2013年06月11日（火）
今日の「みどりのさきどりっ！」では、認知症患者の「シングル介護」についてお話を公益社団法人 認知症の人と家族の会 愛知県支部代表の尾之内直美（おのうち・なおみ）さんに伺いました。
「シングル介護」はとは、未婚の方で同居している親御さんが認知症にかかって介護しているケースを指し、介護者人口が増えるに伴って、ここ４、５年で目立つようになりました。
尾之内さんがこれまで交流会などで接した方では４０～５０代が多い印象だったそうです。
「シングル介護」についての問題はいくつかあるそうです。
・兄弟はいても、結婚で実家を出ているために、ひとりで支えなければならないケース。
・介護者が仕事をしていると、介護を受ける親御さんが家でひとりになってしまうため、不安で職場に電話を入れてきてしまい、認知症が進行していくと電話が頻繁となり、職場の理解が得られずに、結果的に仕事を辞めざるを得ないケース。
・介護をする方が、特に対人が苦手な場合、介護にあたるケースは経済的な問題が発生。それまで親の年金頼って家事も代わってもらっていると、真っ先に経済的な事情が発生します。
「シングル介護」でなくとも、ご家族に認知症の方がいらっしゃり、介護に悩まれている方は、一度交流会に参加してみてはいかがでしょう？
7/7（日）午後１時半から４時まで、名古屋駅前の愛知県産業労働センター「ウィンクあいち」で交流会を開催。参加費は５百円。どなたでも参加可能で予約も不要です。
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