木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。
3月のテーマは「春を味わう早春料理」。
今回は「大豆の山椒煮」です。
食卓に驚きとおもしろさを届ける味「大豆の山椒煮」
水煮大豆で簡単に
「なんかタイトルがハードル高めなんですけど」
声に不安の色をにじませる丹野みどり。
ところが…
「水煮大豆を使って、もう超簡単に」
関先生の言葉を聞いて、すっかり意気揚々の丹野です。
早速作り方にまいりましょう。
用意するのは、まず水煮大豆。
分量としては100gですが、1袋使い切ってしまって構いません。
あとは大豆を彩る具材たち。
豚のバラ肉100g
皮を剥いたニンジン1/2本
塩揉みをしたコンニャク
出汁昆布、そして、ネギ。
全部大豆のサイズよりやや大きめになるようにコロコロ切りましょう。
出汁昆布は正方形ですね。
分量は多少上下しても全然平気です。
声に不安の色をにじませる丹野みどり。
ところが…
「水煮大豆を使って、もう超簡単に」
関先生の言葉を聞いて、すっかり意気揚々の丹野です。
早速作り方にまいりましょう。
用意するのは、まず水煮大豆。
分量としては100gですが、1袋使い切ってしまって構いません。
あとは大豆を彩る具材たち。
豚のバラ肉100g
皮を剥いたニンジン1/2本
塩揉みをしたコンニャク
出汁昆布、そして、ネギ。
全部大豆のサイズよりやや大きめになるようにコロコロ切りましょう。
出汁昆布は正方形ですね。
分量は多少上下しても全然平気です。
炒めて煮るだけ
材料を用意できたら、あとは、炒め鍋かフライパンさえあれば、とっても簡単。
油を入れて、種を取った赤唐辛子を1本入れて、弱火で熱します。
色がくすんで、ツーンとした辛みが出てきたら、豚肉を入れます。
アク止めとして、白っぽくなるまで炒めたら、残りの材料、水煮大豆やニンジン、コンニャク、だし昆布、ネギを入れて、また炒めます。
そこに、水2カップを入れて、沸騰させてアクを取り、調味料を加えます。
「あとは放っておけばできあがるという」
「意外と簡単」
調味料も、鶏がらスープの素を大さじ半分、うすくち醤油を大さじ1杯半、砂糖を大さじ1、お酢も大さじ1、お酒も大さじ1。
家庭によくある調味料ばかりですよね。
そこに、胡椒をパパっと振ったら、あとは今回のもうひとつの主役、粉山椒を入れます。
「これが斬新」
分量としては小さじ1杯。
「私はもう少し入れるんだけど」
と関先生。入れる量はお好みで、ということですね。
あとはクツクツ汁気がなくなるまでときどき混ぜながら煮詰めたら、完成です。
油を入れて、種を取った赤唐辛子を1本入れて、弱火で熱します。
色がくすんで、ツーンとした辛みが出てきたら、豚肉を入れます。
アク止めとして、白っぽくなるまで炒めたら、残りの材料、水煮大豆やニンジン、コンニャク、だし昆布、ネギを入れて、また炒めます。
そこに、水2カップを入れて、沸騰させてアクを取り、調味料を加えます。
「あとは放っておけばできあがるという」
「意外と簡単」
調味料も、鶏がらスープの素を大さじ半分、うすくち醤油を大さじ1杯半、砂糖を大さじ1、お酢も大さじ1、お酒も大さじ1。
家庭によくある調味料ばかりですよね。
そこに、胡椒をパパっと振ったら、あとは今回のもうひとつの主役、粉山椒を入れます。
「これが斬新」
分量としては小さじ1杯。
「私はもう少し入れるんだけど」
と関先生。入れる量はお好みで、ということですね。
あとはクツクツ汁気がなくなるまでときどき混ぜながら煮詰めたら、完成です。
口に楽しみ
「色がきれいです」
ニンジンの赤、サヤインゲンの緑。
うすくち醤油を使っているから、きれいな色に仕上がります。
それでは早速、丹野みどりがいただきます。
「初めて食べる味」
ちょっとだけピリッとした味。
煮豆といえば、甘い味付けが多いもの。
だからこそ、
「そのなんていうのかな、口の中ですごく、楽しみ、というか」
見た目が普通の煮物であるがゆえに、食べた瞬間に面白い発見がある。
口の中が複雑化する。
「食卓に驚きがありますよ」
「そうです。けど、粉山椒が入ってるってだけ」
ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりです。
「粉山椒なんて、うなぎのときくらいしか」
「でも、粉山椒は本当にいろんなものに使えるのね」
和風ドレッシングに使って味のアクセントにしたり、今回のように煮込み調味料にしたり。
具材を豚肉から鶏肉に変えてもいいし、タケノコやゴボウが入ってもいい。
「これは食べ飽きないですね」
そして、もうひとつ気づいたことがある丹野みどり。
「今回、鶏がらスープの素を使っているというのは?」
「よく聞いてくれました!」
いままで関先生に教わってきた煮物。
出汁で煮たり、洋風のときはコンソメの素で煮たりしていました。
今回鶏がらスープの素を使っているのは、すばり山椒との組み合わせ。
「ちょっと中華風というか」
「ありがとう、よく分かっていただいた!」
和風の出汁を使うよりも、山椒との組み合わせがよく、味がまとまります。
「いいこと聞いたな~なんて自画自賛、うそうそ」
関先生の驚きの食材使い。
これは一度食べて、感動体験してください。
ニンジンの赤、サヤインゲンの緑。
うすくち醤油を使っているから、きれいな色に仕上がります。
それでは早速、丹野みどりがいただきます。
「初めて食べる味」
ちょっとだけピリッとした味。
煮豆といえば、甘い味付けが多いもの。
だからこそ、
「そのなんていうのかな、口の中ですごく、楽しみ、というか」
見た目が普通の煮物であるがゆえに、食べた瞬間に面白い発見がある。
口の中が複雑化する。
「食卓に驚きがありますよ」
「そうです。けど、粉山椒が入ってるってだけ」
ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりです。
「粉山椒なんて、うなぎのときくらいしか」
「でも、粉山椒は本当にいろんなものに使えるのね」
和風ドレッシングに使って味のアクセントにしたり、今回のように煮込み調味料にしたり。
具材を豚肉から鶏肉に変えてもいいし、タケノコやゴボウが入ってもいい。
「これは食べ飽きないですね」
そして、もうひとつ気づいたことがある丹野みどり。
「今回、鶏がらスープの素を使っているというのは?」
「よく聞いてくれました!」
いままで関先生に教わってきた煮物。
出汁で煮たり、洋風のときはコンソメの素で煮たりしていました。
今回鶏がらスープの素を使っているのは、すばり山椒との組み合わせ。
「ちょっと中華風というか」
「ありがとう、よく分かっていただいた!」
和風の出汁を使うよりも、山椒との組み合わせがよく、味がまとまります。
「いいこと聞いたな~なんて自画自賛、うそうそ」
関先生の驚きの食材使い。
これは一度食べて、感動体験してください。
材料とレシピ
【材料】
・大豆(水煮) 100g
・豚バラ(ブロック) 100g
・人参 1/2本
・コンニャク 1/2丁
・だし昆布 15cm
・ネギ 1/2本
・油 大さじ2
・赤唐辛子 1本~
・水 2カップ
A・鶏ガラスープの素 大さじ1/2
・淡口醤油 大さじ1・1/2~
・砂糖 大さじ1~
・酢 大さじ1
・酒 大さじ1
・胡椒 少々
・粉山椒 小さじ1~
【作り方】
①豚のバラ肉、人参は、大豆より少し大きくサイコロ状に切る。コンニャクは塩もみし、塩気を流し角切りにする。出汁昆布は水でもどし柔らかくし、角切り。ネギは小口切りにする。赤唐辛子は種を取り5mm幅に切る。
②フライパンか炒め鍋に油を入れ、赤唐辛子を入れて弱火で炒める。唐辛子の色がくすんで、ツーンとした辛みが出てきたところに、豚のバラ肉を入れる。灰汁止めとして、色が白っぽくなるまで炒める。
③豚肉が白っぽくなったところで、水煮大豆とニンジン、コンニャク、出汁昆布、ネギを入れて炒める。
④材料に油がなじんだら、水2カップを入れて沸騰させ、灰汁を取る。鶏がらスープの素大さじ半分、淡口醤油大さじ1杯半、砂糖大さじ1、酢大さじ1、酒大さじ1、胡椒、粉山椒小さじ1を入れて、水気がなくなるまで、ときどき混ぜながら煮こむ。できあがり。
(榊原)
・大豆(水煮) 100g
・豚バラ(ブロック) 100g
・人参 1/2本
・コンニャク 1/2丁
・だし昆布 15cm
・ネギ 1/2本
・油 大さじ2
・赤唐辛子 1本~
・水 2カップ
A・鶏ガラスープの素 大さじ1/2
・淡口醤油 大さじ1・1/2~
・砂糖 大さじ1~
・酢 大さじ1
・酒 大さじ1
・胡椒 少々
・粉山椒 小さじ1~
【作り方】
①豚のバラ肉、人参は、大豆より少し大きくサイコロ状に切る。コンニャクは塩もみし、塩気を流し角切りにする。出汁昆布は水でもどし柔らかくし、角切り。ネギは小口切りにする。赤唐辛子は種を取り5mm幅に切る。
②フライパンか炒め鍋に油を入れ、赤唐辛子を入れて弱火で炒める。唐辛子の色がくすんで、ツーンとした辛みが出てきたところに、豚のバラ肉を入れる。灰汁止めとして、色が白っぽくなるまで炒める。
③豚肉が白っぽくなったところで、水煮大豆とニンジン、コンニャク、出汁昆布、ネギを入れて炒める。
④材料に油がなじんだら、水2カップを入れて沸騰させ、灰汁を取る。鶏がらスープの素大さじ半分、淡口醤油大さじ1杯半、砂糖大さじ1、酢大さじ1、酒大さじ1、胡椒、粉山椒小さじ1を入れて、水気がなくなるまで、ときどき混ぜながら煮こむ。できあがり。
(榊原)
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