ゆるよる

AIが仕事を奪うと言うけれど…人間にしか勤まらない仕事がこんなにも!

地元出身の若手パーソナリティがお送りする、ゆるりとした夜の時間を彩る生ワイド番組「ゆるよる」。

木曜日はお笑い芸人・作家としても活動する町田こーすけが担当。

1月20日放送の模様をお届けします。

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AIができない仕事

「ゆるよるトピックス」略して「ゆるトピ」の中から、話題のニュースをトークと共に紹介していきます。

まずはこちら。
「AIに代替されない仕事とは?」。

「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」と、野村総合研究所がイギリスのオックスフォード大学との共同研究でこんなリポートを発表したのは2015年のお話です。

それでもAIが代わりに勤めることのできないと考えられている仕事もあります。

抽象的な概念を扱い、仕事相手の心の動きを推測しコミュニケーションを取ってさまざまな状況に対応する仕事だと言われています。
つまりその人がいないと仕事が回らないと言われている仕事は、AIが代わりに務めることが出来ないのです。

町田「研究自体は結構前に行われていたようですね。僕も10年くらい前にAIに奪われる仕事、AIによってなくなる仕事、なんていうのを見たことがあるんだよね」
 

少しずつ浸透はしているが…

町田「皆さんの身の回りではどうですか?ロボットになったものや、無人になったもの、職業としてなくなったものはどのくらいありますか?」

7年ほど前のデータでは、受付、事務員、寮やマンションの管理人、銀行の窓口係、レジ、タクシーの運転手などがなくなると言われていました。

身近なもので言うとスーパーやコンビニの無人レジ、食材の無人販売などわたしたちの身の回りでも少しずつ定着しつつあります。

町田「逆に奪われにくいとされている職業もあります。アートディレクター、犬の訓練士、映画監督、カウンセラー、デザイナー、ソムリエ、教員、ネイルアーティスト、俳優、バーテンダー、美容師などがそうですね」

主に相手との意思疎通が必要な職業が挙げられました。

町田「AIが仕事を奪いにくるのなら、ハッピーな未来になって欲しいんですよね。今コロナ禍で失業された方も多くいると思いますが、命に関わることじゃないですか」

映画などでよく描かれている「AIだけが仕事をして、人間たちは楽に暮らす」という描写のようにはなかなかいきません。
 

まだまだ問題だらけ

町田「いまこの変遷期、働いている人と働けない人がいるわけで。なくなった方がいい仕事なんてない気がするけれど、効率を上げるために仕方のないこともあるのかもしれません」

これを聞いたリスナーからは「会社の受付の方、いつまで居てくれるんだろう…」「タクシーの運転手、まだまだ需要ありそうだけどどうなんだろう」などとメッセージも寄せられています。

町田「そうなんだよね。自動運転なんかも言葉としては聞くけど、実際はまだまだだもんね。予想よりも進みは遅いなというイメージはあります。受付嬢だってどこにでもいるし。そもそも"受付嬢"って、そろそろ名前も変わってもいいんじゃないかな?」

ただAIに仕事を全て任せればいいというわけではない、現在の世の中。
全てが上手くいくには、長い時間がかかりそうです。
(海野優)
 
ゆるよる
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2022年01月20日19時00分~抜粋

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