城所あゆねのグランパスタイム

ゴールデンウイーク後半の名古屋グランパス、活躍した選手は誰?

世間はゴールデンウイーク後半でしたが、名古屋グランパスにとっては負けられない上位対決があり、ホーム豊田スタジアムへ駆けつけた城所あゆね。

リスナーからも、この負けられない試合についてのメールが届き、試合後の戦評を振り返りました。
5月7日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』より。

[この番組の画像一覧を見る]

首位との直接対決はドロー

5月3日にJ1第11節ホーム豊田スタジアムで、首位ヴィッセル神戸との上位対決。

首位を狙うためには何としても勝ちたいところでしたが、結果は残念ながら2-2の引き分けでした。

「5月3日神戸戦を、北側ゴール裏で観戦しました。負けも覚悟した(後半)アディショナルタイムの藤井陽也選手の同点ゴールにはしびれました。
上位チームに勝ち点1を取れただけでもよかったです」(Aさん)

城所「本当にそうなんです。2点先制されて、同点にできた試合なんですよ」

神戸に前半11分に大迫勇也選手に先制され、後半15分に佐々木大樹選手に追加点を許すなど、首位チームを追うだけでなく、点数を取り返そうと追いかける展開で苦しい試合となりました。

終了間際の劇的ゴール

城所も、勝ちたかった悔しさはありますが、負けなかったことを評価。

神戸で注目していた選手は、大迫選手。海外チームで経験を積み、元日本代表としても活躍した選手で、知名度も抜群です。

城所「大迫選手がうまかった。悔しかったけど、ワンツー、パス、決定力。しっかり決めて来るなぁって印象で。全体的に名古屋が押し込まれてしまった試合だったなと思いましたね」

とはいえチケットは完売で、スタジアムの雰囲気はとてもよかったとのこと。
もちろん、グランパスの選手もしっかりとチェック済。今季は森下龍矢のクロス精度が上がってるんじゃないかと語る城所。

グランパスは2点リードされた後、後半28分にキャスパー・ユンカー選手が1点返します。このユンカー選手の得点の起点となったのも、森下選手です。

森下選手以上に、この試合のハイライトと挙げたのは、Aさんと同じく後半アディショナルタイムで同点ゴールを決めた藤井選手。
相手をかわして放ったロングシュートは、グランパスにとって同点に追いついた貴重なゴール。そしてこの後すぐ試合が終了しました。

首位相手に勝ちきれなかったものの、勝ち点1を取れたことで首位争いから脱落せずに済んだのでした。

久々のホーム勝利に歓喜

5月6日は、J1第12節ホーム豊田スタジアムでガンバ大阪と対戦。最近、ホームで勝てていなかっただけに、どうしても勝ちたかった試合です。結果は1-0で勝利。

試合終了直後の現場レポートでは…

城所「勝ちました!やっとホームで勝てたという気持ちですね」

引き分けが続いていただけに、嬉しさもひとしお。
ゴールシーンは残念ながら相手側だったためよく見えませんでしたが、混戦の中から最後はキャプテンの稲垣祥選手が後半22分にゴールを決めました。

ゴールは藤井選手からユンカー選手にパスされ、最後に混戦の中から稲垣選手が決めるという流れ。藤井選手は前節も劇的な同点ゴールを決めており、今季は大活躍中です。
久しぶりにホームでの勝利に、サポーターにとっても嬉しい結果となりました。

ガンバ戦が終わった段階の順位は勝ち点23で3位。勝ち点同率でサンフレッチェ広島に並ばれており、首位ヴィッセル神戸との勝ち点差は3。
この差を埋めるためには、しっかり勝ち切ることが大事になります。

次節は現在5位につけている鹿島アントラーズ戦ですが、こちらも勝ち点差は4しかなく、負ければ上位争いから後退しかねない大切な試合となります。
この勝利を機に、また連勝モードに入ってほしいところです。
(葉月智世)
 
城所あゆねのグランパスタイム
この記事をで聴く

2023年05月07日12時51分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報