ゆるよる

深刻化する教員不足問題。解決策はあるの?

地元出身の若手パーソナリティがお送りする、ゆるりとした夜の時間を彩る生ワイド番組「ゆるよる」。

火曜日は名古屋生まれ・名古屋育ちの28歳、三浦優奈が担当。

2月1日放送の模様をお届けします。

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深刻な問題…

「ゆるよるトピックス」略して「ゆるトピ」の中から、話題のニュースをトークと共に紹介していきます。

まずはこちら。
「全国で教員2,558人不足、担任不在の事態も」。

全国の公立小中高校などで2021年度、欠員が生じる「教員不足」が2,558人に上ったことが31日、文部科学省の初めての実態調査でわかりました。
1,897校で欠員が生じ、一部の小学校では担任を置けず、中高では授業が行えないなどの影響が出ています。

教育現場は日々変化しており、人手不足が深刻化しているとのことです。

三浦「先生が足りていないという事態ですね。資料を見ていくと、秋田県の採用倍率は2008年は19.7だったのに対し、2021年は3.3倍と減っているんです。特に小学校が1.8倍と低くなっています。確かに、昔って先生になるのが大変、難しいなんていうイメージでしたよね」

教員免許を取得していても、いざ先生になろうと考える人が少なくなっているという事態です。
 

必要となるのは…

実は三浦自身も教員免許を持っていました。

三浦「情報科の教員免許を持っています。ワード、エクセル、メディアリテラシーなどを教えるんです。教育実習に行った際も、現役の情報の教員の元について指導を受けました。パソコンが強いからって、いろんな先生からあれこれと結構丸投げにされるんですよ」

パソコンを使った資料作りなど、たくさんの先生から頼りにされることもあるという情報の先生です。

三浦「いろんな仕事をやっていると。学校にもよるとは思うんですが、先生だって高齢化しているところはやっぱり若い先生にみんながお願いするんですよね」

部活動の顧問を担当している先生など、平日だけでなく土日も働き詰めとなってしまっているのが現状。
プログラミングが授業に必須となったり、最新のテクノロジーを使った科目も増え、情報科の先生に負担がかかってしまうのではないかと心配する三浦です。

三浦「1つの学校に1人、システムエンジニアを配置するのなんていいんじゃないかなと。パソコンに強い人が1人でもいないと大変だと思います」

リモートでの授業も当たり前となった昨今、教育業界も時代に合わせた改善が必要だと思われます。
 

ジブリパーク

もう1つのトピックスはこちら。
「ジブリパークの公式サイトが今日オープン!」。

11月1日に開業するジブリパークの公式サイトが本日オープンしました。
「ジブリの大倉庫」を舞台にしたスタジオジブリ制作のビジュアルが初公開。

ジブリパークは、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内にてオープンする、スタジオジブリの世界を表現した公園。大きなアトラクションや乗り物はなく「森や道をそのままに、自分の足で歩いて風を感じながら秘密を発見する場所」としています。

三浦「ジブリパークが出来ると聞いて、最初のイメージ映像にはちょっとしたアトラクションのような物が描かれていたんですよね。そこで一ジブリファンとしては『乗り物あるのか…』と思ってはいたんですよね」

今回オープンしたサイトではアトラクションのような施設はないと説明。
これは宮崎駿さんの息子である宮崎吾朗さんが監督して制作に携わっていることも関係しているようです。

三浦「愛・地球博の公園を見て、これを活かしたいと考えたそうなんです。この公園を残したままジブリを足していくイメージなんだそうですよ」
 

期待膨らむ

普段は吾朗さんの作品に口を出したがる駿さんですが、今回のオープンにあたっては駿さんが「吾朗に任せると」一任したそう。

三浦「公園のプロデューサーも"すごく良いじゃん"と口にするほど、相当すごいものが出来るんじゃないかなと。自然に寄り添った公園になるのではないでしょうか」

現時点では入園料金などもリーズナブルに抑えるとのことで、老若男女問わず安心して楽しむことが出来る公園になりそうです。

三浦「公園のことが徐々にわかってきたこの感じ、とってもワクワクしますよね。ジブリの中に入れるなんて…わたしも夢でした。それが名古屋に出来るなんて、オープンが本当に楽しみです!」

東京・三鷹にある「ジブリの森美術館」へも足を運ぶほどジブリの世界が大好きだという三浦。
それが地元にオープンするとなり、ハイテンションが隠しきれない放送となりました。
(海野優)
 
ゆるよる
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2022年02月01日19時00分~抜粋

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