丹野みどりのよりどりっ!

松任谷由実デビュー45周年記念ベストアルバム発売にちなんで。

4月11日、松任谷由実さんがデビュー45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』をリリースしました。
2012年にリリースされミリオンセラーとなった『日本の恋と、ユーミンと。』に続く、ベストアルバム2部作の完結編となります。

15日放送の『丹野みどりのよりどりっ!』では、このアルバム発売にちなみ松任谷由実特集として、ユーミン、そして楽曲にまつわる投稿とリクエスト曲を紹介しました。

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お姉さん的存在のユーミン

「私、学生時代はとんがっていてユーミンをほとんど聞きませんでした。大人になってユーミンを聞いたら、『あぁもったいない、もっと早く聞いていたら』と後悔しました。若かった私のほどよい年上のお姉さん的存在のユーミン。
昔、遠い街に住んでいた大好きな人に会いに行っていた頃、新幹線の中で『中央フリーウェイ』をよく聞いていました」(Aさん)
 
丹野は「本当にいろんな曲のシーンが浮かんできて、これ私のこと?ユーミン、私のこと見てたんじゃない?、という歌詞が現れるわけです」と、リスナーの思いに共感します。

ホントは怖い、真珠のピアス

特集を始める直前、丹野は「私も数々ユーミンの曲に勉強させられましたけども、『真珠のピアス』で、ピアスというのは落ちるものではない、落とすものだと学んだんですね」と発言。それを受けてメッセージが届きました。
 
「丹野さん、勘弁してください。パールのピアスは落とすもんではありません。シャレにならんです」(Bさん・男性)
 
これに「だってユーミンに習ったもの!」と丹野は返します。そして、こう付け足しました。

「たいていそれを指摘された男性は、目を合わせずに『あれ、しらなー』って言います」
 
この時ばかりは語気が強く、断定的な丹野。たぶんそんな経験もあったのでしょう。
しかし丹野は落とす方でなくて、落としたのを発見する方のようです。

あの日にかえりたい

リクエストは続きます。
 
「『あの日にかえりたい』です。40年ほど前、レコード店で流れていて心を奪われました」(Cさん)
 
この曲のリクエストは多かったようです。

「当時中学生だった私、ヒットしていましたこの曲が。レコードが欲しくて、部活の時間やクラスでもそんな話題になっていたんです。
ある日、自宅に郵便が届きました。私に憧れていてくれた後輩の男子が送ってくれたのです。驚いた私。
むしろそれからの方が彼に話しかけにくくなってしまいました。とても素敵な思い出です」(Dさん)
 
丹野はメッセージを受けて 「いや~、ほんとに懐かしいんです。思い出に耽ってしまって、それこそ『あの日に帰りたい』というちょっとおセンチな気持ちになってしまうけど、それでいいんだよというメッセージをユーミンからいただきました。
ユーミンが今回のアルバムについていろいろなメッセージを寄せていますが、その中にこんな文章があるので引用します」。
 
歌を聴きながら、昔を懐かしく想うこともあるでしょう。
でも思い出は、未来に目を瞑るためのものではないのですよ。
明日を生きるために、あるのです。
明日へ一歩踏み出すために、思い出から力をもらうのです。
 
「思う存分、明日へのパワーを得るために思い出に耽りましょう」と、丹野はふたたびユーミンの世界にひたります。
 
松任谷由実さんの全国14会場・29公演で開催されるアリーナツアー、今年9月からスタートします。このエリアでは12月26、27日に名古屋市南区の日本ガイシホールで行われます。みなさんも直接ユーミンの世界に浸りましょう。

みんなのユーミン

「好きな曲がありすぎて、選ぶのが難しいですが、この曲を聞くと異国へ行ってみたくなります。『Holiday in Acapulco』」(Eさん)
 
「ユーミンの曲といえば『雨のステーション』です。この曲を聞くとなぜか落ち着きます」(Fさん)
 
「大好きな曲がたくさんあるんですが、特にこの曲『中央フリーウェイ』」(Gさん)
 
丹野「ユーミンの曲は情景が浮かんでいろんなシーンにふと連れて行ってくれますね。それは異国の地であったり、心の中であったり。未来や過去に連れて行ってくれます」

「アニバーサリー」を聞いていた頃

丹野は「アニバーサリー」という曲のリクエストを受けてこう続けます。

「私も大好きな曲です。歌詞も有名ですし、結婚ソングとしても愛されています。この曲を初めて聞いたのは高校生の時。歌詞カードを食い入るように何度も何度も読んで、こんな歌詞のように思える人と結婚をして共白髪まで一緒に歩んでいきたいもんだな、そんな人と出会えるんだろうか、と思っていました。
あの頃の私に言ってあげたい。『あなたは、この後こうなって、ああなって、こうなるよ』」
 
「こうなって、ああなって」は丹野の胸の中にだけあるいろいろですが、「こうなるよ」は今の状態で、それは幸せそうで何よりでした。
(みず)
丹野みどりのよりどりっ!
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2018年04月13日16時57分~抜粋

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