城所あゆねのグランパスタイム

移籍による出会いと別れ。マテウス選手の移籍前最後の試合

リーグ後半戦と同時並行で、天皇杯も優勝目指して戦っている名古屋グランパス。

CBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、番組パーソナリティの「ガッツポーズお姉さん」こと城所あゆねが、現地観戦レポートを寄せています。
先週の試合はどうだったのでしょう?8月6日放送分から。

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グランパスにも出会いと別れ

世界各地のサッカーチームで、夏の移籍市場が幕を開けました。
国によって移籍が認められる期間は違いますが、日本のJリーグでも移籍のニュースが飛び交います。グランパスにも選手の出入りがありました。

まずは、新たに加入する選手から。サンフレッチェ広島からMF森島司選手、藤枝MYFCからMF久保藤次郎選手の加入が発表されました。

城所「どちらもグランパスアカデミー(中学生世代の育成スクール)出身ということで、あらためてトップチームに戻ってきてくれるって嬉しい気持ちになりますよね。ぜひ得点していただいて、一緒に優勝に導いてほしいなと思います」

逆に移籍してしまう選手もいます。
まずは、MF長澤和輝選手がベガルタ仙台へ移籍。試合に出場していない期間が長かったこともあり、出場機会を得るためとなります。城所も、寂しさはあるものの、サッカー選手は試合に出て活躍してこそ。移籍を選択するのは仕方のないことだと話します。

現在J2 のベガルタですが、J1に上がった暁にはホーム豊田スタジアムに対戦相手として帰ってきてほしいとエールを贈りました。

マテウス選手がサウジアラビアへ移籍

そして、グランパスにとって最も大きなニュースは、主力FWマテウス・カストロ選手がサウジアラビアのアル・タアーウンFCへ移籍するニュース。
報道では、5億の移籍金をグランパスに支払ってアル・タアーウンFCが獲得したと言われています。
「胸にグッとくるもの」があったと語る城所。

最後の試合は、8月2日に行われた天皇杯ラウンド16・CSアセット港サッカー場で行われた浦和レッズ戦でした。

城所「大活躍してくれました。試合は3-0の快勝でございます。1点目、先制点を決めたのがマテウス選手だったんですよね。いつも得点を決める得意の位置があるんですけど、それより若干前の位置でのセットプレーだったんですよ。きれいに決めました!」

置き土産となった得点に、ゴール裏は歓喜するより涙だったとか。試合後は、マテウス選手の応援歌を歌い、選手たちが胴上げをするなどとてもいい雰囲気でしたが…。

残念ながら報じられたように、試合後に一部のレッズサポーターがスタンドに居残り、クラブのフロントと話し合いを行っている中、グランパスサポーターからヤジが。

怒ったレッズサポーターが暴徒化してピッチへ降り、関係者の制止も振りきり緩衝地帯を破壊、警察が出動するまでの騒ぎになりました。

この暴動について「女性やこどもが安心・安全に観戦できる環境を作って欲しい」と続ける城所です。

国立競技場で見事勝利

そして、8月5日は国立競技場でJ1 第22節アルビレックス新潟戦。
収録時点では結果がわからないため、現場の城所が試合終了直後の電話レポートを寄せました。

城所「勝ちました!1-0です。もう勝てばいいんですよ!攻められる時間帯が長かったかなと思うんですけど、チャンスはしっかり生かして得点して。森下龍矢選手の得点だったんですが、めっちゃよかったです」

この得点をアシストした和泉竜司選手もとてもよかった一方で、ケガをした様子だったのが心配と続けます。

さらに複数得点を取れそうな雰囲気はあったものの、追加得点がなかったことは悔しいとする城所。

長谷川健太監督も試合後に「後半は2度ほどビッグチャンスがあって、どちらか1本決めていればもう少し違った展開になったと思います」とコメントしています。

それでもしっかり守り切って勝利を掴んだことを評価したいと、応援しすぎて掠れ気味の声でレポートしていました。
次の試合は、8月13日J1 第23節・ホーム豊田スタジアムで鹿島アントラーズ戦です。
(葉月智世)
 
城所あゆねのグランパスタイム
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2023年08月06日12時52分~抜粋

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