ツレよる

ラジオ局2年目の若手社員が、先輩たちとの収録で得たもの

「あなたと夜のツレになりたい。」をキャッチコピーに、CBCラジオに出演している若手パーソナリティが新たにチャレンジする30分のトーク番組。「ツレよる」。

水曜日は「山本衿奈のキカセテ」と題し、CBCラジオの社内で働く人たちを迎え、ラジオの裏方の話を“キカセテ”もらう30分。ラジオ業界で働きたい人にも役立つ番組です。

最終回、3月23日放送の模様をお届けします。

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打ち合わせが重要!

普段はレポートドライバーとしてさまざまなところから中継をしている山本が、ラジオ業界で働く裏方のみなさんをお招きし、裏方のお仕事のお話を"キカセテ"もらうこの番組。

どんな人たちがどんなふうに働いていて、その仕事がラジオの放送にどのように繋がっているのかをインタビュー形式で聞いていきます。

今回出演するのは、制作部のT氏。

山本「Tさんはいま一番若いディレクターなんですよね」

T「そうなんです。今入社2年目です。そしてわたしがこの番組のディレクターをしています」

この半年間、T氏と一緒に歩んできた山本。今回は番組の裏話も披露されます。

T「まずゲスト出演してくださる方に事前にアンケートを答えてもらいます。その中でどれをメインに聞いていくかを打ち合わせで決めていくんです」

山本「わたしも事前の打ち合わせでしっかりと話を聞いていきました。長い方だと3時間くらいかかりましたね」

打ち合わせを経て、やっと録音を開始します。

T「この時わたしは音響を担当しています。その後にBGMをつけたり、曲やジングルを入れたりといった仕事があります」

山本「オンエア中は後ろで音楽が流れていますが、実は収録中は無音なんですよ」

大事な番宣

続いて30分に収まるように編集を行い、出来上がった番組を今度はプロデューサーに確認をとります。

内容やタイミングについて修正する作業を行い、それが終わってようやく番組の放送が行われるように登録が出来るんだそう。

山本「今のが一連の流れということですが、この番組の番宣も一緒に作りましたよね。正直にいうとディレクターのアイデアばかりでしたが(笑)」

番宣を聞いて番組を聴き始めてくれたというメッセージも届いておりました。

基本的に20秒に収めなくてはいけない番宣。
入れなくてはいけない情報を確実に入れるともに、キャッチーさも必要となってきます。
 

後輩だからこそ

入社2年目のT氏。

出演したのはほとんどが先輩にあたり、あまりコミュニケーションが取れていない人もいたとのことですが…。

T「こういうご時世で会社の飲み会がなくなったり、ふれあいが減っていますよね。
先輩方はどういった気持ちでこの仕事をしているのか、達成感を得るためにはどうしたらいいのかなど、正直わからないまま仕事をしていたんです。

ですが、この番組をきっかけに裏方の先輩と初めて話して、どういった思いでラジオに携わっているのか、ラジオ業界の未来がこうなったらいいな、などと言った話を聞くことが出来ました」

先輩方の話を直接聞き、それが自分の「やる気や勇気」に繋がったというT氏。
若い力で番組を作り上げ、たくさんの想いに触れたことで刺激を受け、さらにラジオへの気持ちが深まったと話してくれました。
(海野優)
 

3/23 セットリスト

M1「街」SOPHIA
M2「ユースレス マシン」ハンブレッダーズ
 
ツレよる
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2022年03月23日21時00分~抜粋

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