJ2への降格争い中ということもあり、残留のために必死で戦っています。どのチームも夏に補強しており、グランパスはまだマテウス選手の穴が埋まり切っていないのも事実です。

長谷川健太監督は「連敗を止めて、勝点1をしっかりと掴んでくれたことは、半歩前進と捉えたいと思います。次のルヴァン杯・リーグ戦につなげていけるようにみんなでまた頑張っていきたい」とコメント。グランパスもかろうじて3位をキープしました。

次は、9月6日にルヴァン杯準々決勝第一戦を豊田スタジアムで、10日にアウェイ県立カシマサッカースタジアムでどちらも鹿島アントラーズとホーム&アウェイで戦います。
(葉月智世)
 
城所あゆねのグランパスタイム
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2023年09月03日12時51分~抜粋

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