ツレよる

歌詞はセリフ調に!CBC山内彩加アナが考える難曲の歌い方

「あなたと夜のツレになりたい。」をキャッチコピーに、 CBCラジオに出演している若手パーソナリティが、新たにチャレンジする30分のトーク番組「ツレよる」。

火曜日は「#アヤスクリプション」と題し、CBCアナウンサーの新たなエンタメ界のホープ、山内彩加アナウンサーがアーティストの内面に迫る30分。

2月8日放送の模様をお届けします。

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コーナー大好評!

今や私たちの生活に欠かせないものとなっている「サブスクリプション」。
今夜の「ツレよる」のサブタイトル「#アヤスクリプション」は自身の名前「彩加」と「サブスクリプション」をかけたもの。

複数のサブスクリプションを利用しているという映画や音楽が大好きな山内が、本当に良いと思った作品をたくさん紹介していきます。

オープニングではリスナーから届いたメッセージを紹介しました。

「Official髭男dismの楽曲の素晴らしさが彩加さんのおかげでよりもっと深まりました。リズムとメロディーから入るタイプなので耳に残る音楽として気にはなっていましたが、彩加さんの解説のおかげでガチで好きになりました。
最近はどハマりすることがなかったので自分でもびっくりしています。次回はヨルシカさんをお願いしたいです!」(Aさん)

というわけで今週も大好評のコーナー「音楽が好きなら、ここを聴け!」をお届けします。
学生時代はミュージカルに打ち込み、プロから歌のレッスンを受けていた山内が、自身が選曲したとっておきの1曲を理論的に大解剖していきます。
 

共感できるかも

今回はヨルシカで2019年に発売されたアルバム楽曲の「だから僕は音楽を辞めた」を徹底的に分析していきます。

動画再生サイトでは1.2億回以上再生されている大ヒット楽曲。
男女2人組のロックバンドである「ヨルシカ」はこの数年で一気に有名となり、今も勢いを増しているアーティストです。

山内「この楽曲はタイトルの通り、主人公がピアノを辞めるというお話。叶えたいけれど、なかなか難しい夢を諦めたことはみなさんの中にもあるのではないでしょうか。目指したものがある人なら共感できるはずの歌詞になっていますよ」
 

ポイントは5つ

今日は5つのポイントに絞りサビまでを解説していきます。

①休符でしっかりと休む
②地声と裏声を切り替えて歌うこと
③ビブラートを効かせて歌うこと
④息で表現すること
⑤喧嘩したような感情で歌うこと

①では、休むポイントが多いAメロでリズムを感じることがポイント。ただ1拍でなく4拍休む部分も。
②「心の」→地声、「中」→裏声、「に」→裏声
③よくビブラートを使うアーティストであるヨルシカ。
②の「心の中に」だけでもビブラートを3回使い分けています。
 

歌詞をセリフ調に

④語尾で息を漏らすことによって優しい歌い方に。
ちょっとでも語尾を意識することで、全体的に優しく聴こえてきます。

⑤に関しては、山内が学生時代に培った練習方法を再現。
そのまま歌うのではなく、気持ちを込めてセリフのように歌詞をまず読んでみる。

山内「セリフとして読むことでここに力を入れるんだ、などを理解する訓練をしていくんです。ここはリズムにのせる、はたまたのせない、力強いのか、息を吐くのか、わかってくるんです」
セリフのような表現をすることで、サビ前最後の「もう思い出すな」に力を入れることがわかります。

前回と共通しているポイントもありつつも、新しい表現や歌い方もしっかりと解説した山内でした。
(海野優)
 

2/8 セットリスト

M1「群青」YOASOBI
M2「だから僕は音楽を辞めた」ヨルシカ
M3「チョコレートメランコリー」≠ME
 
ツレよる
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2022年02月08日21時00分~抜粋

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