今は休んだらいいよ。歌ったらいいよ。どちらも仲間や家族の言葉でした。
10代から国を超えて活躍してきたマリテスさんの歌への思い。
フィリピン出身のマリテスさん。8年ぶりのニューアルバムは、力の抜けた美しい語り口の「My Favorite Songs 2019」体調を崩し、歌から遠ざかっていたこともあったからこそ、今でなければ収録できなかった自然な優しい歌い方を披露している。フィリピンは子供のころから歌のコンテストが盛んで、教会のゴスペルで自然に喉が鍛えられる。今回は、歌うことをすすめてくれた父の好きだったという懐かしのスタンダードまで全6曲。歌えないこともあったけど、歌しかないという思いも。改めて、今歌えてよかったとマリテスさん。 ジャズクラブの1ステージを楽しむような気持ちで聴いてほしいとのこと。歌のすばらしさを届けたいと、できるだけ邪魔しないように弾いたというパーカッションプレーヤーのハリー加藤さん。生演奏は、8月中は静岡で。9月1４日 御器所 cotan(コタン） 15日 豊田 シティカフェなどで楽しめる。
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