ツレよる

ラジオ局の野球中継、どうやって成り立っているの?

「あなたと夜のツレになりたい。」をキャッチコピーに、CBCラジオに出演している若手パーソナリティが新たにチャレンジする30分のトーク番組。「ツレよる」。

水曜日は「山本衿奈のキカセテ」と題し、CBCラジオの社内で働く人たちを迎え、ラジオの裏方の話を“キカセテ”もらう30分。ラジオ業界で働きたい人にも役立つ番組です。

3月2日放送の模様をお届けします。

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プロ野球中継の裏側

普段はレポートドライバーとしてさまざまなところから中継をしている山本が、ラジオ業界で働く裏方のみなさんをお招きし、裏方の仕事のお話を"キカセテ"もらうこの番組。

どんな人たちがどのように働いていて、その仕事がラジオの放送にどのように繋がっているのかをインタビュー形式で聞いていきます。

今回登場したのは制作部のF氏。

F「わたしはプロ野球中継や夕方の『ドラ魂キング』など、主にスポーツ関係の番組のプロデューサーとディレクターを兼任しています」

CBCラジオ『ドラゴンズナイター』の内容の充実に向けた業務や、放送カードの設定、系列局との調整、コメンタリーのシフト調整、スタッフの確保などさまざまな業務を担っているというF氏。

山本「今日は『ドラゴンズナイター』の裏側が聴けるとのことで、めちゃくちゃ楽しみです!野球中継の内容の充実とは具体的にどういうことなのでしょうか?」

「ピッチャーが投げ、バッターが打ちました」と言うだけでも伝わってしまいますが、そこに「○○が投げ、○○が打ちました」と加えるだけで、さらに内容が伝わると話すF氏。

F「リアルタイムでの実況はすごく大切なことで、野球においては実況がプレーに遅れないというのは重要なことです」
 

さまざまな調整も

山本が気になったのは「カードの設定」。
CBCラジオでは主にドラゴンズ戦を中継しているのですが…

F「年に数回は試合がない日もあるんです。そういう時は他局さんにご連絡し、中継をさせてくれないかと相談させていただいています。その段取りのことですね」

F氏が案を出し、編成部の許可をもらうことで実現する他球団の中継です。

山本「"コメンタリーのシフト調整"というのも気になったのですが、解説者の方のことですよね?」

F「そうですね。CBCの場合はテレビもラジオもありますから、それぞれの仕事に障害が出ないように割り振らないといけません。
テレビとラジオに同時に出ることは出来ませんよね。代わりの方の調整も行っているんです」

ひとくちに野球中継担当といっても、さまざまな仕事があるとわかり山本も驚いた様子。
中継は裏方の細かい仕事で成り立っているということがわかる、F氏へのインタビューでした。
(海野優)
 

3/2 セットリスト

M1「Shiny tale」Mix Speake's,Inc
M2「マコトシヤカ」LiSA
 
ツレよる
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2022年03月02日21時00分~抜粋

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