丹野みどりのよりどりっ!

片づけの“リバウンド”を防ぐ達人 整理収納アドバイザーって?

『丹野みどりの よりどりっ!』の木曜日恒例企画「コレって知ってる?」。
平成生まれのCBCの若手アナウンサーが、昭和生まれのパーソナリティ・丹野みどりに「これって知ってる?」という、今どきの話題をお届けします。

6/14は、2010年入社の柳沢彩美アナウンサーが「整理収納アドバイザー」を取り上げました。

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限りなく平成に近い…

ここに登場する若手アナはいつも「平成〇〇年生まれの~」と自己紹介しているのですが、なぜか柳沢アナは入社年でごまかしました。
丹野に詰め寄られる柳沢アナ、あっさり白状します。

「えー、私は平成生まれではございません(笑)。昭和62年生まれ。まあ、最後の方なんですが…」

“平成寄りの昭和生まれ”をアピールして、ささやかな抵抗をしたものの、丹野にとっては同じ昭和生まれ。俄然、親近感が沸くというものです。

しかし、これでは「平成生まれの若手アナウンサーが、昭和生まれの丹野に話題のものを紹介し、世代間ギャップを楽しむ」という、企画コンセプトが崩れてしまいます。

そこで柳沢アナが説得します。

「皆さん、そんなにガッカリしないでください。私の周りの30代・同世代の友人は、子育てとか、家族が増えたりして生活がガラッと変わり、いろいろ悩みも増えます。その、今の“ママ世代”がちょっとビビっとくる話題を教えます!

強引ではありますが、今回の年齢差は誤差の範囲内として、このまま進めていきましょう。

恐怖のリバウンド

整理収納アドバイザー。有名なところでは、『人生がときめく片づけの魔法』著者の近藤麻理恵さん(通称こんまり)。お笑いタレント小島弘章さん(収納王子コジマジック)などがこの資格を持っています。
これは、NPO「ハウスキーピング協会」が認定する資格です。

業者にお金を払って、時間内に部屋を片づけてもらう、いわゆる「家事代行サービス・片づけ代行サービス」とはどう違うのでしょうか?

柳沢アナ「微妙に違うんです。家事代行サービスは、汚くなった部屋を、家族以外の外部から来る業者さんに、片づけを100%任せる方法。これはこれで便利なんですけど、その後暮らしていくと、いつの間にかまた汚くなってしまう」

一度キレイにしても、すぐに元通り。これは経験のある人も多いのではないでしょうか。
業界ではこれを“片づけのリバウンド”と呼んでいるそうです。
ダイエットに成功しても、戻ってしまうのです。

対して「整理収納アドバイザー」は、依頼者も一緒に整理をするのが大前提となっています。

片づけの家庭教師

柳沢アナが整理収納アドバイザーというものを認識したのは、友人Aの家に行ったことが始まりでした。

他の友人数人でAの家に遊びに行ったら、すごく部屋がキレイで、モデルルームみたいになっていたといいます。
しかし学生時代からの友人なので、「Aはこんなに整理収納が上手いはずがない」と不思議に思った柳沢アナ。「これ全部1人でやったの?」と聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

「いやあ、実はさあ、整理収納アドバイザーって人に頼んでやってもらったの。で、『ここをキレイにしてほしい』という私の要望なんかをヒアリングして、私好みの整理収納の形をプロが作ってくれるの」

オーダーメイドで、しかも個別にアドバイスしてくれて客も片づけ方を学べるという、言わば「片づけの家庭教師」のようなものなんだとか。
自分が使いやすい形に整えてくれるので、リバウンドの心配も無くなる訳ですね。

もちろん無料ではなく、時給にして3000円くらいから。大体1日3時間くらい作業をするので、1回につき1万円程はかかるものだそう。これは一例で、依頼した先によって違ってくるようですが。

そして友人Aの話では、「整理収納アドバイザーにも、気が合う・合わないはある」ということだそうです。
なので、ホームページやブログなどで様々な業者がPRしているのをチェックし、好みが合いそうな人を探すのが良いでしょう。
「部屋の一角」「玄関の靴箱」など小さな所から頼める場合もあるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
(岡戸孝宏)
丹野みどりのよりどりっ!
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2018年06月14日17時13分~抜粋

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