城所あゆねのグランパスタイム

名古屋グランパス、J1リーグ後半戦の連敗スタートは免れた!

J1リーグ後半戦初戦のFC東京戦で完敗してしまった名古屋グランパス。

「ガッツポーズお姉さん」こと城所あゆねがこの試合を振り返り、続く川崎フロンターレ戦の結果を現地から電話レポートで寄せました。

7月2日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』より。

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FC東京に完敗

6月24日、グランパスはJ1リーグ第18節アウェイ・FC東京戦を味の素スタジアムで戦い、0-2の完敗。
この試合について、リスナーからもメールが届きました。

「負けました…完敗です。FC東京戦は残念な結果でしたが、切り替えましょう。
折り返しの初戦で『優勝は簡単にはできないぞ』と思い知らされましたし、あらためてJリーグで確実に勝ち点3を取れるチームはないと思いました。選手たちは必至で戦っていたと思います。

鹿島戦と同様に、相手に上手に嵌められると難しい試合になってしまいましたね。それでもチームは優勝するために、新しいチャレンジを試みているようなので僕たちも同じ方向を向いて応援しましょう!」(Aさん)

城所「そう!連敗しないことが大事」

次の試合で負けることなく、立て直すことができれば問題はないと力強く話す城所。
連敗してしまえば、ずるずると順位が下がる恐れもあるため、次の試合の戦い方が重要だと言います。

「グランパスは以前からFC東京と相性がイマイチですね」(Bさん)

組み合わせの悪さを指摘するメールも届くなど、年間を通してリーグ戦を戦う難しさを象徴する試合だったのかもしれません。

選手の獲得・復帰も発表

悔しいFC東京戦敗戦の翌日、グランパスには朗報もありました。

FW中島大嘉選手が、北海道コンサドーレ札幌から期限付き移籍で加入することが発表されました。
城所も、まだ名古屋でのプレーを見ていないので「どんな選手かはわからない」としつつ期待大だと言います。

城所「他にも、東ジョン選手も帰ってきましたし。これから名古屋の熱い夏に向けて、準備が着々と進んでおります」

水戸ホーリーホックへ育成型期限付き移籍していた東ジョン選手は、21歳。
「育成型期限付き移籍」とは、18歳から23歳の選手が移籍元チームより下位リーグへ移籍する場合に限り、決められた移籍期間でなくとも期限付き移籍をすることができる制度です。

今回は、J1のグランパスからJ2の水戸ホーリーホックへ試合経験を積むための前向きな移籍をして、武者修行から帰ってきた形です。

さらに、6月30日にはFCユトレヒト(オランダ)へ期限付き移籍をしていたFW前田直輝選手が期限付き移籍期間満了に伴い、グランパス復帰も発表されました。
試合に出られるのは8月以降となりますが、攻撃力がますますアップしそうです。

川崎フロンターレ戦

そして、連敗できないJ1 第19節は7月1日ホーム豊田スタジアムでの川崎フロンターレ戦。
試合終了後、現場から城所が電話でレポートします。

城所「皆さん、勝ちました!2-0です。
あのね、(前半41分に先制した)キャスパー・ユンカー選手のゴールはマテウス選手がシュートしたボールをだったんですけど、たぶんキーパーが取り切れなかったんですよね。
それを逃さなかったユンカー選手、もう隙がない!きれいにゴール決めました」

前半は、このまま1-0で折り返し。後半19分に和泉竜司選手が追加点を入れて2-0にし、そのまま逃げ切りました。
この2点目について城所は、「本当にきれいで完ぺきだった」と絶賛。得点の時、グランパス側のゴール裏席はみんな笑顔で幸せな空気感に包まれていたと言います。

長谷川健太監督は「全員がよく闘ったすばらしいゲームだったと思います。川崎にボールを支配されましたけど、それは川崎の戦い方であり、うちはうちのサッカーでしっかりと点を取りました」と選手を称えるコメントを残しています。

2位をキープしたグランパスですが、次は早くも後半山場。
8日にホーム豊田スタジアムで首位の横浜F・マリノス戦です。
勝ち点差は4。この試合に勝ってもまだ首位に立てませんが、まずは勝つことが優勝に欠かせない条件となりそうです。
(葉月智世)
 
城所あゆねのグランパスタイム
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2023年07月02日12時51分~抜粋

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