ツレよる

あなたは守ってた?酒井松原が考える理不尽な校則について

「あなたと夜のツレになりたい。」をキャッチコピーに、CBCラジオに出演している若手パーソナリティが、新たにチャレンジする30分のトーク番組「ツレよる」。

木曜日は事故物件住みます芸人の松原タニシと、大須生まれ大須育ちのピン芸人酒井直斗の二人が、不定期で行っていたトークライブ「酒井松原」としてラジオに登場。

2月3日放送の模様をお届けします。

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理不尽な校則

オープニングでは初回より募集している「違和感」についてのメッセージを紹介します。

「わたしが感じている日常の違和感は学校の校則です。
高校に勤めているため、校則を逸脱する学生への注意は日常茶飯事ですが、正直時代に合わない校則が多く違和感を感じています。

多様性の時代、頭髪検査などは時代遅れな気がしますが、お2人の学校は校則は厳しかったですか?また、母校ならではの校則があったら教えてください」(Aさん)

酒井「校則って、生徒が何かをしたら増えていくイメージじゃないですか?その度に言っているのは『君たちが守っていればこんなに校則は増えないんだ』ってやつ。
校則って増えはするけど減らない気がしますね」

松原「今って校則は減っていってるんやないの?だってもっといろいろあったはずやで。
僕は正直どっちでも良いんだけど、『多様性の時代だから』とか『校則が多すぎるんじゃないか』とか『いまその考え方は古い』とか言っている人たちが気持ち悪くて違和感がありますね」
 

当時は気づかないものです…

「明らかにおかしい校則」などはネットで取り上げられ、広まることもあるこの時代です。

松原「僕の時代はもっと校則あって、でもその前よりは少なくなっていた。校則を破ろうとする同級生たちが多数派だったから、僕は校則を守ってましたね」

自らを「少数派に回りたいアイデンティティこじらせしょうもない思春期厨二病」と名付けた松原です。

松原「みんなが第一ボタン開けるなら僕は閉めてましたね。理不尽な拘束も含めて、世の中が理不尽だと思いましたね。これは大人になってからですが」

大人になり学生の頃は「理不尽」に縛られていたということに気付いたという松原。
こどもの頃は気付けない理不尽な校則も、当時はなかなか理解することは難しいものです。

松原「何でこれをしなくちゃいけないんだろう、何でみんなと同じことをしなくちゃいけないんだろうってわからないから。
今は多様性、多様性とか言って『理不尽な校則は辞めましょう』みたいな動きって、こどもたちら、何にもわからないまま校則が変わって自由になるだけなんですよね」

校則に意味があることに気づかないまま、簡単に自由を手に入れるこどもたちを心配する松原です。

酒井「校則ってだけでこんなに話が続いていくの、すごいんだけど…」
 

大人になって…

酒井「僕の中学生の同級生で、卒業アルバムに写りたくないと言っていた男子がいたんです。写真なんかには写りたくないって言って。

そいつは本当にアルバムには映らず卒業したんですが、久しぶりにそいつに会ったら自撮りの写真にはバンバン写ってきたんですよね(笑)」

松原「それはそれで良いと思いますけどね。今気づけたんでしょうね。みんなと一緒に写真に写っておけばよかった、自分がバカだったって気付けて反省できたのなら良いと思いますよ」

このメールの投稿者のリスナーの生徒たちに、このオープニングトークを聴かせたいと話す酒井ですが「結局は何でも自分で気づかないと意味がない」と松原は語るのでした。
(海野優)
 

2/3 セットリスト

M1「唯一人」爆弾ジョニー
 
ツレよる
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2022年02月03日21時00分~抜粋

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