ゆるよる

テストや通知表がない学校が開校される!?

地元出身の若手パーソナリティがお送りする、ゆるりとした夜の時間を彩る生ワイド番組「ゆるよる」。

火曜日は名古屋生まれ・名古屋育ちの28歳、三浦優奈が担当。

1月18日放送の模様をお届けします。

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販売が中止に

「ゆるよるトピックス」略して「ゆるトピ」の中から、話題のニュースをトークと共に紹介していきます。

まずはこちら。
「サンリオ、マイメログッズが発売中止に」。

テレビアニメ「おねがいマイメロディ」シリーズに登場するマイメロディのママの「名言」を使ったバレンタイン向けの商品が論議になっています。

「女の敵は、いつだって女なのよ」といった表現があり、ジェンダーバイアスを助長するのではといった批判がTwitter上などの一部で出ていたことから、商品を監修したサンリオはこうした商品の発売を中止すると取材に明かしました。

三浦「わたし結構マイメロディが好きで、アニメも見ていました。ママが割と毒舌なんですよね。キッパリと物事を言うというか、バサバサと斬っていくんですよね。こどもウケを狙っているんじゃないなと思う発言が多いんです」

大人がクスッと笑えるようなちょっとした皮肉やジョークを交えて物事を口にすることが多い、マイメロディのママのキャラクター設定です。
 

楽しみにしている人も

ママの「名言」を使った商品は、デザインアイテム「マイメロディのバレンタイン」の1つとして、ノートやポーチなどが発売される予定でした。

三浦「わたし的にはママの名言は結構好きで、欠かせない存在というか。マイメロディたちという可愛いキャラクターの中にエッセンスとして外すことが出来ないんですよね」

一方で、マイメロママの「名言」の商品化について、理解を示す動きもありました。

三浦「ママの発言に助けられた方もいるだろうし、自分が思っていることをズバッと言ってくれるキャラクターがいると、代わりに言ってくれてありがとうっていう気持ちにもなるんだよね」

マイメロママのファンであるという三浦は、商品化が中止になったことに少しショックを受けている様子。

マイメロママの「存在」が悪いというわけではなく、そのキャラクターがあってこその「マイメロディ」だと話します。

三浦「わたしを含め、商品を楽しみにしていた人からは、ここまで"多様性"って言うならわたしたちの気持ちはどうなるの?とちょっとモヤモヤしちゃいますよね」
 

テストがない学校

もう1つのトピックスはこちら。
「テストや通知表のない学校、2023年に開校へ」。

「テストや通知表がなく、児童が好きな授業を選べる」、そんなユニークな私立小学校「まおい学びのさと小学校」が2023年4月に北海道長沼町に開校する見通しとなりました。

校舎は、20年3月に廃校となった旧北長沼小を使用し、1学年の定員は20人で、1~4年生の計80人での開校を見込んでいます。

代表理事は「例えば、米作りをする中で作付面積を計算したり、気候や流通を学んだりすれば、学習指導要領で定められた算数や理科・社会を学ぶことができる。子どもを学校の中に閉じ込めるのでなく地域にどんどん出て行って、豊かな体験をいっぱいしてもらおうと思っている」と話しています。

三浦「テスト、通知表がないんですって。ない方がいい人もいると思うんです。順番とか評価とかに縛られたく無い人もきっと多いですよね。わたしは通知表の5を取るために頑張っていたので、全部なくなってしまうのは寂しいかもしれません」
 
最近では運動会の徒競走で1番を決めることが廃止になったりと、評価の形はさまざまなものになってきています。

三浦「当時はなんでこんなに評価されているんだろうと思っていたけど、大人になったら数字や丸バツで評価されることってないじゃないですか。だからもう一回あの頃にちょっと戻りたいという気持ちもありますね」

社会人になるとダイレクトに数字で評価されることが減るため、少し寂しいと話す三浦です。

三浦「わたしはダメでも良くても評価されたいタイプかも。わたしの場合このラジオの後はディレクターさんやマネージャーが評価をしてくれる。良くなかったところばかり教えてくれますが(笑)」

第三者からの反省点を聞くことで次に活かすことができるため、評価はしっかりと聞きたいとのこと。
仕事仲間だけでなく家族に聞いたりネットのエゴサーチなど、自分の評価を得るために努力を惜しまない三浦でした。
(海野優)
 
ゆるよる
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2022年01月18日19時00分~抜粋

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