丹野みどりのよりどりっ!

今日の「さきどりっ!」でご紹介した映画。

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今日の『みどりのさきどりっ!』では、8日土曜日から公開の映画『ガレキとラジオ』をご紹介しました。

2011年3月11日の東日本大震災から2か月経った5月17日、
宮城県南三陸町に開局した災害ラジオ局「FMみなさん」の物語です。

南三陸という町の名前から「みなさん」とネーミングされたんですが、
スタッフは、まさに街の「みなさん」、男女9人で運営されています。
元サラリーマンの工藤さんをリーダーに、元ダンプ運転手でシングルファーザーの和泉さんをはじめ、ほとんどのスタッフがラジオの仕事を経験していません。
おまけに時給850円、月収わずか12万円という厳しい労働環境。
しかも放送ブースは、避難所となっていた町の体育館の廊下…

それでもとにかく「ラジオを通じて一人でも多くの人を笑顔にしたい」という思いで、オンエアに取り組んでいました。
町の予算がひっ迫し、これ以上続けられないという理由で、翌年の3月31日まで、10か月しか存続できなかった「FMみなさん」ですが、スタッフの前向きな明るさをご覧頂ければと思います。


<さきどり情報>
映画『ガレキとラジオ』
監督:梅村太郎・塚原一成(かずなり)/ナレーション:役所広司

今週土曜日6/8から21日金曜日まで、名古屋市今池の名古屋シネマテークで上映。
上映時間は14日金曜日までは、午前10時45分から。
15日土曜日から21日金曜日までは、午後3時45分からの上映です。


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